九頭竜川の支流である打波川の上流、幅ヶ平にある周囲400m、水深最大4.5mの池である[4]。刈込池に流れ込む小川はあるものの、流れ出る河川がなく一定の水位が保たれている[4]。周囲はブナやミズナラなどの広葉樹に覆われている[1][6][7]。
福井県を代表する紅葉スポットのひとつであり[8]、秋には湖面に赤や黄色に色づいた広葉樹[1][2][3][7][9]、雪化粧した三ノ峰が湖面に映し出される[1][10]。また、刈込池には年間約1万人の観光客が訪れている[8]。
駐車場がある小池公園からは徒歩で約1時間のコースとなっており[3][6][7]、途中石段と急な坂を通ることになる[11]。 泰澄大師が白山に棲んでいた大蛇を分けて刈り込み、この池に封じ込めたという伝説があるとされる[4][3]。 刈込池へは、西日本旅客鉄道(JR西日本)越美北線(九頭竜線)勝原駅付近の国道158号から分岐する福井県道173号上小池勝原線が唯一のアクセス道路となる[6][8]。 2022年(令和4年)10月に発生した土砂崩れに伴い、上小池勝原線の鳩ヶ湯以北の区間が通行止めとなった[8]。福井県は災害復旧工事を進め同年10月22日に日中に限り通行できるよう開通した(11月6日までの期間限定)[12]。11月6日から冬季閉鎖となり再度通行止めとなったが、全面復旧の見通しは未定となっている(2023年時点)。
刈込池湖畔風景
刈込池までトレッキング
刈込池周辺のブナ林
三ノ峰から望む夏の刈込池
名前の由来
アクセス道路
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e “刈込池に絶景の紅葉 大野”