赤石山脈は年間4ミリメートルほどの隆起が続いており、この隆起速度は世界でも有数である。よって、この成長が持続的に続くと仮定すると、現代から数百年後には間ノ岳が単独で日本第3位の標高となり、遠い将来には甲斐駒ヶ岳も3000メートルを超える標高になると予想されている。
狭義の赤石山脈の西側には、伊那山地が平行して南北に延びており、その間の谷(国道152号が通っている)は、中央構造線によって作られたものである。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
植生
出典検索?: "赤石山脈"
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、赤石山脈の植物に関連するカテゴリがあります。ウィキメディア・コモンズには、赤石山脈の森林に関連するカテゴリがあります。
前述のとおり飛?山脈と比べて浸食が進んでいないため、土壌がよく発達しており、森林や高山植物も全般的には飛騨山脈より豊富である。また飛騨山脈より南側(太平洋側)に位置しているため、冬季の降雪量は飛騨山脈より少ない。そのため、植生は全般に飛騨山脈よりも200 - 300メートル上方側にずれており、森林限界もその分だけ高めである。特に、大量の積雪に弱い亜高山帯針葉樹林の発達がよい。ただし、残雪に依存する湿性の高山植物はそれほど多くない。一般的には海抜1,700 - 1,800メートルあたりまでが落葉広葉樹林、海抜2,600 - 2,700メートルあたりまでが亜高山帯針葉樹林、それ以上が高山帯となっている。亜高山帯にはカラマツ、スギ、ヒノキ、アカマツの人工林があり、高山帯にはハイマツの群落やムカゴユキノシタ(英語版)、トヨグチウラボシ(スウェーデン語版)が見られる[7]。
北岳(草すべりと山頂南側の稜線)・仙丈ヶ岳・北荒川岳・三伏峠・中岳(荒川中岳)などに、非常に大規模な高山植物のお花畑があることが知られている。北岳の山頂直下では、その固有種のキタダケソウが自生する[7]。
また、動物としてライチョウ、イヌワシ、ニホンカモシカ、ヤマネ、ニホンツキノワグマなどが生息しており、高山帯にはタカネヨトウ(英語版)が生息している[7]。.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}仙丈ヶ岳登山道(北沢峠付近) ▲雨乞岳▲鋸岳▲甲斐駒ヶ岳▲鳳凰山▲北岳▲間ノ岳仙丈ヶ岳▲▲農鳥岳▲広河内岳▲白河内岳▲塩見岳▲荒川岳▲赤石岳▲聖岳▲上河内岳▲光岳▲大無間山▲笊ヶ岳大沢岳▲奥茶臼山▲▲小河内岳▲池口岳▲茶臼岳▲山伏三峰岳▲櫛形山▲●北沢峠●転付峠
標高約2000m地点の亜高山帯林塩見岳西側の本谷山(標高2658m)
山頂まで亜高山帯針葉樹林に覆われている北岳・草すべりのお花畑北岳固有種のキタダケソウ
赤石山脈に連なる主な山
赤石山脈の地形図
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北部(北沢峠・野呂川以北、甲斐駒山脈)
守屋山 1,651メートル - 赤石山脈に併走する伊那山地の最北端の山。
入笠山 1,955メートル
釜無山
白岩岳 2,287メートル
雨乞岳 2,037メートル
日向山 1,660メートル
大岩岳 2,319メートル
鞍掛山 2,037メートル
鋸岳 2,685メートル
甲斐駒ヶ岳 2,967メートル - 日本百名山
栗沢山 2,714メートル
アサヨ峰 2,799メートル
高嶺 2,779メートル
鳳凰三山 - 日本百名山(地蔵岳 2,764メートル・ 観音岳 2,840メートル・薬師岳 2,780メートル)
大崖頭山 2,186メートル
櫛形山 2,052メートル
富士見山 1,640メートル
東側稜線(大井川以東、白根山脈)
小太郎山 2,725メートル
北岳 3,193メートル - 最高峰・日本百名山
中白根山 3,055メートル
間ノ岳 3,189メートル - 日本百名山
西農鳥岳 3,051メートル
農鳥岳 3,025メートル
広河内岳 2,895メートル
大籠岳 2,767メートル
白河内岳 2,813メートル
黒河内岳 2,718メートル
白剥山 2,238メートル
笊ヶ岳 2,629メートル
布引山 2,584メートル
稲又山 2,406メートル
青薙山 2,406メートル
青笹山 2,209メートル
山伏 2,014メートル
笹山 1,763メートル
西側稜線(大井川以西、狭義の赤石山脈)
仙丈ヶ岳 3,033メートル - 日本百名山
伊那荒倉岳 2,517メートル
三峰岳 2,999メートル
安部荒倉岳 2,693メートル
新蛇抜山 2,667メートル
北荒川岳 2,698メートル
塩見岳 3,052メートル - 日本百名山
本谷山 2,658メートル
小河内岳 2,802メートル