北川悦吏子
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過去にはペンネームの「月島水樹」名義で執筆した作品もある[9][10]

1991年に放送された『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)の「ズンドコベロンチョ」で注目を集める[4]

その時代の最も"旬"な役者、大衆人気の高い役者を積極的に起用するなど、注目度の高い高視聴率恋愛ドラマを連続で生み出したことから「恋愛の神様」と呼ばれるようになる[4][11]

2000年に『ビューティフルライフ』(TBS系)で第18回向田邦子賞、第8回橋田賞を受賞。

2016年に『月に祈るピエロ』、『月に行く舟』、『三つの月』の脚本によりCBC小嶋賞受賞[12]

エッセイストとしての著作、『君に話した言葉』などの詩集も多数。『10 minute diary』は『ヤングユー』にて漫画化、ウェブサイトにてドラマ化され、ウェブドラマ第4話では、北川自身が初のメガホンを取り、監督デビューを飾った。2009年2月21日に公開された映画『ハルフウェイ』では、岩井俊二小林武史らを共同プロデューサーに迎え、初の劇場公開作品となった。

かねてより闘病していることを明かしており、ブログでその日々を綴ったものをまとめた『のんちゃんのふとん』を出版しているが家族が心配するため病名は公表してこなかったが[13]、2015年に病名を明らかにした[14]。もともと腎臓が悪く、16歳のとき「子供は産めない」と告知され1993年に子供をもたないという条件で通信社勤務の男性と結婚したが1997年に思いがけず妊娠、娘を出産した[15][14]。1999年、人間ドックで国指定の難病である炎症性腸疾患潰瘍性大腸炎)が見つかり、投薬を続けて寛解と再燃を繰り返していたが2010年6月に大腸全摘出手術を受け、症状が落ち着いた。だが2012年、左耳が突然聞こえなくなり突発性難聴と診断され入院するがその後、聴神経腫瘍と判明する[16][14]。左耳は完全失聴したが自身が脚本を書いた同じく失聴したヒロインが登場する『オレンジデイズ』の台詞に励まされたという[17]

2018年、第17回坪内逍遙大賞を受賞[18]

2018年、NHK連続テレビ小説半分、青い。』の脚本を手掛ける[19]。直後に生放送される『あさイチ』を視聴し、同番組のキャスター陣が行う「朝ドラ受け」にて、博多華丸が展開を批判したため、それに反論したこともある[20][21]

2021年、自身が脚本を手掛ける日本テレビ水曜ドラマウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の主題歌である家入レオが歌う「空と青」の作詞を担当した[22]
作品リスト
脚本作品
テレビドラマ

世にも奇妙な物語シリーズ(1990年 - 2015年、フジテレビ系列)

第1シーズン「半分こ」(1990年)

第2シーズン「忘れられたメス」(1991年)

第2シーズン「ズンドコベロンチョ」(1991年)

第2シーズン「伝言板」(1991年)

第2シーズン「つまらない男」(1991年)

第2シーズン「大蒜(にんにく)」(1991年)

第2シーズン「未来の思い出」(1991年)※「月島水樹」名義[10]

第2シーズン「三日間だけのエース」(1991年)※「月島水樹」名義[10]

第2シーズン「佐藤・求む」(1991年)※両沢和幸との共同脚本[10]

1990年冬の特別編「昔みたい」(1990年)

1991年春の特別編「もう一人の花嫁」(1991年)

1991年冬の特別編「午前3時のノック」(1991年)※「月島水樹」名義。笠原邦暁との共同脚本。[23]

1993年真夏の特別編「隣の声」(1993年)

1996年秋の特別編「すみません、握手してください」(1996年)

25周年記念!秋の2週連続SP ?傑作復活編?「ズンドコベロンチョ」(2015年)※ジェーン・スーとの共同脚本。


ぼくが医者をやめた理由1990年、テレビ東京系) ※大森一樹との共同脚本。

Panasonicスペシャル 「もっと、ときめきを -ふたりまでの距離-」(1992年、日本テレビ系)

素顔のままで[24]1992年、フジテレビ系)


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