写真フィルム
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詳細は「de:Agfa Rapid」を参照アグフアが1930年代から販売して来たアグフアカラート(ドイツ語版)を感度自動セット機能を付加するなどの改良をし、126フィルムに対抗して1964年発表された[7]。35 mmフィルムをカートリッジに装填してあり装填が簡単で巻き戻し不要。画面寸法は18×24 mm、24×24 mmまたは24×36 mm。速やかに廃れて日本国内では愛光商会の製品を最後に1983年生産終了。フィルムそのものは普通の35 mmフィルムと同じであるため、カートリッジさえ残っていれば詰め替えは比較的容易である。

Agfa Optima Rapid 250に装填されたラピッドフィルム

ラピッドパトローネ

分解されたラピッドパトローネ

アトム判
詳細は「アトム (カメラ)」を参照4.5×6 cmのシートフィルム写真乾板から移行した規格。名称はアトムに由来する。
大名刺判
6.5×9 cmのシートフィルム。写真乾板から移行した規格。
手札判
8×10.5 cmのシートフィルム。写真乾板から移行した規格。
大手札判
9×12 cmのシートフィルム。写真乾板から移行した規格。
その他
多くの規格があったが既に生産は終了している。



参考文献

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2021年9月)


カラー写真技術事典(写真工業出版社、1993年)ISBN 978-4-87956-030-8

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日本語の表記法に仮名の小書きの無かった時代の影響がまだあった時代に由来する商標であるため、といったような例がある。そういった場合、発音ではフ「イ」ルムとしないことがもっぱらであることも多い。
^ ポリエステルに変更されたのは映画上映用フィルム、文書保存用マイクロフィルムである。映画撮影用フィルム、写真用フィルムはアセテート(TAC)である。
^ シングル8フィルムのように始めからポリエステルの製品も存在する。
^ ダブル8の3.5×4.8mmに対し、パテーベビーは6.5×8.5mm。ただし、同じ駒数で必要になるフィルムは9.5ミリの方が2倍程度長い。
^ 過去には12枚・20枚・36枚だったが、フィルム会社間の争いを経て、20枚のものは24枚に変更となった。
^ 厳密に言えば長尺のものは35mmフィルムではあっても135フィルムではない。
^ 当初の名称はモミコンであったがツアイス・イコンの抗議を受けてモメッタに改名された。
^ 映画の場合にはサウンドトラックのために使われる幅があり、厳密には異なる。

出典^ 例えばキオクシアの改ざん防止機能付きSDメモリカード。2022年12月18日閲覧
^ “ ⇒ビネガーシンドロームとは -酸っぱい臭いがしたら…”. 2015年6月1日閲覧。
^ “Acetate Film Base Deterioration - The Vinegar Syndrome”. Image Permanence Institute, Rochester Institute of Technology. 2015年6月1日閲覧。
^ 松本夏樹 (2010-03-25), ⇒“小型映画(9.5mm)の 保存と復元について” (pdf), 立命館大学映像学部現代GP 「映像文化の創造を担う実践的教育プログラム」 報告書 (2009年度) (立命館大学映像学部): pp. 34, ⇒http://www.ritsumei.ac.jp/eizo/gp/image/gp_report2009_P33-38.pdf 2010年9月15日閲覧。 
^ “ ⇒Guzzi Camera Page”. mycro.jp. 2024年4月5日閲覧。
^ カメラレビュー増刊「クラシックカメラ」、p.134.
^ 富士フイルムのあゆみ スチルカメラで独自の分野を - カメラの自動露光化とコンパクト化


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