六月_(足立区)
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六月と東六月町の境界に国道4号が南北に走り、国道以西が六月、以東が東六月町である。北は竹の塚、東は東六月町、南東で平野、南は島根、西は栗原東武伊勢崎線竹ノ塚駅に近く、マンション等が多い。町域外ではあるが、竹の塚警察署足立北郵便局も近い。町内の炎天寺に滞在した小林一茶と、同寺の前住で文筆家の吉野孟彦が当地の有名人である。自閉症児を扱ったヒット作、漫画『光とともに…』の舞台になっている(作中では、七月中学校等として登場する)。広義の六月は住居表示における六月の他に、東六月町も含む。
地価

住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、六月3-9-1の地点で30万円/m2となっている[6]
歴史
地名の由来

六月という珍しい地名ではあるが、由来は明らかではない。伝説には源義家が当地の土豪と苦戦の末に辛勝したのが酷暑の六月であったからという(旧暦の六月は炎暑の候である)[7]
沿革

江戸時代1603年 - 1867年) - 江戸幕府直轄領となる。

1868年慶応4年)6月 - 武蔵知県事の管轄となる。

1869年明治2年)1月 - 小菅県足立郡六月村となる。

1871年(明治4年)7月 - 廃藩置県施行。東京府足立郡六月村となる。

1872年(明治5年)2月 - 大区小区制施行。東京府第五大区十八小区。

1874年(明治7年)3月 - 東京府第十大区六小区に改編。

1878年(明治11年)11月 - 東京府南足立郡六月村に改編。

1889年(明治22年)5月1日 - 市制町村制施行により保木間村・竹塚村・伊興村・六月村の4か村が統合し渕江村成立。東京府南足立郡渕江村大字六月となる。

1932年昭和7年)10月1日 - 東京市編入。東京市足立区六月町となる。

1934年(昭和9年) - 国道4号(日光街道)造成。町域が東西に分断される。

1936年(昭和11年) - 東部の飛び地が六町に編入される。

1943年(昭和18年) - 東京都制施行。東京都足立区六月町となる。

1967年(昭和42年)5月1日 - 六月町・島根町・竹塚町・栗原町の各一部地域に住居表示を実施し、六月一・二丁目が成立。

1971年(昭和46年)8月1日 - 六月町・栗原町の各一部に住居表示を実施し、六月三丁目が成立。

1978年(昭和53年)2月1日 - 国道4号(日光街道)以東の六月町に住居表示を実施し、東六月町を分離・成立。

六月
世帯数と人口

2024年(令和6年)4月1日現在(足立区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
六月一丁目1,561世帯2,982人
六月二丁目1,637世帯3,327人
六月三丁目990世帯1,744人
計4,188世帯8,053人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移年人口
1995年(平成7年)[8]7,019
2000年(平成12年)[9]7,491
2005年(平成17年)[10]7,658
2010年(平成22年)[11]8,113


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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