特に『柳生一族の陰謀』、『魔界転生』、『柳生あばれ旅シリーズ』(1980年 - 1983年)の柳生十兵衛と[106][107][108][109][110]、傑作と評価されている『影の軍団シリーズ[111]』(1980年 - 1985年)の服部半蔵は[112][113]、十八番である[106][107][108][109][110][112][113]。(⇒ #時代劇)
1979年には芸能生活20周年記念作品である『戦国自衛隊』で[114]、主演と日本映画初のアクション監督を兼務し[17]、配給収入で13.5億円の大ヒットを記録[115]。その演出が評価され、1980年にブルーリボン賞のスタッフ賞を受賞した。1981年の主演映画『冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-』は自ら企画し[116]、『忍者武芸帖 百地三太夫』(1980年)と『吼えろ鉄拳』(1981年)で出演とアクション監督を兼務。1989年の『将軍家光の乱心 激突』でも出演とアクション監督を兼ね、同作は第39回ベルリン国際映画祭に招待された。1990年には映画プロデューサーと初映画監督を兼ねた『リメインズ 美しき勇者たち』を手がけ、アクション作品の全盛期を牽引していた。(⇒ #2022年・#アクション作品)
1981年から演劇にも進出し、『ゆかいな海賊大冒険[117]』(1982年 - 1984年)、『酔いどれ公爵』(1985年)など複数の作品を企画・演出・主演し、JACミュージカルとして定期的に公演した。新宿コマ劇場の観客動員数では、3年間にわたって満員御礼となる記録的な成功を収めている[117]。(⇒ #ジャパンアクションクラブ (JAC)・#演劇)
並行して1970年代から1980年代にかけ、『七色とんがらし』(1976年)や『十字路』(1978年)、『深夜にようこそ』(1986年)、『夢に見た日々』(1989年)の人間ドラマにも主演[118][119]。