初詣
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関西では阪神電鉄西宮神社元日参詣を宣伝したことが定着のきっかけとなった[3]。大正末期以降、関西では方角にこだわらない「初詣」が正月行事の代表として定着した[15]
風習

社寺へ参拝を行って、社務所でお守り破魔矢風車熊手などを受けたり、絵馬に願い事や目標を書いたりして、今年一年がよい年であるよう祈る。昨年のお守りや破魔矢などは、このときに社寺に納めて焼いてもらう。また神社によっては境内で甘酒神酒などが振るまわれる。

各地の初詣の模様は、12月31日より1月1日早朝にかけてNHK総合テレビ長寿番組ゆく年くる年』などで毎年中継されている。
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出典検索?: "初詣" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年1月)

初詣の対象は神社・寺院のいずれでもかまわないとされている。これは明治時代初期に神仏分離が行われる前は、神道大乗仏教ならびに祖霊信仰が一体化した神仏習合による信仰が一般化していたためである。つまり、初詣に限らず社寺への参詣に神道・仏教の区別はあまり無いとされていたことの名残である。

初詣には、定められた規定は特に無い。『デジタル大辞泉』の定義では年明け最初の参拝を初詣としている(時期や期間については触れていない)。「年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事」であるため、年内ならいつ参拝に行っても、その参拝が年内最初の参拝であれば「初詣」となる場合もある[16]

一般的には、正月三が日に参拝するのを初詣といっているが、1月中に参拝も初詣とする考え方もある。また、回数に関する規定も無い。多数の神社仏閣に参詣すれば色々なご利益があるという説もあり、その場合神社仏閣を特に問わない。例えば西日本の一部地域の様に「三社参り」などと言って正月三が日の内に複数(多くは3社程度)の神社に参拝するのが習慣となっている地域もある。宗派による考え方の違いが大きい。
年齢層

初詣を行う年齢層にはバラつきがあり、ノーリツ2006年12月に行ったインターネット上のアンケートでは、初詣に毎年行くと答えた年齢層の割合は70歳以上が59.1%だったのに対し、20歳代では44.4%に留まっている。さらに20歳未満では75%がほとんど行かないと回答している[17]
参拝者数の統計明治神宮 初詣(2009年1月2日撮影)

2019年の初詣の参拝者数上位10社寺は以下のとおりである。[18]

順位社寺所在地参拝者数
1明治神宮東京約318万人
2成田山新勝寺千葉約311万人
3川崎大師神奈川約308万人
4浅草寺東京約293万人
5伏見稲荷大社京都約250万人
5鶴岡八幡宮神奈川約250万人
7住吉大社大阪約234万人
8熱田神宮愛知約230万人
9氷川神社埼玉約210万人
10太宰府天満宮福岡約200万人

脚注^ 五味文彦『躍動する中世』(小学館 2008年、145ページ)
^ a b 平山(2012年)、pp.34 - 35
^ a b c 鉄道トリビア(286) 初詣の慣習は鉄道会社の集客競争がきっかけで広まった 。マイナビニュース
^ 平山(2012年)、pp.18 - 19が引く橋本直の研究(橋本直「近代季語についての報告(二)秋季・新年編」『中央大学大学院研究年報』31号(文学研究科編)、2001年
^ 平山(2012年)、p.19
^ 平山(2012年)、pp.20 - 21


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