ローマ教皇には古くから公邸があり、13世紀末にサン・ジョバンニ・イン・ラテラノの公邸が荒廃したためバチカンに公邸は移された[5]。ただし、マルティヌスやエウゲニウスは安全上の理由などからバチカンには住まずにローマ内の教会堂のパラッツォに居住することが多かった[5]。
ローマ教皇公邸はバチカン宮殿の最上階にあり執務にも利用されている[6]。 国連事務総長公邸はアメリカ合衆国ニューヨーク・マンハッタンのサットン地区にある4階建ての建物[7]。 国連の財政難により売却が検討されたが、国連本部受入国の米国との協定で事務総長には公邸を売却する権利がないことがわかり中止された[7]。
国連事務総長公邸
脚注^ “最高裁公邸も廃止します 都内一等地、光熱費無料…公務員優遇批判に”判断””. 読売新聞. (1999年3月23日)
^ a b “[ことばのファイル] 官邸 首相が執務する”立派な屋敷””. 読売新聞. (2002年4月13日)
^ 国家公務員宿舎法第10条柱書。
^ a b c d e f 第2回幹部公務員の給与に関する有識者懇談会関連資料(平成15年7月28日)