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議論の要約:小千島列島・大千島列島の記事について
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「千島」はこの項目へ転送されています。日本海軍の通報艦については「千島 (通報艦)」を、その他の用法については「千島 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
千島列島の衛星写真千島列島(日本語名)根室とカムチャツカ半島の間の島々(日英名)
千島列島(ちしまれっとう)は、北海道本島の東にある根室海峡からカムチャツカ半島の南にある千島海峡までの間に連なる列島であり広義の日本列島。ロシア語ではクリル列島(露: Кури?льские острова?、英: Kuril Islands)と呼ばれる。
全島がロシア連邦の実効支配地域である。最も北東にあるのが占守島で、そこから南西方向に幌筵島・温禰古丹島・得撫島などの20以上の島々が点在する。
また、得撫島より南西にある択捉島・国後島・色丹島および歯舞群島の4島(いわゆる北方四島または南クリル列島)については、ロシア連邦と日本国との間に領土問題(北方領土問題)が存在し、この4島を『千島列島(クリル列島)』に含めるかどうかについては、立場によって解釈が異なる。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 千島列島(クリル列島)は日本の北海道からロシアのカムチャツカ半島までの間に連なり、20以上の島々から構成される。北千島・中部千島・南千島に分けられる。また、小千島列島・大千島列島に分けられる。 島々には火山が多く、冬の寒さは厳しい。周辺の海には魚類が豊富である。 千島列島は海域の境界線になっており、千島列島より北西側の海がオホーツク海、南東側の海が太平洋である。 全島を現在はロシア連邦政府が実効支配しており、極東連邦管区・サハリン州に所属する[1]。 『千島列島』の範囲についてはロシア政府と日本政府との間で解釈が異なる。 カムチャツカ半島と北海道本島との間にある、占守島から国後島までの25個の島について、ロシア政府の主張では「これらの島々すべてがクリル列島(千島列島)を構成し、ロシアの領土である」とされる[1]。 最北東にある占守島から南西側にある得撫島までの21個の島について、日本国政府の主張では「これらの島のみが千島列島を構成する。これらの島は帰属未定(どの国の領土でもない)である」とされる[2]。 得撫島よりも南西にある択捉島や国後島などの4つの島について、日本政府の主張では「この4島は千島列島ではなく、また日本の領土である」とされ、いわゆる北方領土問題が起こっている[3]。詳細は後述する。
概要
範囲
ロシア政府の解釈
日本国政府の解釈
分類
北千島・中部千島・南千島
北東から順に、占守島から志林規島までを「北千島」、磨勘留島から得撫島までを「中部千島」、択捉島以南を「南千島」と呼ぶ。「中部千島」の分類を使わず得撫島以北を「北千島」とする場合もある。なお南千島に色丹島と歯舞群島を含まないこともある。また択捉島と国後島も千島列島に含まないこともあり、この場合は北千島・中部千島・南千島の分類は使われない。戦前の日本で広く用いられていた分類だが、戦後は北方領土問題との兼ね合いで南千島を北方地域(北方領土、北方四島)と言い換えるようになり、この分類も使われなくなった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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