卓球
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^ 各コートは、サイドに平行な直線でハーフコートに等分されており、各プレーヤーからみてライトハーフコート(右側)およびレフトハーフコート(左側)とそれぞれ呼ぶエンドライン・サイドラインおよびハーフコートの境界には白線が引かれている(なお、ハーフコート境界を示す白線部分は、ライトハーフコート面に含まれるとみなされる)。ハーフコートの区分や取り決めは、ダブルスにおいてのみ使用する。
^ 支柱はサポートとも呼ばれる。支柱の支持器具もネットアセンブリに含まれる。ネットの張り方としては「張られた状態のネットの中央に100 gの錘を乗せた際に、ネットの下がりが1 cm以内になるように張る」と定められている。また、ネットは、プレーイングサーフェスおよび左右二つの支柱に接触するように張られる。
^ ラケットは競技の性質に大きく影響する重要な用具であり、また、プレーヤーごとに多様多種なラケットが選ばれている。こちらも詳細は示した各節で述べる。
^ 卓球における得点の加点は、ほぼすべての場合において1点のみである。
^ 「相手の得点」は「自身の失点」と表現されることもある。他のスポーツでも多くの場合そうであるように、原則として卓球のスコアは減じられることはない。本記事における「失点」とは、対戦相手への得点の付与を意味する。
^ ただし、相手のリターンへの不当な妨害行為(オブストラクション)等があった場合は、妨害された者の得点(1点)となる。
^ かいつまんで言えば、ラリー(リターンの応酬)のなかで、「相手がリターンできない打球」で相手コートにリターンした者に一点が与えられる。サービスでの得点(サービスエース)もこれに準じる。
^ a b ポイントスコアが10-10となった場合は、次にどちらかが11点目を得てもゲームの決着とならない。10-10よりさらに競技を進めて、先に2点差となる得点を得たプレーヤーが、ゲームの勝者となる。類似の他競技のルール・用語にもある、いわゆる「デュース」である。
^ ただしここで、次のゲームに進めるに際して、プレーヤーは、エンドおよび最初のサーバーの交代(下記)を行う。
^ 7ゲームマッチのほか、5ゲームマッチ(3ゲーム先取で勝利)などもよく実施される。また、練習的な意味合いで、3ゲームマッチや1ゲームのみの試合も行われることがある。
^ ここでは、公認審判がレフェリングするような大規模な大会の例を述べる。中小規模の大会やいわゆる練習試合においてはこの限りではない。
^ 正確には、当該コイントスの勝者は「第一ゲーム開始時にサーバーであるかレシーバーであるか」もしくは「第一ゲームにおいて使用するコート(エンド)」のいずれか一方を自由に選択することができる。上記2つの選択事項のうちコイントスの勝者が選ばなかった事項は、同コイントスの敗者が選択できる。他にも、試合に使用するボールや服装等の取り決めが必要な場合は、これらも同じくコイントスによってその勝者が選択できる。
^ 用具やプレーヤー自身も含めた競技環境等のコンディション確認とウォーミングアップの為に行う。時間の関係により、「ラリー練習はラリー数にして○本」などと適宜変更されることがある。
^ ルール上のインプレーの状態
^ このとき、フリーハンドは規定の位置で手のひらを開いた状態でなければならない。この規定の位置とは、卓球台の自らのコートエンドより後方であり、かつ、プレーイングサーフェスより上の位置である。
^ このとき、フリーハンドは手を開いたままの状態を維持して、ボールにスピンをかけぬように、ほぼ垂直に投げ上げる必要がある。
^ はじめのボールの静止位置の条件と同じく、このときの打球する位置は、エンドラインより後ろであり、さらに、プレーイングサーフェスより上でなくてはならない。
^ レットとなったサービスは、サービスの実施回数(後述のサーバー交替の要件回数)に数えない。また、このときサーバーは、競技ルール上のいかなる不利益を負わずに、サービスのやり直しができる。参考までに。類似の球技であるテニスにおいては、サービスにおいてのフォルト(サービスの失敗の一種)は、一度目の試行に限っては失点とされない。また、テニスではフォルトを二度連続すると失点となるが、卓球ではレットとなるサービスを何度繰り返しても失点にはならない。
^ ここでは、フリーハンドや服装等も含まれる。
^ たとえば、サービスをする際にトスが低かった場合(16 cm未満のトス)など、サービスに審判が疑義を示した場合は、サーバーに「注意」が与えられる。このときは、サービスのやり直しをするが、再度同様の疑わしいサービスとなったときは「フォルト」とされ、レシーバーの得点になる。一方で、ルール上明らかな違反サービスは(このような注意がなされることなく)フォルトとされ、レシーバーの得点となる。
^ 通常、ネットアセンブリへの打球の接触によってプレー(ラリー)が無効・やり直しとなるのは、サービスの場合のみである。
^ すなわち、リターンしなくてはならないプレーヤーは、自身のコートに一度バウンドしたボールを打って相手コートに直接(あるいはネットアセンブリへの接触を経て)返球する必要がある。参考までに。卓球における打球は慣例的に、「N球目(Nは自然数)」という数え方をする。上述の通り、サービスは「1球目」であり、レシーブは「2球目」である。以降「3球目」、「4球目」…と続く。サーバーのプレーヤーは「奇数球目」のリターンを行い、レシーバーのプレーヤーは「偶数球目」の打球(リターン)を行うことになる。
^ これをもって、次のサービスまでの間、インプレーの状態は解除となる。
^ ただしこのとき、相手の返球がコート触れることなく自らのコートのエンドラインより後方に飛球した状態等のルールで定める場合であれば、地面に落球する前にボールを(ラケットや手やなどで)捕球しても、オブストラクション(失点)とはならない。すなわちこれは、相手の打球がコートにまったく触れもしない、相手のリターンのオーバーミスが明らかである場合である。
^ 上記のオブストラクションと形式的には同一の違反である。なお、ハーフボレーという打法(台上等で素早くリターンする打法)が存在するが、これは飛球の台でのバウンド後に行う正規の打法であり、このルールで扱う「ボレー」には該当しない。参考までに、類似の球技であるテニスにおいては、ボレーは(サービス以外の飛球に対しては)正規のリターンとして認められている。
^ 2度目のバウンドが競技場の地面で起こった場合も、同様に失点となる。
^ ここでいう「ラケット等」には、打球者の身体や服装も含まれる。ただし、一連の打球動作において、意図的なものでなければ、ダブルヒットは有効なリターンとして認められる。
^ すなわち、リターンに際しては必ずしもラケットやラバーに当たらずともよい。ただし一般に、このような返球を意図的に行うことは極めて難しいうえに、メリットも小さい。
^ この発声は、中国国内の試合においては、サーバー側の点数・対・レシーバー側の点数の順に中国語でなされる。(大会開催地の現地語での発声が実施されている例)
^ サービスは2本の実施を行うごとにサーバーが交替となり、かつ、(特殊な例外を除いて)サービスの実施ごとにどちらかの競技者に1点の得点が入るためである。
^ チェンジコートあるいはコートチェンジとも呼ぶ。
^ ただし、この場合のエンドの交替では、かならずしもサーバーは交替せず、サーバーの交替は該当ゲーム内でのサービスの実施回数(得点経過)にのみ従う。
^ たとえば、7ゲームマッチの場合は4ゲームである。
^ たとえば、7ゲームマッチのケースでは、ゲームスコアが3-1の状態での第5ゲームにおいて、ゲームの勝者が4つ目のゲームスコアを獲得した場合、ゲームスコアが4-1となって勝者が決し、この試合はこの第5ゲームをもって終了となる。(第6ゲーム、第7ゲームは実施しない)
^ 大会によっては、優勝や入賞の他、団級位・ランキング・栄典が認定されたり、別の大会への出場権を与えられたりする場合もある。
^ ただし、ラリー中(インプレー時)においては、タイムアウトを要請してのプレーの停止は、原則としてできない。
^ それ以降その試合では、双方ともにタイムアウトは使用できなくなる。
^ ボール破損していた場合。その後の対応としては、審判によるボール交換が行われる。新しいボールに対しては、練習打(ラリー)を行う。その後、あらためてゲームが再開される。
^ ただし、審判がレットを宣言していない「インプレーの状態」で、競技者は審判の許可なくラリーを中断できない。その場合は、許可なくラリーを中断した競技者の方の失点(相手の得点)になる。
^ 卓球において、得点は一度に1点であることがほとんどだが、これは一度に2点以上が得点される数少ない例である。
^ このとき、サーバー側のペアにおいて、最初にサービスをする者はどちらのプレーヤーを選択しても良い。ただし、レシーバー側のペアは、サーバー側の選択に応じて、サーバーの打球をリターンする者を上記のように正しく選ばなくてはならない。
^ シングルスの場合と同じく、ダブルスでも最終ゲームで一方のペアが5点を先取した場合は、エンドの交替をする。また、これもシングルスと同じく、このエンド交替によるサーバーの交替はない。最終ゲーム中も、サーバーの交替は、サービスの実施回数(得点経過)のみによって決まる。
^ レシーバー側からみて右側(ライト)のコートである。
^ ライトハーフコートとレフトハーフコートを分ける白線上をバウンドした場合は、ライトハーフコートでバウンドしたとみなされる。
^ 卓球のルールの大部分は、右利き・左利き双方のプレーヤーにとって対称(対等)に構築されているが、このダブルスのサービスの面規定(各エンドのプレーヤーの右半面であること)は競技者の利き手によらず固定であり、上記の「対称性」からは外れる。
^ 先述の通り、この打球順序を誤って打球した場合、その誤打球者のペアは失点(相手ペアの得点)となる。
^ 参考までに、奇数ゲームおよび「最終ゲームの5点先取時まで」は、打球順(誰が誰の打球をリターンすべきか)は一貫して同一である。偶数ゲームおよび「最終ゲームの5点先取後」では、打球順は(奇数ゲームのものとは)逆順で一貫して同一となる。
^ 同様に、レシーバー側はサーバー側の選択によって、レシーバーとなるプレーヤーを正しく選ばなくてはならない。
^ たとえばこの場合、3人のチームメンバーから、延べ6人のプレーヤー(シングルス4名とダブルス2名)を出さなくてはならない。このため、同じ選手が、シングルスとダブルスの両方に出ることになる。
^ たとえば日本国内の団体戦では、日本卓球リーグを始めとして4人の選手で1チームを構成し、4試合のシングルと1試合のダブルス(4単1複)を行う方式が多い。
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