力也
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2009年8月にはキックボクシングのKICKGUTSの大会で公の場に姿を見せ、肩を借りて歩いている姿が目撃された[14]。この療養生活で、かつての100kg以上の強靱な肉体は、一時70kg台にまで激減したが、療養生活を終える頃には元の体格に戻っている。

2010年5月17日放送の『徹子の部屋』にリハビリ後の復帰初仕事として出演。かつてはヘビースモーカーだったが[15]、大病を患ってから禁煙、禁酒を始めたと語り、復帰とともに芸名を安岡力也に戻した。同年8月30日から9月1日にかけて、肝細胞癌、C型肝硬変のため、日本赤十字社医療センターで長男の提供による生体肝移植手術を受けた[16]。しかし2012年4月6日に容態が急変し、一時血圧も50まで低下。一時小康状態を保ったが[17]、2012年4月8日午前6時に東京都内の病院で心不全により死去した。64歳没[18][19]。幼馴染の稲川淳二[20]、訃報を聞き「(彼は)シャイでとても優しかった」とコメントした。中学生になると一時疎遠になるが、芸能界入りした後にばったり再会し、以後交友が続いていた[21]

逝去1か月半後の2012年5月24日に東京都港区青山葬儀所にて、自身が兄貴分と慕った梅宮辰夫を発起人としてお別れの会が執り行われ、長年親交が深かった内田裕也堺正章中村玉緒などが参列し、力也を偲んだ[22][23]。戒名は「鑑薔院濤力仁道大居士」(かんしょういんとうりきじんどうだいこじ)。堺は「飲み会で金がない時に貸してやったら、その翌朝に返金してくるような律儀な男」と力也の人柄を表現している[24]。墓所は千葉県君津市圓明院。2012年5月27日に四十九日法要並びに納骨式が執り行われた[25]
人物

王様ゲームの開発者であるとされる[26]。ただし、これについては諸説あるため、断定することが難しい。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}松田優作とは盟友で、松田が生前に病気のことを告白していたのは撮影関係者では安岡のみである。松田の葬儀にて「どっちが喧嘩強いんだろう、なんて話してた」と気丈にエピソードを語っていた安岡だったが、「もうどちらが強いか試す機会も無くなったのですね……」というインタビュアーの言葉に絶句、悔しそうにボロボロと涙を落とし「あいつとは喧嘩ももう出来ないんだよ……喧嘩も出来ねぇんだ……」と嗚咽した。[要出典]

赤坂のディスコでプロレスラーアブドーラ・ザ・ブッチャーと一悶着あり喧嘩になった際、ブロックで頭を殴り負傷させた。その後ブッチャーと偶然再会して意気投合、以後親交を深めたという[27][26]

2004年広島市長選挙に立候補した古葉竹識の応援演説に登場したが、落選した。

オレたちひょうきん族』出演の時に「タケちゃんマン」や「ひょうきんベストテン」のコーナーにてホタテマンを演じ、評判となり『ホタテのロックンロール』をリリース。民放の歌番組にも出演し、約40万枚のヒット曲となった。これがきっかけでホタテ普及に貢献した事が認められ、後日北海道のホタテ漁業組合から感謝状が贈られた。これまで子供嫌いだった安岡は、子供好きとなり結婚後、一人息子の力斗が産まれてからは子煩悩であり、息子の学校行事によく参加していた。後に春日井製菓のCMにて「黒飴マン」を演じた。

性格について、古くからのグループサウンズ仲間は「意外と可愛いところがある」(エディ藩)「本当はかなりおとなしい性格」(瞳みのる)と振り返っている[28]

元祖どっきりカメラで、若山富三郎清川虹子らにドッキリを仕掛けられ、ハラハラさせられた経験がある。

出演作品
テレビドラマ

キイハンター (1972年、TBS / 東映

第203話「突撃! ニッポンどぶねずみ強盗団」

第219話「サイコロGメン 冥土の子連れ作戦」 - 雪村

第222話「東京?札幌殺しの為の56分」

第225話「大空のギャング現金強奪作戦」 - 尾形

第235話「脱獄囚バッドファーザー」 - ジョー


アイフル大作戦 第7話「今晩わ! 悪魔のノック」(1973年、TBS / 東映)

プレイガールシリーズ12ch / 東映)

プレイガール 第218話「夜歩く死美人」(1973年) - 黒井

プレイガールQ (1975年)

第41話「放送300回記念・東京エマニエル夫人」 - ジョー

第43話「ハイティーン裸の暴走族」 - 横田



バーディー大作戦 第12話「縛り首の木のある恐い町」(1974年、TBS / 東映)

闘え!ドラゴン 第17話「怪異魔人拳!!」(1974年、東京12チャンネル / 宣弘社

警視-K 第13話「マイ・シュガー・ベイブ」(1980年、日本テレビ / 勝プロ)- ヒットマン


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:56 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef