千葉JPFドーム
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千葉JPFドーム
Chiba JPF Dome
TIPSTAR DOME CHIBA

外観(メインエントランス側)
外観(サブエントランス側)

基本情報
所在地 日本
千葉県千葉市中央区弁天四丁目1-1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度37分18.3秒 東経140度6分56.2秒 / 北緯35.621750度 東経140.115611度 / 35.621750; 140.115611座標: 北緯35度37分18.3秒 東経140度6分56.2秒 / 北緯35.621750度 東経140.115611度 / 35.621750; 140.115611
開設2021年令和3年)10月2日
所有者株式会社JPF
民間委託株式会社JPF
施行者千葉市
走路250m
開催期間年間100日程度
重勝式投票なし
公式サイトPIST6
配信サイトYoutube TIPSTAR公式
ナイター競走
愛称ナイトレース
開催期間通年
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千葉JPFドーム(ちばジェイピーエフドーム)は千葉県千葉市中央区にある屋内型競輪場である。施設所有は公営競技写真判定機材会社のJPFMIXIが施設命名権を取得し「TIPSTAR DOME CHIBA」の名称を用いている[注 1]

主に千葉市主催の競輪事業「250競走(愛称=PIST6[注 2])に使用されるほか、自転車競技大会や各種イベントにも使用される施設である[3]
概要

国際規格に準拠した1周250メートルの木製バンクを有する日本初の競輪場である[注 3][4]。屋内型競輪場としては前橋競輪場小倉競輪場に次ぐ3例目となる。スポーツ性を高め「競輪」と「自転車競技」の融合を目指す施設として計画され、2021年10月のオープンと同時に「PIST6 Championship」の名称で競輪新種目の「250(にーごーまる)競走」が行われている[4]

場内に投票・払戻窓口はなく、他競輪場分も含めて車券発売・払戻業務は一切行わない。当場開催の「PIST6」はインターネット投票のみである。入場料や場内売店での支払いもすべてキャッシュレス決済で行われ現金を使用することはできない[5]

PIST6開催時の入場料は「レギュラーシート」2,000円(1949席)・ホームストレッチ側最前列の「プレミアムシート」5,000円(58席)・4?6人用の「BOXシート」8,000?12,000円(3区画)で、デイ・ナイト入れ替え制のため都度の入場券取得が必要である。19歳以下は割引料金となり2歳以下は入場無料となる(ただし膝上での観戦)。他にVIPルームが3室(40,000?60,000円)設けられているが一般販売はされていない[6][7]

2022年4月以降は平日を中心に入場無料となる開催が設定されており[8]、有料開催日においても半額割引やドリンク付きといったクーポンが配布されることがある[9]。なお、2024年4月から2025年3月までの間は一般席の入場が無料(一部開催を除く)となっている[注 4]。入場券の購入は公式サイトにて会員登録を行った上でクレジットカードによる事前決済が必要であり、入場時にはそのQRコード提示および顔認証用の画像撮影が必要となる[11]。無料開催時は会員登録後に希望する座席を指定するのみで決済は不要である[12]

2023年9月の開催より全ての開催日のナイト開催において、フードプレートとアルコールを含むドリンク飲み放題がついた「PIST6 パーティーセット」を入場料込で発売している[13]

2024年4月以降、「A日程(主に土日及び祝日)=1レース発走13:00?12レース発走19:30」と「B日程(主に平日)=1レース発走14:00?12レース発走20:00」という2種類の時間割で開催している(詳細は「PIST6の開催と演出」の項参照)[14]

2024-2025シーズンのレース実況および場内MCには生明辰也[15]木部ショータ[16]桑原秀和[17]など、解説には川井淳史[18]・小屋敷彰吾[19]などのフリーアナウンサー、他に競輪専門誌記者なども起用されている。開催日程によっては勝利選手インタビュアーとして坂上裕子[20]などが加わる事がある。
施設手前からアリーナ、バンク(走路)、ホーム側観客席(2階)、TIPSTAR BAR(3階)、VIPルームと審判室(4階)メインエントランス内グッズショップ

当場は千葉市が運営する千葉公園内に位置する。千葉市が2019年に策定した「千葉公園再整備マスタープラン」[21]では「賑わい」を創出するシンボルとしての役割が期待される一方、公園周囲の景観と調和させるためにドームは高さを抑えた(27.2メートル)構造となっている。そのため、建物の設計・施工を担当した清水建設では新たな構造形式「リングシェル(単層張弦ドーム構造)」を採用し、無柱で約1万平方メートルの大屋根を支えて内部空間を確保している[22]。バンク設計は世界的な自転車競技場設計者であるピーター・ジュネック[23]

建物構造は地上4階・地下1階で、1階が入場口エリア・バンク・アリーナ、2階と3階が観客席、4階はVIPルーム及び審判室・映像サブとなっている。また、3・4コーナー(競輪用語でいう2センター)の地下に検車場が設けられ、スロープでバンク内アリーナと接続されている。

一般入場口は2か所。メインエントランスは東(モノレール)側にありバック側に位置する。反対の西(千葉公園屋外プール)側にはサブエントランスがありホーム側に位置する。PIST6の開催時、2023年6月27日以降は原則メインエントランスのみを使用している[24]が、過去の無料開催日にはサブエントランスのみを使用した例がある[25]。他にVIPエントランスが北西(4コーナー)側にあるが一般客は利用できない。

メインエントランスのホワイエスペースには現代美術家松山智一の壁画と彫刻2作品が常設展示されている[注 5][26]。このスペースにはPIST6のグッズショップも設置されている。

前述のとおり観客席はレギュラーシート(A?Fブロック)、プレミアムシート(レカロ[27]・Gブロック)、BOXシート(4人用2つと6人用1つ・Fブロック)の構成。他に、過去・現在・未来をテーマにしたVIPルーム3室が4階にある[28][29]が一般向けの販売は行われていない[6]。観客席とバンクの間は手すりの高さ程度の壁で仕切られているのみで視界を遮るものはない。

観戦はバンク内側の「アリーナ」スペースからでも可能である[28]。バンクより1段低くなっているこの場所は全ての入場者が自由に出入り可能なフリースペースとなっており、ソファーやテーブルも設置されているので飲食に利用することも出来る[注 6]。選手入場口やインタビュー・表彰ステージはいずれもアリーナに設置されているのでそれらを間近に見られる。大型映像装置がアリーナ上部の天井に設置されホーム側・バック側の2面に表示されているが、直下となるアリーナ観戦者用にはテレビサイズのモニターが複数設置されている。また、1コーナー寄りには実況席が設けられており、レースの実況・解説や場内進行はここで行われている。

飲食店は2024年2月現在3店舗が営業しており[31]アルコール類も取り扱っている。グッズショップも含めこれら店舗での支払いはキャッシュレス決済(各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコード・バーコード決済)のみとなっている[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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