豊富な雪解け水を利用したかんがい用水を整備し、海岸のラグーン(潟)を干拓した広大な土地は、日本の代表的な穀倉地帯となっていて、コシヒカリなどの稲作がさかんである。それに伴い日本酒の醸造元も多く存在する。地域を象徴する「越(こし)」を冠する銘柄が目立つ。水産資源としてブリやカニが水揚げされ、富山湾では定置網漁が盛な漁場として知られている。
工業金箔
石油の輸入が本格化する以前は、水を利用した水力発電を開発した北陸地方が多くの電力を必要とする重工業に有利だった。水資源自体の価値と賃金の安さも相まって北陸工業地域として富山湾沿岸や上越市周辺を中心に発達した。現在でも北陸電力は全国でもトップクラスの安さで電力を供給している[16]。また豊富な水資源自体も工業、特に半導体産業等に有利となっている。金沢の金箔、鯖江の眼鏡に代表されるような軽工業や冬の副業として発達した漆器、織物、そして和紙などの伝統工芸も多い。 自家用乗用車の世帯当たり普及台数が非常に高い車社会である[12]。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年の減反政策とモータリゼーションを反映してロードサイドショップなどの商業地の郊外への分散化が著しい。大規模な郊外型ショッピングセンターの進出は、関東地方に次ぐ規模となっている。[要出典] 放送エリアNHK総合 新潟県、石川県には日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビの通称「4大キー局」の各民放系列局がある。富山県は4大キー局のうちテレビ朝日系列の局がなく3局がある。福井県は4大キー局のうちテレビ朝日系列(厳密には日本テレビ系列メインのクロスネットとして存在)とTBS系列の局がなく2局がある。いずれの県にもテレビ東京系列のローカル局はない。北陸地方でこれら系列の放送を視聴するにはケーブルテレビ、衛星放送などを利用する必要がある。一部の地域では他県の越境電波を利用でき、新潟県では関東地方の放送局を、富山県では石川県や新潟県の放送局を、福井県では石川県や近畿地方の放送局を受信できる場合がある。 交通史については北陸道の記事を参照。 主な路線を記載
商業
マスコミ
地上波テレビ局
詳細は「日本のテレビジョン放送局#広域放送または県域放送」を参照
(NHK G)日本テレビ系列
(NNN・NNS)テレビ朝日系列
(ANN)TBS系列
(JNN)フジテレビ系列
(FNN・FNS)
新潟県NHK新潟放送局
1テレビ新潟放送網
(TeNY) 4新潟テレビ21
(UX) 5新潟放送
(BSN) 6NST新潟総合テレビ
(NST) 8
富山県NHK富山放送局
3北日本放送
(KNB) 1チューリップテレビ
(TUT) 6富山テレビ放送
(BBT) 8
石川県NHK金沢放送局
1テレビ金沢
(KTK) 4北陸朝日放送
(HAB) 5北陸放送
(MRO) 6石川テレビ放送
(ITC) 8
福井県NHK福井放送局
1福井放送
(FBC) 7福井テレビジョン放送
(FTB) 8
電力
一般送配電事業者
東北電力ネットワーク - 新潟県
北陸電力送配電 - 富山県、石川県、福井県(嶺北、嶺南のうち敦賀市)
関西電力送配電 - 福井県(嶺南のうち敦賀市を除く)
家庭用電源周波数
50Hz - 新潟県(妙高市と糸魚川市の一部、佐渡市を除く)
60Hz - 新潟県(妙高市と糸魚川市の一部、佐渡市)、富山県、石川県、福井県
電話
電話番号の市外局番(当記事では便宜上、市外局番に国内開放番号「0」を付して表示する)
023番台 - 新潟県(村上市の一部)
024番台 - 新潟県(魚沼市の一部)
025番台 - 新潟県(村上市、魚沼市、妙高市のそれぞれ一部を除く)
026番台 - 新潟県(妙高市の一部)、富山県(中新川郡の一部)
076番台 - 富山県(中新川郡の一部を除く)、石川県、福井県(あわら市の一部)
077番台 - 福井県(あわら市の一部を除く)
郵便
郵便番号の地域番号(上2桁)
95 - 新潟県の北部
94 - 新潟県の中部、西部(妙高市の一部を除く)
38 - 新潟県(妙高市の一部)
93 - 富山県、石川県(七尾市、宝達志水町のそれぞれ一部)
92 - 石川県(七尾市、宝達志水町のそれぞれ一部を除く)、福井県(あわら市の一部)
91 - 福井県(あわら市の一部を除く)
交通あいの風とやま鉄道線新潟港西港区
鉄道・道路
東日本旅客鉄道 上越新幹線、北陸新幹線、信越本線、羽越本線
西日本旅客鉄道 北陸新幹線、北陸本線、高山本線
えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン、日本海ひすいライン
あいの風とやま鉄道線
IRいしかわ鉄道線
ハピラインふくい線
国道8号
開通している高速自動車国道
北陸自動車道、日本海東北自動車道、磐越自動車道、関越自動車道、上信越自動車道、東海北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道