六条天皇
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注釈^たまきはる』によると、承安3年(1173年)4月12日に発生した法住寺・萱御所の火災において、新院(六条院)が人に抱きかかえられて避難したとあり、後白河院と同居していたことが分かる。
^ 六条天皇生母の出自については諸書に異同がある。「大蔵大輔伊岐善盛女」[5]、「伊岐兼盛女」[6]、「伊岐吉盛女」[7]、「大蔵大輔藤原義盛女」[8]、「大蔵大輔伊岐宗遠女子」[9]。『山槐記』永暦元年11月15日条に「大蔵少輔伊岐善盛」との記載があるため、『本朝皇胤紹運録』による「伊岐善盛女」が正しいと考えられる[10]
^ 藤原育子の出自について、『尊卑分脉』は左大臣徳大寺実能の娘で法性寺関白藤原忠通の養女となったとしているが、別の資料では忠通の実の娘だったともいい、育子を通して摂関家近衛基実が外戚として六条天皇を後見したのは事実である。
^ 六条天皇と徳大寺家の関係については、生母の実家伊岐氏が徳大寺家の家司の家柄であることから、徳大寺家が伊岐氏に代わって事実上の外戚とみなされたとする見方があり、六条天皇即位直前に徳大寺実定が権大納言を辞任したことや六条天皇譲位の背景には清盛による徳大寺家排除の意図があったとする見方もある[11]

出典^ 『六条天皇』 - コトバンク
^ 佐伯智広「高倉皇統の所領伝領」『日本史研究』549号、2008年。/所収:佐伯『中世前期の政治構造と王家』東京大学出版会、2015年。ISBN 978-4-13-026238-5
^ 山内益次郎「幼帝六条天皇」『今鏡の周辺』和泉書院、1993年、75頁。 
^ 松薗斉「六条天皇」『中世の王家と宮家』臨川書店〈王朝時代の実像15〉、2023年、70-73頁。 
^本朝皇胤紹運録
^ 『簾中抄』
^平家物語
^百錬抄
^愚管抄
^ 竹鼻績『今鏡(上)』講談社〈講談社学術文庫〉、1984年、524頁。
^ 中村文『後白河院時代歌人伝の研究』笠間書院、2005年、48-49頁。










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