劉智
[Wikipedia|▼Menu]
これをどうして”無”と言えようか? 実体があれば、これが有るということではないか。どうして”無”と言えようか? それで聖人(ムハンマド)はここで”無”と言うのではなく”無称”と言われた。性理家はここに僅かに有と言うだけではなく、”実有”と言ったのだ」......

このように、イスラーム存在一性論の立場から、無を以て第一とする従来の中国思想との対決を鮮明としている。

天方至聖実録

ペルシア語のムハンマド伝を翻案したものである。
関連文献

佐藤実『劉智の自然学 中国イスラーム思想研究序説』汲古書院、2008年。
ISBN 978-4762928352

脚注[脚注の使い方]^ 堀池信夫『中国イスラーム哲学の形成 王岱輿研究』人文書院、2012年。 


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:14 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef