全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
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第12回から第30回まではフルマラソン距離の6区間 (42.195km) で実施され、長良川競技場をスタート・ゴールとした[6]。このコースは令制国美濃国にあるため「美濃路を駆け抜ける」などと形容されていた[16] が、本来の美濃路とは東海道宮宿(現・愛知県名古屋市熱田区)と中山道垂井宿(現・岐阜県不破郡垂井町)を結ぶ脇往還を指すため、ルートは全く異なる。

スタート、中継所、ゴールは以下の通り。なお、先頭が中継所を通過してから10分経過すると繰り上げスタートした。

スタート:長良川競技場岐阜市、北緯35度26分30.5秒 東経136度45分56.3秒)

第1中継所:加納新本町バス停(岐阜市、北緯35度24分22.6秒 東経136度44分51秒)

第2中継所:岐阜県庁(岐阜市、北緯35度23分33.7秒 東経136度43分20.3秒)

第3中継所:大垣市林町(大垣市、北緯35度22分38.9秒 東経136度37分24.9秒)

第4中継所:大垣市総合体育館(大垣市、北緯35度21分55.5秒 東経136度38分26.6秒)

第5中継所:陽南中学校(岐阜市、北緯35度24分17.2秒 東経136度44分50.6秒)

ゴール:長良川競技場(岐阜市、北緯35度26分27.5秒 東経136度45分56.2秒)

1区(6.6km)

長良川競技場 → (金華橋) → (JR岐阜駅) → 加納新本町バス停前

スタートしてトラックを1周して競技場を離れる。

例年、ダンゴ状態から徐々に縦長にバラけていく。

金華橋の前後以外は平坦である。

2区(3.3km)

加納新本町バス停 → 岐阜県庁

超ハイスピード区間らしくアップダウンは全く無しの区間。第29回からは外国人選手についてはこの区間のみの登録となっている。

岐阜県庁前で折り返す。

3区(10.0km)

岐阜県庁 → (穂積大橋) → (五六川橋) → (新揖斐川橋) → (和合IC) → (東海道本線樽見鉄道立体交差) → 大垣市林町

前半のエース区間である。第28回までは外国人選手が多く走っていた。

上記の通りたくさんのアップダウンがあり、脚への負担は大きい。

岐阜県庁ではあまり差がついておらず、実力のある選手が多く走るのでごぼう抜きがよく見られる。

4区(4.1km)

大垣市林町 → (東海道本線樽見鉄道立体交差) → 大垣市総合体育館

二大エース区間の間にあるつなぎの区間である。

立体交差以外は平坦である。

大垣市総合体育館の敷地内に入り、1回折り返して5区へタスキを渡す。

5区(11.6km)

大垣市総合体育館前 → (和合IC) → (新揖斐川橋) → (五六川橋) → (穂積大橋) → 陽南中学校

ほとんど3区の裏返し区間である。

全区間を通じ最長で後半のエース区間である。3区より選手間の実力差が大きく、ここでの走りが最終成績に大きく影響する。

第28回大会以前から日本人長距離ランナー育成の観点から外国人選手の登録は禁止されていた。

6区(6.595km)

陽南中学校 → (JR岐阜駅) → (金華橋) → 長良川陸上競技場

1区の裏返し区間である。

金華橋前後以外は平坦である。

競技場に入るとトラックを1周してゴールとなる。

たびたびこの区間で順位が変わることがあり、逆転優勝も十分にありうることから準エース級の選手がよく走る。

記録
成績

回数開催日場所距離参加
チーム数1位2位3位備考
第1回
1981年12月12日伊勢16.3 km4東日本実業団
58分27秒中部実業団
59分37秒関西実業団
59分55秒
第2回1982年12月19日24.5 km10九州実業団
1時間27分39秒東日本実業団B
1時間29分55秒関西実業団
1時間30分16秒距離延長
第3回1983年12月11日岐阜30.0 km15東日本実業団A
1時間45分38秒旭化成
1時間45分59秒住金化工
1時間47分46秒距離延長
第4回1984年12月9日京セラ
1時間42分01秒住友化工
1時間46分59秒東日本実業団A
1時間47分33秒
第5回1985年12月8日22京セラA
1時間40分28秒住友化工
1時間42分54秒京セラB
1時間45分34秒
第6回1986年12月14日24三田工業
1時間40分47秒京セラ
1時間41分48秒住金化工
1時間42分54秒
第7回1987年12月13日26京セラ
1時間38分34秒三田工業
1時間40分10秒関西実業団
1時間40分54秒
第8回1988年12月11日23京セラ
1時間35分59秒ワコール
1時間37分46秒三田工業
1時間38分13秒
第9回1989年12月10日30ワコール
1時間36分07秒旭化成
1時間36分18秒リクルート
1時間36分22秒
第10回1990年12月9日27ワコール
1時間34分08秒リクルート
1時間34分44秒ニコニコドー
1時間35分34秒
第11回1991年12月8日29ワコール
1時間33分48秒リクルート
1時間34分33秒沖電気宮崎
1時間34分44秒
第12回1992年12月13日42.195 km32ワコール
2時間15分44秒ダイイチ
2時間18分08秒東海銀行
2時間18分35秒距離延長
第13回1993年12月12日リクルート
2時間15分42秒ワコール
2時間16分28秒旭化成
2時間18分29秒
第14回1994年12月11日リクルート
2時間13分59秒富士銀行
2時間16分30秒東海銀行
2時間17分53秒
第15回1995年12月10日ワコール
2時間14分32秒リクルート
2時間15分05秒沖電気宮崎
2時間15分07秒
第16回1996年12月8日沖電気宮崎
2時間15分14秒リクルート
2時間15分41秒旭化成
2時間16分27秒
第17回1997年12月15日35沖電気宮崎
2時間16分24秒東海銀行
2時間16分39秒京セラ
2時間16分47秒
第18回1998年11月29日32東海銀行
2時間15分13秒天満屋
2時間16分01秒積水化学
2時間16分19秒
第19回1999年12月12日沖電気宮崎
2時間15分42秒東海銀行
2時間16分08秒スズキ
2時間16分21秒
第20回2000年12月10日三井海上
2時間16分13秒スズキ
2時間17分02秒沖電気宮崎
2時間17分10秒
第21回2001年12月9日29三井住友海上
2時間15分45秒東海銀行
2時間16分23秒天満屋
2時間16分32秒
第22回2002年12月8日27第一生命
2時間14分00秒三井住友海上
2時間14分31秒ダイハツ
2時間14分55秒
第23回2003年12月14日三井住友海上
2時間13分38秒京セラ
2時間14分06秒資生堂
2時間15分48秒
第24回2004年12月12日三井住友海上
2時間13分17秒京セラ
2時間13分30秒資生堂
2時間14分12秒
第25回2005年12月18日28三井住友海上
2時間13分55秒天満屋
2時間15分46秒沖電気
2時間15分51秒
第26回2006年12月17日27資生堂
2時間14分00秒三井住友海上
2時間14分07秒天満屋
2時間14分51秒
第27回2007年12月16日26三井住友海上
2時間14分03秒第一生命
2時間14分44秒天満屋
2時間16分06秒
第28回2008年12月14日豊田自動織機
2時間14分17秒三井住友海上
2時間14分53秒ホクレン
2時間15分19秒
第29回2009年12月13日27三井住友海上
2時間15分27秒天満屋
2時間15分38秒第一生命
2時間16分27秒
第30回2010年12月19日24天満屋


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