北原義郎
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きたはら よしろう
北原 義郎
本名中野 義雄 (なかの よしお)
生年月日 (1929-03-11)
1929年3月11日
没年月日 (2022-06-03) 2022年6月3日(93歳没)
出生地 日本北海道室蘭市
職業俳優声優
ジャンル映画テレビドラマ
活動期間1953年 - 2022年
主な作品
映画
豹の眼』 『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里』テレビドラマ
水滸伝』 『水戸黄門
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北原 義郎(きたはら よしろう、1929年3月11日[1][2] - 2022年6月3日)は、日本俳優である。本名は中野 義雄(なかの よしお)[1][3][4][2]

北海道室蘭市出身[3]。オーティ企画[1]、西村事務所に所属していた[5]
来歴・人物

日本大学工学部卒業[2]

大学在学中に大映第4期ニューフェイスに合格[4]1953年『血闘』でデビュー。アクション作品『豹の眼』の主役など二枚目役で活躍した後、渋いバイプレイヤーに転向。実生活では山本富士子の恋人であった。

大映倒産後の1970年代からはテレビドラマに活躍の場を移し、時代劇悪代官刑事ドラマの悪徳社長や悪徳弁護士など、主に悪役を演じる。特に、卑屈で狭量な権力者役に持ち味を発揮した。水戸黄門シリーズにおいては歴代悪代官ゲスト出演回数ベスト10に入っている。また、特撮作品の博士役でもおなじみ。1980年代にはアニメ作品で声優としての実績も残している。

仮面ライダーシリーズ』には複数作品に出演しており、『仮面ライダー』ではゲスト出演最多の3回、『仮面ライダーアマゾン』では主人公である山本大介/仮面ライダーアマゾンが日本に来るきっかけとなった高坂教授役を務めた。同シリーズのプロデューサーだった阿部征司の述懐によれば、「北原さんの演技は重厚で渋い、それでいてキャリアの割にはリーズナブルな出演料で出演してくださったんです。本当にありがたい俳優さんでしたね」[6]とのこと。

自身の子どもたちが幼かった頃に、子供向け番組では悪役を演じないと決めていたという。

特技は殺陣[1]

2022年6月3日に死去したことを大映の元社員(宣伝部員)で著述家の中島賢が8日に公表した[7]。93歳没。
出演作品
映画

血闘(1953年、
大映

こんな別嬪みたことない(1954年、大映)

五ツ木の子守唄(1954年、大映)

火の驀走(1955年、大映)- 佐々木大二郎

薔薇いくたびか(1955年、大映)

幻の馬(1955年、大映) - 時男

誘拐魔(1955年、大映)

君を愛す(1956年、大映)

あこがれの練習船(1956年、大映)

豹の眼(1956年、大映) - 旭杜夫

豹の眼 青龍の洞窟(1956年、大映) - 旭杜夫

刑事部屋(1956年、大映)

ふるさとの燈台(1957年、大映)

透明人間と蝿男(1957年、大映)

日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里(1957年、大映)

忠臣蔵(1958年、大映) - 間十次郎

海軍兵学校物語 あゝ江田島(1959年、大映) - 塚越教官

最高殊勲夫人(1959年、大映)

お嬢吉三(1959年、大映)

細雪(1959年、大映)

花の大障碍(1959年、大映)

いつか来た道(1959年、大映)


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