代氏名期間備考 代氏名期間備考 1998年(平成10年)の投資信託販売の解禁を機に、道銀と札銀は販売を開始したものの、北洋銀は当時の武井頭取の「顧客にリスクの高い商品は売らない」方針により、販売参入を見合わせていた[39]。しかし2000年(平成12年)には方針を転換。投資信託販売を開始した。2005年(平成17年)には全店での販売を始めたがと大きく出遅れた感は否めなかった。その後巻き返しをはかり攻勢。2007年(平成19年)3月期販売残高では、札銀販売分を含めれば道銀の販売残高とほぼ並ぶまでとなった[39] 。 指定金融機関の指定状況としては、北海道と札幌市において北海道銀行や北海道信用金庫、メガバンクを抑え、本行が指定されている[40][41]。都道府県及び政令指定都市において第二地方銀行が指定金融機関に指定されるのは本行が唯一である。 拓銀が経営破綻した際、41自治体のうち北洋銀発祥の地である小樽市(当時の小樽中央支店長は後に小樽市長となる中松義治であった)や拓銀の前身のひとつである第百十三国立銀行の本店所在地であった函館市を始め24自治体が本行を指名した[注 5]。2008年(平成20年)に札銀と合併した際には同行を指定していた北広島市と当麻町も本行が引き継いだ。 2013年(平成25年)4月22日から個人カードを対象に青森銀行とATM相互無料開放を開始した。 「clover」は、2006年(平成18年)3月3日より発行を開始したクレジット機能付ICキャッシュカード。利用者の特典として自行ATMでの時間外手数料が無料となる(他行との共同ATMを含む他行ATM及びコンビニATMでは通常通り有料)。なお、cloverはクレジット単独型も発行可能である(家族カードはクレジット単独のみ)。カードブランドはJCB・DC VISAのいずれか。2009年4月3日より自行宛振込及び住宅ローン一部繰上げ返済手数料が無料になる「cloverプラス」を発行している。また、以下の提携カードも発行している。これらのカードブランドはすべてJCBのみ。 ゴールドカード以外のcloverは発行初年度年会費無料である。2年目以降は年会費が発生するが、携帯電話およびPHSの利用料金(au・NTTドコモ・Y!mobileブランドを含むソフトバンク)、または電気料金(北海道電力・北海道ガス)の毎月の支払いをクレジット決済にすることで無料となる。また、前年度のクレジットカードショッピングの利用額を10万円以上とすることでも無料になる[48]。なお、ゴールドカードには年会費無料の特典はない。 2006年(平成18年)3月3日よりICキャッシュカードの発行を開始した。以降、管理ATMを順次IC対応に切り替え、翌年3月28日を以って全ATM(他行幹事の共同ATMを除く)がIC対応に切り替わった。2008年(平成20年)4月7日からは発行手数料を無料化するとともに有効期限を廃止した。ICキャッシュカードで利用は他行ATM及びコンビニATMでもICカード対応機種であれば可能となっている(未対応機種でも磁気ストライプでの利用が可能)。なお、ICキャッシュカードの発行については個人の顧客限定で普通預金・無利息型普通預金専用カードに限られ、代理人カード及びワンパックカードについては発行しない。 北洋銀は拓銀からの営業譲渡後、両行の勘定系システム統合の検討を開始するが、当時の北洋銀の勘定系システムを開発し保守等を担っていた日立製作所からは、同社製メインフレーム上に新規に勘定系を作って、そこに両行のデータを収納する統合システム開発の提案を受けていた。この提案は理想的であったが、費用と時間がかかりすぎる所が難点であった[49]。また拓銀の勘定系システムの開発等を担ってきた日本IBMからは拓銀の勘定系を元にしたパッケージを採用するよう提案を受けていた。 紆余曲折を経て1998年12月、拓銀のシステム規模は北洋銀の預金口座数が約200万口座であるのに対し、拓銀は約400万口座と倍のスケーラビリティを有しており、しかも、本州の顧客も含めると700万口座を処理できる仕様となっている点や、拓銀システムの業務プログラムは部品化構造となっており、サブシステムの中から必要に応じてアプリケーションを選択してシステムの構築が可能なため、変化への対応力と柔軟性が確保されていた点を考慮し[50]、北洋銀は総合的に判断し拓銀のシステムに片寄し、システムを統合するとの決断を下した。
武井正直1982年 - 1989年1989年に普通銀行に転換
歴代頭取
1武井正直1989年 - 2000年北洋相互銀行社長・第二地方銀行協会会長
2高向巌2000年 - 2006年札幌北洋HD社長・札幌商工会議所会頭
3横内龍三2006年 -2012年札幌北洋HD社長・第二地方銀行協会会長
4石井純二2012年 -2018年拓銀出身
札幌北洋HD社長・第二地方銀行協会会長
5安田光春2018年 -初の生え抜き頭取
営業戦略
預かり資産の推進
地方公共団体との取引
大連銀行との業務協力提携
2010年(平成22年)
8月11日、北洋銀行は大連銀行との業務協力提携の覚え書きに署名した[42]。
11月24日正式に業務協力協定を締結[43]。
道外地銀との提携
clover
「cloverトドック」 - コープさっぽろの組合員証と組み合わせたカード(2009年10月1日発行開始。申込受付はコープさっぽろ)。ただし、クレジット単独型のみ。
「clover SAPICA」 - 札幌市交通局のIC乗車カード「SAPICA」と組み合わせたカード[44][45][46][26][47]。(2011年4月22日発行開始)
「clover Kitaca」 - JR北海道のIC乗車カード「Kitaca」と組み合わせたカード[27]。(2012年6月28日発行開始)
ICキャッシュカード
情報処理システム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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