半硬式飛行船
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「SR.1」(イギリス) - Mタイプの飛行船をイタリアがイギリス向けに建造。1918年。容積12,500 m6sup3;、長さ83 m、直径17 mで、乗員は9人である。内部の構造は三角形を組み合わせた鋼鉄製であった。

「O-1」(アメリカ) - イタリアのSCDAが唯一つ、アメリカ海軍向けに建造した半硬式飛行船。

「RS-1」(アメリカ) - アメリカで建造された唯一の軍用半硬式飛行船(アメリカ陸軍が使用)。グッドイヤー社製。初飛行は1926年

「ラーブ=カッツェンシュタイン27(Raab-Katzenstein 27)」 - 1929年5月4日に初飛行。

第八飛行船」 - 日本海軍の飛行船。第六航空船(N3)の代船として建造。1929年7月23日初飛行。[6]

1938年以降

2009年現在、飛行している有人半硬式飛行船はツェッペリンNTのみである。ツェペリン NTはわずかに過圧された一つのガス嚢と、一定の大きさに維持された空気房を持ち、トラス構造を内蔵している。

それ以外では以下のものがある。

CL160「カーゴリフター(Cargolifter)」 - 既に解散したドイツのカーゴリフター社(Cargolifter AG、1996年-2003年)が計画したもの。実現しなかった。[7]

「カーゴリフター・ジョーイ(Cargolifter Joey)」 - カーゴリフター社による小型の試作半硬式飛行船[7]


関連項目

硬式飛行船

軟式飛行船

ツェッペリン

脚注^ (空気より重い)飛行機では、別の専門用語があるが、飛行船では過渡期であったため、水上船舶の用語を流用している。
^「Flight」誌グローバル・アーカイブ(1909年7月4日): 『飛行船はすべて軟式または半硬式であらねばならない。なぜならばヨーロッパにおける経験により、軍用としての硬式飛行船は(ツェッペリンの例において端的に見られるように)、陸軍省の要求する「輸送のために小さく折りたたんで梱包する」ことが不可能であることが明らかになっているからである。』
^ pilotundluftschiff.de. ⇒Halbstarre Luftschiffe vom Typ Gros Basenach last accessed 2009-02-11
^ 日本飛行船物語 p.310
^「モワソンの草原から離昇するLebaudy 飛行船ル・ジョーヌ」(1904年12月31日)[リンク切れ]
^ 日本飛行船物語 p.318
^ a bCargoLifter CL160 P1 Super Heavy-Lift Cargo Airship, Germany - Aerospace Technology

参考文献

秋本実『日本飛行船物語』(光人社NF文庫)2007年


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