真樹日佐夫は「とても折り目正しいところに、淡い好感をおぼえた[375]」、「ニューヨークで酒を酌み交わした時[注釈 20]、いくら飲んでも崩れを見せぬ見事な酒品だった[376]」と述べ、平松伸二は自身の漫画が映画化されたときに、『ドーベルマン刑事』の撮影現場を訪れて主人公の加納錠治を演ずる千葉真一と会っており、「まさかこんな若い人(平松)が漫画を描いているとはねえ?!」「ホンネを言えば、ボクとかより松田優作くんなんかの方が加納にあってると思ってるんじゃないのかなァ!!」と笑いながら話しかけられ、「図星だった!千葉さんは正直で気さくないい人だった」と回想している[377]。
戸田菜穂は1990年の『第15回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』で、約3万4千人の応募者のなかからグランプリに選ばれるが、発表の直前に後ろで控えていると、審査員の1人だった千葉に「いつか共演しましょうね」と声をかけられ、「え、もしかして?!」と嬉しさや驚きを飲み込んだのが「芸能界での一番最初の思い出」と振り返っている[378]。 父親は大刀洗町に在った陸軍飛行戦隊に所属する軍人で、母親は熊本県出身で学生時代に陸上競技をしていた[2]。零式二号艦上戦闘機などのテストパイロットを務めていた父は、建造したばかりの航空母艦へ初着艦を成功させるなど、危険な重責業務で給料の半分が飲み代となり、家庭は裕福でなかった[5]。(⇒ #アクションスター)詳細は「あゝ同期の桜#配役 」を参照 4歳の時、父が千葉県木更津市へ異動となったため、家族で千葉県君津市へ転居した[3]。終戦後、軍が解体され、父は漁業組合の役員へ転職したが、家計は厳しかった[5]。小学生の頃から、新聞・牛乳配達をして家計を助けた[328]。しかし「貧乏だったものの大自然に囲まれていたため、米以外は不自由せずにいろいろな食物を食べることができ、自分の土台となった」と述懐している[386]。父は芸能界入りを猛烈に反対して勘当していたが[50]、作品を観てからは考えを変え[387]、その後は観るのを楽しんでいる[328]。
好尚
趣味
高校在学中からハリウッド映画のファンで、アラン・ラッドの『シェーン』やゲイリー・クーパーの『真昼の決闘』など、西部劇・アメリカ映画を夢中で観ていた[40]。水彩画[57]。日記をつけている[59]。愛車は日産・ブルーバード、フォード、白のフォルクスワーゲン1200(1963年型)とセダンに乗り始め[379]、スポーツカーではマツダ・コスモスポーツ(白)とフォード・マスタング・Mach1[380]、マーキュリー・クーガーへ乗り継いだ。トヨタ・カリーナのCMに出演した頃、トヨタよりカリーナの新車を毎年提供されていたので1年間乗った後、志穂美悦子や真田広之らジャパンアクションクラブ (JAC) のメンバーに譲っていた。
健康法
健康法は一日一食を心掛け[146]、水素サプリメントを飲んでいた[381][382][383]。
思考
「フリーメイソンリーの会員である」と『週刊文春』の2021年1月14日号で記事になり、「友達やまわりに何人もいたんで、いろいろと興味津々、探索しているところ」と取材に答えた[384]。2022年8月19日付の『デイリー新潮』によると、日蓮正宗に帰依し、2019年3月11日付の御授戒と同年12月20日付の御本尊下付願があると配信された[385]。
家族