四人の福音記者の象徴(鷲:イオアン(ヨハネ)、人:マトフェイ(マタイ)、牛:ルカ、獅子:マルコ)も四隅に書き込まれ、この世の果てまで四方に福音が広がる事が示されている[3]。
ギャラリー
デイシスの中に描かれた『全能者ハリストス』(シナイ山・聖カタリナ修道院、12世紀)
コーラ修道院の南側ドーム内、『全能者ハリストス』が中央にみえる
救世主顕栄修道院のイコノスタスにある『全能者ハリストス』(ヤロスラヴリ、16世紀)。マンドーラと「八角の星」が描かれた形式[3]。
聖墳墓教会のドーム内、『全能者ハリストス』が中央にみえる
脚注^ 現代ギリシャ語からは「イイスス・フリストス」、古典ギリシャ語再建音では「イエースース・クリストース」。日本正教会では「ハリストス」と表記される。
^ 本項では ⇒横浜ハリストス正教会等で使用される表記を使用。日本正教会では他に「全能者」の部分に、ギリシャ語由来の転写をカタカナで表記した「パントクラトール」がそのまま用いられるケースもある。
^ a b c d e ⇒パントクラトール(全能者)のイコン?その2
^ 古典ギリシャ語再建音で「パントクラトール」、現代ギリシャ語で「パントクラトル」もしくは「パントクラートル」。
関連項目
救世主イエス・キリスト
ビザンティン建築
アトス山
ゲラティ修道院
カーリエ博物館
メニル・コレクション
外部リンク
大阪ハリストス正教会
パントクラトール(全能者)のイコン - ウェイバックマシン(2015年9月28日アーカイブ分)
パントクラトール(全能者)のイコン?その2 - ウェイバックマシン(2015年9月28日アーカイブ分)
⇒一つの神、父、全能者 - 《正教の礎》 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)より、著:長司祭フォマ・ホプコ(トマス・ホプコ)、訳・監修:長屋房夫、R.B.R.ニューヨークロシア語版
典拠管理データベース: 国立図書館
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