イギリス
内務大臣
Home Secretary
国王陛下の政府
現職者
ジェームズ・クレバリー(第98代)
James Cleverly
就任日 2023年11月13日
所属機関内閣
所在地ウェストミンスター
指名首相
(リシ・スナク)
任命国王
(チャールズ3世)
任期国王陛下の仰せのままに
創設1782年3月7日 (242年前) (1782-03-07)
初代第2代シェルバーン伯爵ウィリアム・ペティ
俸給年額 154,089 GBP (2022)[1]
ウェブサイトwww.gov.uk
国王陛下の内務大臣(こくおうへいかのないむだいじん、正式名称:His Majesty's Principal Secretary of State for the Home Department、通称: Home Secretary)は、イギリスの内閣の閣僚である。内務省を統括する。 18世紀初頭よりイギリスの国務大臣(Secretary of State)は、北部担当国務大臣と南部担当国務大臣という地域で分けた区分になっており、前者が北方外交(北欧諸国・オランダ・ドイツ諸国・ロシアなどとの外交)を担当し、後者が内務と南方外交(フランス・スペイン・イタリア諸国・トルコなどとの外交)を担当していた[2]。しかし当時のイギリスで外交上重要なのは北方外交のみであり、南方外交は重要ではなかった。そのため南方省は本土担当の専門省にすべきという意見が強まった[3]。 1782年に成立した第2次ロッキンガム侯爵内閣から職務別の区分がなされるようになり、北部省は外務省、南部省は内務省に改組された。そしてその長として外務大臣と内務大臣がそれぞれ設置された[4][2]。以降内務大臣は警察、監獄、工場、鉱山に関する官吏を統制し、また国王の恩赦に関する大権を輔弼する役割を担うことになった[5]。 しかし歴史的には警察に関する限り内務大臣の権限はさほど強くなかった。イギリスでは各地の参事会が任命に関与する治安判事指揮下のコンスタブル
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