円錐面は、適当な直交変換を行うことにより、次の陰関数に帰着される。 a X 2 + b Y 2 − c Z 2 = 0 {\displaystyle aX^{2}+bY^{2}-cZ^{2}=0}
式の形から、円錐面は二次曲面の一種であることがわかる。また定義から直接に、円錐面は次の関数に媒介変数表示できる。 { X = a cos ( s t ) Y = b sin ( s t ) Z = c t {\displaystyle {\begin{cases}X=a\cos(st)\\Y=b\sin(st)\\Z=ct\end{cases}}} 円錐面を平面で切断したとき、その断面として現れる曲線を総称して円錐曲線という。解析幾何学においてはこれが二次曲線と同値であることが示される。 一般に、ある平面 P 上の円 O と平面 P 上にない点 T が与えられたとき、O の円周上の点と T とを結んだ線分の軌跡および円 O で囲まれる立体を斜円錐あるいは単に円錐という。また、円 O をこの斜円錐の底面、点 T をこの斜円錐の頂点という。 底面でない面を側面、頂点と底面との距離を高さと呼ぶのは直円錐と同じである。 なお、斜円錐の頂点 T から平面 P に下ろした垂線の足が円 O の中心に一致するならば、この斜円錐は直円錐である。 また、直円錐は直線を交わる直線を軸にして得られた回転体であったが、仮に直線をそれに平行な直線を軸にして回転させると直柱体になり、"ねじれの位置" にある直線を軸にして回転させると回転双曲面になる。
円錐曲線
一般化直円錐と斜円錐
出典[脚注の使い方]^ 「4次元以上の空間が見える」小笠英志 ベレ出版 ISBN 978-4860641184のPP.178-185に、錐の体積=(1/3)×底面積×高さの公式の1/3はどうして1/3になるのかについての小学生も納得できる説明が載っている
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、円錐に関連するカテゴリがあります。フィリピンにあるマヨン山(ルソン富士)。成層火山の一例。
回転体
柱体
双円錐
円錐台
成層火山
角錐
円柱 (数学)
エウドクソス - 円錐の体積の公式を発見したとされる
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