株式会社再春館製薬所
Saishunkan Pharmaceutical Co.,Ltd.種類株式会社
市場情報非上場
略称再春館、再春館製薬
本社所在地 日本
〒861-2201
熊本県上益城郡益城町寺中1363-1
設立1959年(昭和34年)
(創業:1932年(昭和7年))
業種医薬品
法人番号5330001011181
株式会社再春館製薬所(さいしゅんかんせいやくしょ、英語:Saishunkan Pharmaceutical Co.,Ltd.)は、熊本県上益城郡益城町に本社を置く化粧品・医薬品・医薬部外品の通信販売業の企業である。
概要・特徴
社名は、江戸時代の熊本藩に建てられた医学校「再春館」に因んでいる。
1980?90年代に再春館薬業や再春館製薬といった名称を用いた事もあり、提供クレジットも2つの名称が用いられていた。
一般的な化粧品と異なり店舗販売は行なっておらず、基本的に「テレビ通販」などに特化しており、「客が納得するまで売らない」「買うまで売らない」など独自の商売倫理に立ったCM作りで有名である。
沿革
1932年
熊本県熊本市中央区岡田町に『再春館製薬所』を設立。
1959年
株式会社再春館製薬所を設立。資本金100万円。
1960年
生薬処方の痛散湯(麻杏?甘湯加防已)を発売。
1964年
生薬処方の強力蘇命湯 を発売。
1969年
生薬処方の痛散湯エキス顆粒 を発売。
1974年
コラーゲン配合美容クリームドモホルンリンクル開発に成功。
1976年
コラーゲン20%配合化粧品ドモホルンリンクルクリーム20 を発売。
1982年
西川通子が代表取締役社長に就任、その後、ダイレクト・テレマーケティングシステムを本格的に導入。
1983年
熊本にテレマーケティングセンターを設立。
1986年
フリーダイヤル(0120-444-444)を導入(この電話番号は後にウェブサイトのURIにも採用される)。女優の中村玉緒をドモホルンリンクルのCMに起用。
1987年
阿蘇郡西原村の鳥子工業団地に阿蘇工場を新設(現在は地元食品メーカーマルキン食品の工場となっている)。
1988年
社員専用無料保育所『おひさま保育園』開設。
1989年
資本金を1億円に増資。
1990年
阿蘇工場に隣接して『漢方工園』を竣工。
1992年
ドモホルンリンクル[全7点]ワンライン完成。
設立60周年を迎え新社屋を熊本市帯山に竣工開始。『再春館レディースゴルフトーナメント』がスタート。
育毛剤「薬用カムカQRIII」を発売。
1993年
売上高が100億円を突破。当時社長の西川通子が120億円を目指そうとしたところ大量の返品[注釈 1]が送られたため約3ヶ月間電話による販売を中止[2][3]。
お客様感動作りの原点となる「TM(テレマーケティング)改革」
「お客様満足室」を始めとしたサービス体制を強化。
1994年
希望しない顧客に対しての電話営業や勧誘を停止[3]。
1997年
東京都港区高輪に東京事務所を開設。
2000年
本社ビルに5月に銃弾4発、6月に1発が撃ち込まれる。一連の事件で暴力団2代目北岡会幹事長木村義一を始めとする10人が逮捕
2001年
上益城郡益城町に工場を新設、工場名称を『再春館ヒルトップ』とした。
2002年
フリーダイヤル営業時間8時から22時に拡大、365日発送開始。
2003年
ISO14001取得。
2004年
代表取締役社長に西川正明が就任。西川通子前社長は会長に就任。『再春館レディースゴルフトーナメント』が13回を以て終了。