卓球
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^ この規定の指す「厚み」については、グリップ部は「厚み」に含めない。
^ ブレードの大きさについては、面積が大きくなるほど打球できる領域が増えて有利になるが、一方で、重たさや空気の抵抗が増すといった不利がある。
^ ブレード厚が厚いと板の剛性が高くなり、弾みやすく、球離れも速くなりやすい。
^ たとえば、弾みやすさの指標として、OFF、ALL、DEF(および+や-の符号)といった記号が用いられて。類似の表記として、ファースト、ミッドファースト、ミッド、ミッドスロー、スローいった表記もある。上記の場合、最も硬いものは「OFF+」ないし「ファースト」、最も柔らかいものは「DEF」ないし「スロー」である。
^ 単板ブレードの仕様は、ラバーを両面に貼るシェークハンドでは、ラケットの総重量が大きくなってしまうために、あまり用いられない。
^ このような背景から、高品質の檜単板を求めるプレーヤーのなかには、特注の単板ラケットを購入する者もみられる。
^ また、合板は特殊素材(後述)との併用が可能であることも特徴である。
^ 上述の通り、中芯材はブレードの基盤となる木材で、ブレード中に占める割合が高いため、軽量材が主に使用されている。
^ 添材と上板(後述)は、反発力と剛性のバランスをとるために用いられている。
^ 上板については、ラバーの交換時に木材が割れて剥がれるのを防ぐため、柔らかすぎる木材は用いられない。
^ 近年では、黒檀紫檀・ウエンジ材・ブラッドウッド・ホワイトアッシュなどのハードウッドも上板に用いられている。
^ 特に桐は、箪笥などに使用されてきたほどの木材なので、湿気を吸うことで、打球感や弾性が変化してしまいやすい特性もあった。
^ ただし、湿気への対策は依然課題点である。
^ たとえば、カーボンファイバーとアリレートを合わせた「アリレートカーボン」や、ザイロンとカーボンを合わせた「ZLC」、ケブラーとカーボンが使われた「ケブラーカーボン」などがある。
^ 他にも、テキサリウム、シルバーカーボン、バサルトファイバー、テキストリーム… など多種多様の特殊素材がある。
^ 一例として、5枚合板の構成内における特殊素材の配置パターンについて述べる。上板と添芯の間に配置するもの(アウター型特殊素材合板ブレード)や、さらに内側の中芯と添芯の間に配置するもの(インナー型特殊素材合板ブレード)等のバリエーションがある。アウター型は反発特性が特に高くなり、インナー型は木材に近い特性になるとされる。
^ 一部の粒高ラバーもゴムシートのみからなる。
^ 各ラバーの説明で後述するように、競技において、この数値が大きければ大きいほど良いということではない。
^ ただし、ラバー上で滑ることを意図したラバー(粒高ラバーなどの回転の影響を受けにくいもの)やそれらを活かした打法があり、必ずしも滑らないバウンドの仕方が良いということではない。
^ 日本硬度、中国球式硬度等
^ 中国針式硬度、あるいは、メーカー独自の硬度基準(ドイツ硬度、タマス(バタフライ)硬度)等がある。
^ このように、ラバー硬度の数値は製造国ごとに異なるため、ラバーを選ぶ際には硬度換算する必要がある。たとえば、日本硬度で40度の硬さのラバーと同じ硬さのラバーを選ぶ場合は、バタフライ硬度で-5度前後、ドイツ硬度で+5度前後、中国針式硬度で-10度前後の硬度数値を目安にしてラバーを選ぶことになる。ラバーを選ぶ際に基準とされるラバー硬度値は、日本硬度で40度、ドイツ硬度で47.5度が目安とされる。中国では、針式硬度と球式硬度の二種類の硬度基準があるため、ラバー選定時に混乱をきたさないように、メーカーによっては軟、中、硬等の表記がなされている。
^ 一方で、ボールの食い込みにくさから、スイングで狙う方向への打球のコントロールが難しい。
^ 一方で、ボールの食い込みに由来するエネルギーの損失が大きく、強打時等の球威は低くなる傾向にあるとされる。
^ この厚みには、ラバーのゴムとスポンジの各層をつなぐ接着層の厚さも含む。
^ ITTAによって、このリストは毎年4月と10月に更新されている。
^ この認証を明示するため、2008年以降発売の新製品ラバーには、国際卓球連盟の公認の表示 (「ITTFA」の文字)と、メーカー番号、登録番号(「メーカー番号-登録番号」の形式)が、縁で囲まれた形で表示されているものが多い。
^ それ以前の日本国内での公式大会では、目視可能な位置にメーカー名、ITTFAマーク、JTTAAマークの表示があるものの使用が義務付けられていた。
^ たとえば、同じゴムシートの製品ラインナップでも、異なる特性のスポンジを組み合わせた製品がある。逆に、同じ種類のスポンジ層に異なるシートを組み合わせたラインナップが用意されることもある。
^ トップシートとの呼び方もある。
^ このとき顔料の赤・緑・青の比率を変えることでシートの色が決まる。顔料を赤のみ使用した場合は赤いシートとなり、全ての色の顔料を使用した場合は黒いシートとなる。
^ 天然ゴムの比率が高いほど、ボールにかけられる回転量が大きく、ラバーの寿命が長く、シートの透明度が低くなる。逆に、合成ゴムの比率が高いほど、ボールの弾みが大きくなり、ラバーの寿命が短くなり、シートの透明度が高くなる。
^ 六方格子の最近接した粒の並ぶ方向が、ラケットの横幅方向(グリップに対して垂直な方向)と平行なものが「横目の粒」の配列である。同じく、粒がラケットの縦の長さ方向(グリップに対して平行な方向)と平行なものが「縦目の粒」の配列である。それぞれ、ラバー性能の差異につながる。
^ ただし上述の通り、スポンジ層はラバーにとって、必須の構造ではない(ツブラバー等)。また、スポンジ層はゴムシートと比べて重量は軽い。
^ スポンジ層が厚いほど、ボールとの接触時間が長くなり、ゴムシートを介しての強い回転が掛けられる。逆に、薄いスポンジ層の場合は、強打や強打へのリターン等に際して、ボールとの接触時間が短くなり、回転量も小さくなる。
^ 用具メーカーごとにスポンジの厚さの表記は異なる。たとえば、2.2 mmのものが「MAX」、2.3 mmのものが「ULTRA MAX」ないし「MAX+」、MAX未満のものはスポンジ厚の数値で表記されるなどしている。日本では、これに準じて「特厚」、「厚」、「中」、「薄」、「極薄」等の表記がされている。
^ 裏ソフトラバーは厚いスポンジ層のラインナップが多い。表ソフトラバーは、プレースタイルの多様さから、スポンジの厚さのバリエーションが豊富である。粒高ラバーについては、薄めのスポンジかスポンジ無し製品が多い。
^ 強い回転を掛けたり、強打をしたり、また、これらのボールを受けたりする為、ラバーにはボールによる変形が繰り返し与えられる。これらの動的変形によって、ラバーは大きな摩擦・摩耗を反復的に受ける。
^ ラバークリーナーの製品としては、界面活性剤を含む状・状の洗浄液を出すスプレー缶や、それらでラバーを拭き取り(掃き取り)して清掃する為の専用のスポンジ等がある。洗浄後は、専用のスポンジで洗浄液をよく除き、ラバーをよく乾かす必要がある。
^ この普及には、ルール改正によるグルーの使用禁止が影響したとされる。
^ メーカーによっては、ハイテンション型、エネルギー内蔵型などの様々な呼び名がある。
^ 近年、ラバーのさらなる高性能化と耐久性の向上が図られているも、価格は高騰化の傾向にある。
^ ただし、強打時にはエネルギーをロスしやすい。また、使用者の回転を掛ける技術が乏しいと、打球時に棒球となりやすい。
^ シェークのバック面や中国式ペンの裏面に貼るのに適しているとされる。
^ たとえば、シート表面の粘着性能の保持のため、市販の一部のラバークリーナーが使えないというデメリットがある。各メーカーからは、粘着系ラバー保管用の粘着シートが発売されており、これを使用してラバーを保管することで、シートの粘着力を強化あるいは維持することが可能である。
^ スポンジとゴムシートの接合部の構造上、スポンジに食い込みにくいため、裏ソフトよりも柔らかいスポンジが採用されている。
^ その一方で、自発的に掛けられる回転量は、裏ソフトラバーに比べると小さい。
^ それぞれに適するよう、粒配列は縦目と横目のパターンがラインナップされている。
^ 日本語では「イボ高」とも呼ばれるが、イボという語感を避け、粒高ラバーと称されることが多い。
^ 表ソフトラバーと比べて、粒の形状がさらに高く、ゴムシートは水平面部分が薄い。また、スポンジ有りの粒高ラバーであっても、スポンジは非常に薄い。なお、表ソフトラバーの粒は、粒高ラバーのように激しくしなったり、倒れたりせず、ボールの反発も大きい。
^ 一方で、粒が倒れた(しなった)状態においては、打法によっては表ソフトラバー以上の強い動摩擦係数も示す。
^ 打球の際に粒がボールを弾くため、自発的な回転はかけにくい反面、相手が打ち込んできた打球の回転を維持・残存させることができる。
^ 一般的に、カットの回転量と変化量を求めるカット型では粒が高くて細いものが好まれる。ブロックでの変化量とスピン反転能力を求めるペン粒などの守備型では、粒が低くて細いものが好まれる。ミドルが弱く粒高にも攻撃力が求められるシェーク前陣攻守型では、それらの中間くらいの性能のものが選ばれる傾向にある。
^ なお、2008年以降に発売されたラバーはITTF登録番号が表記されているものが多く、これらのITTF登録番号の表記は、使用している粒高ラバーが「アンチ粒高ラバーではない」という証明としても使用できる。
^ 広義の「ツブラバー」や「一枚ラバー」は、「粒高ラバーのうちのスポンジ層のないもの」も含む。
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