凪のお暇
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

度々「母が骨折」など嘘をつき[注 6] 凪に仕事を押し付け、飲み会に参加するなどしてきた。また、プライベートにおいても凪がおとなしいことにつけ入り、マウンティングしていた。
織部(おりべ)
凪の元同僚。仕事においては自身の失敗を凪に被ってもらう一方で、足立・江口とのグループラインで、凪のようにはなりたくないと発言する。じゃんけんに負けて、凪が在職時に受け持っていた仕事を引き継ぐが、仕事量の多さや苦労を実感し、それらを顔に出さずにこなしていた凪を初めて見直すこととなる。
小倉(おぐら)
慎二が所属する営業部の同僚。眼鏡が特徴。凪の過呼吸の現場に居合わせた。童貞であることが営業部社員により暴露される。市川のことを「男にやたら色目使っている」と慎二に悪口を言っていた。
井原(いはら)
慎二や小倉と共によく営業にまわる後輩。パーマのような髪形が特徴。小倉が呆れるほどに慎二のことを尊敬している。特に無意味に人の悪口を言わない点を評価しているが、一方で慎二に彼女の話題を振ったら珍しく悪口を連ねたことを疑問視している。
杏(あん)
慎二が小倉たちとともに行ったキャバクラ嬢。リセットする前の凪に似ており、慎二にとって凪についての愚痴の相手となる。慎二の女性観を「小学3年生」「端的に言ってクソ」と笑顔ながらに罵倒する。
市川 円(いちかわ まどか)
大阪から栄転してきた慎二の後輩。25歳。慎二好みの外見で、後ろ姿は凪そっくり。華奢で可愛らしい容姿と八方美人な言動で多くの取引先を獲得しており、大阪支社ではトップの成績を収めていた。一方で、周囲と円満な関係を築きたい本人の意思とは裏目に、現場の雰囲気を不穏にしたり同性を敵に回すことから、「空気クラッシャー」と称されてきた。能力や作業よりも容姿を評価されたり、色目で成果を挙げてきたと噂されていることに虚しさを感じていたが、唯一、悪い噂を一蹴して気に留めずに仕事ぶり自体を評価し、噂について直接質問を投げかけても「八方ブスよりは良い」と答えた慎二に好意を抱く。
スナックバブル
ママ / 中禅寺 森子(ちゅうぜんじ もりこ)
自転車で転倒して怪我を負った凪が駆け込んだスナック「バブル」の女性店主。
バブル時代を彷彿とさせる個性的な髪型が特徴。凪を見て勘が働き、店のボーイが辞めたばかりの穴埋めにスカウトする。凪や店員に対してはぶっきらぼうだが、根は親切で、凪の仕事の几帳面さを評価している。
ロン
スナック「バブル」のホステスである中国人。店ではキュートな愛されキャラで客に親しまれている。日本のアニメーションを学びに来日し、学校のクリエーター展で出展しているところをスナックのママに声をかけられ、学費目的で働き始める。
ジェーン[注 7]
スナック「バブル」のホステスであるフィリピン人。話し言葉は関西弁。国の家族を支えるための出稼ぎ目的で来日。日本のお笑いが大好きで、全国津々浦々コントライブの追っかけをしている。
桃園(ももぞの)
スナック「バブル」の新規客。会話の内容が悪口ばかりのうえ、「バブル」の常連客を見下す姿に凪からは苦手視される。一方で金払いは悪くないのでスナックのママから「桃ちゃん」と呼ばれ気に入られている。慎二とも「バブル」来店をきっかけに友人となっている。夕が東京に来る際に「バブル」の面々から凪の彼氏役になるよう頼まれ、渋々協力しつつも対策マニュアルを作成した。しかし、当日に足を骨折したため、慎二に代打の代打を頼む。
タロさん / 五十嵐(いがらし)
慎二の会社の取引先「チャオッコフーズ」の重役。慎二のことを気に入る。
北海道
大島 夕(おおしま ゆう)〈48〉
凪の母。上京中に知り合った夫の武は妊娠を知って逃げるように蒸発。現在は北海道で母のフネと暮らしており、夏はとうもろこし農業、冬はクリーニング店で働いている。体裁を気にする上に娘を思い通りに操ろうとする
毒親で、凪が唯一逆らえない相手でもあった。実は本人もフネからの束縛を受けており、地方独特の閉鎖的なコミュニティに嫌気が差している反面、周囲に合わせ空気を読んだりするなど、どこか会社勤めのころの凪を彷彿とさせる。20歳のころは夢を持ち東京に暮らしていた。フネとの悶着を経て、凪と入れ替わる形でしばらく東京の凪の部屋に「お暇」をとることにする。
大島 フネ(おおしま フネ)
凪の祖母で夕の実母。凪を褒める時は夕をけなす癖がある。保守的で、凪が作る工夫レシピを褒めるが自分は口をつけない。元夫はヒッピーで、写真を見たゴンに「俺?」と言わしめる程そっくり。
岩井 勝(いわい まさる)
男子学生。夕の知人である岩井の息子。凪を「凪ねね」と呼ぶ。サッカー部に所属するが、先輩から「いじめに近いいじり」を受け、ある時先輩たちを蹴り倒す。
宇堂 愛恋(うどう あれん)
女子学生。丸眼鏡にマスクを常に着用する。学校では変わり者扱いされている。街中で見かけた凪を「この人暇そうだな」と目をつけ、彼女をモデルに映像作品を撮っている。家族には両親と姉の慈優(じゆう)がいる。
布施(ふせ)
凪の同級生。実家のパン屋「フセパン」に勤めている。
その他
武(たけし)
凪の実父。夢追いタイプのバンドマン。東京で知り合った夕と恋愛関係にあった。夕が凪を身籠ったのを機に逃げるように蒸発した。ゴンのような緩い雰囲気で、髪質は凪に似ている。
書誌情報

コナリミサト 『凪のお暇』 秋田書店〈A.L.C.・DX〉、既刊11巻(2024年2月16日現在)
2017年6月25日発行(2017年6月16日発売
[7])、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-253-15637-0

2017年11月25日発行(2017年11月16日発売[8])、ISBN 978-4-253-15638-7

2018年1月25日発行(2018年1月16日発売[9])、ISBN 978-4-253-15640-0

2018年7月25日発行(2018年7月13日発売[10])、ISBN 978-4-253-15641-7

2019年2月25日発行(2019年2月15日発売[11])、ISBN 978-4-253-15644-8

2019年9月25日発行(2019年9月13日発売[12])、ISBN 978-4-253-15646-2

2020年4月25日発行(2020年4月16日発売[13])、ISBN 978-4-253-15649-3

2021年1月25日発行(2021年1月15日発売[14])、ISBN 978-4-253-15650-9

2021年12月25日発行(2021年12月16日発売[15])、ISBN 978-4-253-15654-7

2022年8月25日発行(2022年8月16日発売[16])、ISBN 978-4-253-15682-0

2024年2月25日発行(2024年2月16日発売[17])、ISBN 978-4-253-15687-5


受賞歴

みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 ネクストブレイク部門第4位[18]

第8回ananマンガ大賞受賞[19]

第11回マンガ大賞ノミネート作品第3位[20]

宝島社『このマンガがすごい!2019』オンナ編第3位[21]

宝島社『SPRiNG』カルチャーアワード2018マンガ部門大賞

第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞[22]

第65回小学館漫画賞少女向け部門[23]

テレビドラマ

凪のお暇
ジャンル
連続ドラマ
原作コナリミサト
『凪のお暇』
脚本大島里美
演出坪井敏雄
山本剛義
土井裕泰
大内舞子
出演者黒木華
高橋一生
中村倫也
市川実日子


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:106 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef