全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
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岐阜移転後は5区間30kmで行われていたが[5]1992年より岐阜市の長良川競技場をスタートし、瑞穂市および安八町を経て大垣市内を巡り、ほぼ同じ道を戻って長良川陸上競技場にゴールする6区間42.195kmのコースに変更した[6]

2011年の第31回大会からは、宮城県松島町をスタートして利府町塩竈市多賀城市を経て仙台市に入り、仙台市都心部長町地区を周回して仙台市陸上競技場にゴールする、仙塩地区縦貫42.195kmのコースで開催されている[1][7]2012年11月5日、公式愛称が「クイーンズ駅伝 in 宮城」に決定したと発表された[8]

なお、仙台市では10月全日本大学女子駅伝対校選手権大会も開催されており、実業団と大学の各々の女子駅伝日本一を決める大会が宮城県に集約されている。
出場資格

1990年から予選会を実施している[9]が、前年の本大会における上位8チーム(2011年大会から「クイーンズ8」と総称)には、シード権を付与したうえで予選会への出場を免除。それ以外のチームからは、基本として予選会を上位で完走したチームが出場する。

2014年までは予選会を地域別に実施していたが、2015年からは福岡県宗像市福津市全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(愛称「プリンセス駅伝in宗像・福津」)を全国統一の予選会として開催している。ただし、予選会から本大会へ出場できるチームの総数は、時期によって異なる。「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会#出場枠の変遷」も参照
大会運営

主催
日本実業団陸上競技連合

共催
毎日新聞社TBSテレビ宮城県宮城県教育委員会仙台市塩竈市、塩竈市教育委員会、多賀城市、多賀城市教育委員会、松島町、松島町教育委員会利府町、利府町教育委員会

後援
日本陸上競技連盟スポーツニッポン新聞社東北放送

主管
宮城陸上競技協会

特別協力
宮城県警察本部、河北新報社

運営協力
宮城県スポーツ振興財団、仙台市スポーツ振興事業団、東日本実業団陸上競技連盟

特別協賛
東京エレクトロン株式会社
コース及びその区間の特徴
宮城コース(2011年?)節内の全座標を示した地図 - OSM
節内の全座標を出力 - KML


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2010年11月19日、翌年の第31回大会から仙台市を中心に宮城県で開催すると発表された[7]2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生したため開催が危ぶまれる事態となったが、7月28日に記者会見で予定通りの開催決定とコース概要が発表された[10]。また、「復興祈念大会」として開催され[11]、「全日本実業団女子駅伝2011」応援ソングとして平原綾香の「結晶」が使用された[12]。復興支援活動「ハートフルプロジェクト」により、ハートをあしらった応援グローブが無料で配布されており、観衆が沿道からハートの手袋を振って声援を送る姿が見られる[13]

スタート、中継所、ゴールは以下の通り[14] で、震災の被災自治体を縦貫するコースとなっている。なお、先頭が中継所を通過してから10分経過すると繰り上げスタートとなる。

コース(Google マップ … ゴールがある仙台市陸上競技場敷地内は省略)

スタート:松島町文化観光交流館前(宮城郡松島町、北緯38度22分41.4秒 東経141度4分17.9秒)

第1中継所:塩竈市地域活動支援センター前(塩竈市、北緯38度20分7秒 東経141度2分12.9秒)

第2中継所:NTT東日本塩釜ビル前(塩竈市)

第3中継所:富士化学工業前(仙台市宮城野区、北緯38度15分49.4秒 東経140度55分48.6秒)

第4中継所:聖和学園高等学校前(仙台市若林区、北緯38度15分11.7秒 東経140度54分10.1秒)

第5中継所:仙台第二高等学校前(仙台市青葉区、北緯38度15分43.2秒 東経140度51分21.4秒)

ゴール:仙台市陸上競技場(仙台市宮城野区、北緯38度15分28.9秒 東経140度54分13秒)


1区(7.0km) (2020年 - 2022年は7.6km)

松島町文化観光交流館前・ホテル壮観正面 → (五大堂) → 塩竈市地域活動支援センター前(2020年 - 2022年はヤマダ電機テックランド塩釜店前)[注 1]

松島湾を左に望みながら走る「渚の1区」と呼ばれる区間。第3中継所の手前まではほとんどが国道45号がコースとなる。松島海岸駅周辺の五大堂瑞巌寺・観瀾亭・マリンピア松島水族館など観光名所のそばを走って松島トンネル(延長125m)を抜けると松島丘陵越えに入り、利府町内の3つのトンネル[注 2] を通り抜け、塩竈市内に入る。

現行区間(第31回大会以降)記録10傑
位タイム氏名所属地区年次・順位
121分27秒五島莉乃資生堂東日本第43回(2023年)・区間賞
221分32秒廣中璃梨佳JP日本郵政グループ東日本第39回(2019年)・区間賞
321分50秒一山麻緒ワコール関西第36回(2016年)・区間賞
421分51秒竹中理沙資生堂東日本第36回(2016年)・区間2位
521分52秒渡邊菜々美パナソニック東日本第39回(2019年)・区間2位
-21分56秒一山麻緒ワコール関西第39回(2019年)・区間3位
621分58秒福田有以豊田自動織機中部第36回(2016年)・区間3位
721分59秒萩谷楓エディオン中国第39回(2019年)・区間4位
822分00秒出水田眞紀第一生命東日本第39回(2019年)・区間5位
922分01秒中川京香JP日本郵政グループ東日本第36回(2016年)・区間4位


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