再放送
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この際に、自社系列外のテレビ局のクレジットを消去することがある[33][34]

フジテレビ『うる星やつら』→TOKYO MXチバテレなどの独立放送局NHK BS-2で再放送。

フジテレビ『タッチ』、NHK未来少年コナン』→日本テレビで再放送。

日本テレビ『キン肉マン』→系列CSチャンネル日テレプラスで再放送された後、フジテレビ739(現・ONE)で、さらにその後はテレ朝チャンネル2など、他系列のCSチャンネルで再放送された。

日本テレビ『美味しんぼ』→テレ朝チャンネル2で再放送。

日本テレビ『元祖天才バカボン』→テレビ東京が再放送して高視聴率を挙げ、フジテレビで『平成天才バカボン』が制作された。

逆に民放で放送されたアニメが、NHK-BSで放送されること[35]もある。

また『金田一少年の事件簿』・『銀魂』(『よりぬき銀魂さん』)など1年以上の長期作品の場合には途中までの放送となったり、「傑作選」・「ベストセレクション」などと題して特に選んだ話を数話放送するだけということもある。

本放送では低視聴率などで打ち切りとなった作品が再放送によって人気が再燃し、続編が作られたりリメイクが行われることもしばしばあった。例としては『ルパン三世』や『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』などである。

しかし1990年代後半から各局に存在した夕方再放送枠の激減が始まり、キー局では2000年秋の時点でテレビ東京の「ポケモンアンコール」枠だけという状況になっていた[36]。テレビ東京系列では全国同時ネットでのアニメ再放送が行われることもあった。例としては「アニメ530[37]では『カードファイト!! ヴァンガード』や土曜朝の『遊☆戯☆王シリーズ』などが挙げられる。作品によっては本放送時とは異なるOP・EDが制作されるケースも散見される。

深夜アニメの場合、再放送はCS放送を中心に行われるという都合もあって地上波では1回限りの放送となることが多いが、TOKYO MXで2000年代以降に放送された深夜アニメやWOWOWアニメなどの再放送が行われているケースもある。また、2008年からは一部の新作アニメで本放送とリピート放送で2回ずつ放送する番組もある。2000年代後半以降になってからは、映像ソフトのブルーレイ版の発売に合わせ、その宣伝も兼ねて再放送が行われるケースも見られる。また、2012年度放送の『AKB0048』は地上波ネット局では分割2クールでの放送の際、第2期放送期に第1期の再放送枠を設けている。またこの場合製作者次第では旧作のアニメ同様に本放送と異なる局で再放送が行われる場合がある[38]

海外アニメの放送では、オリジナルのオープニング、エンディングがカットされ、日本独自のものに差し替えられたり、単に省略される場合もあるが、時々カットされない場合もある。カットされるものは

INCOLOR - カラー放送であることを示すアイキャッチ。多くは三原色や虹をイメージした段階的なスペクトラムが表示される。

テーマソングやオープニング

スタッフロール

放送ネットワークのロゴとテーマソング - オリジナル版を放映した放送局のロゴに合わせたアニメーションと音楽。

プロダクションや出版社のロゴやアニメ

CM前後のアイキャッチ

プロダクトプレースメント - 該当アニメのキャラクターがスポンサーの商品を宣伝するパート。

具体的に、ワーナーブラザーズのイントロでは、地上波では番組タイトルロゴに差し替え(例:『トムとジェリーテイルズ』)。海外で使われたエンディングなどが日本ではカットされる事例もある(スタッフロールすらない場合もあり声優・スタッフ表記もない)。
ラジオの場合

箱番組を中心に、NHK・民放各局・コミュニティ放送では再放送が行われることがある。

また、長時間のワイド番組に関しても、番組内の一コーナーやフリートーク部分のみを抜粋し、編集した上で再放送を行ったり[39]、ニュースや天気予報といった過去の情報にあたる部分のみをカットし、大部分を再放送する例もある[40]

かつて、南日本放送では空いた枠を利用して長寿番組を中心とした再放送を次の番組が始まるまで行っていたが[41]、つなぎ番組としての放送のため、原則としてノースポンサーで、自社制作番組ながらCMフィラーが入っていた。radikoのタイムフリー聴取が一般化したことにより、このような措置は全く行われておらず、他局と同じラジオショッピングの単独番組が主に編成されている。

テレフォン人生相談』においても、過去に放送された回の再放送をパーソナリティや回答者の追悼時や、製作局であるニッポン放送の放送が休みの時で、ネット局のみの放送となる場合は、必ず行われる。

最近では著作権処理された部分のみ放送局のウェブサイトアップロードされていたり、インターネットによる再送信サービスであるradikoにおいてほとんどの番組が放送終了後に聴取出来るようになっていること(タイムフリー機能)も多く、再放送要望に対する選択肢の一つとなっている。

冠番組の場合、番組MCが何らかの事情(不祥事による場合を除く)で番組出演できなくなった場合、過去の番組を再放送するケースもある[42]


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