全国独立放送協議会
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また、前述のTVer配信は日本テレビが運営している無料動画配信サービス「日テレ無料TADA!」から供給する形で配信しており、TVerでは形式上全て日本テレビ系列の番組扱いとされている[35][36][37][38][39][40][41][42][43][44][45]。詳細は「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ#バラエティ」および「TVer#地方局・インターネット放送局制作番組の扱い」を参照
テレビ朝日系列

関東圏の加盟局では朝日放送テレビ探偵!ナイトスクープ』、北海道テレビ水曜どうでしょう』などのANN系列局制作番組を放送している例がある。

テレビ神奈川は名古屋テレビ(メ?テレ、NBN)、静岡朝日テレビ(SATV)と友好協力関係協定を結んでいる。協定は結んでいないものの、北海道テレビとも友好関係がある。テレビ神奈川の発行済株式のうち、テレビ朝日は10万株を所持し、主要株主の一社でもある[46]

岐阜放送は名古屋テレビと友好協力関係協定を結んでいる。なお、テレビ開局当初は日本教育テレビ(NET、現在のテレビ朝日)や毎日放送(MBS)の番組を多く編成したが、1970年(昭和45年)のANN結成には参加しなかった。

サンテレビはプロ野球中継スカイ・Aを含む朝日放送と提携している他、腸捻転時代から解消後しばらくの間は毎日放送や朝日放送で放送されていない日本教育テレビ→テレビ朝日系列の番組の一部をKBS京都と共に放送していた[注釈 21]。また同局では現在『秘湯ロマン』(テレビ朝日制作)をネット受けしている他、BS朝日と『賢者の選択』の共同制作を行っている。

近畿地方の加盟局5局は朝日放送制作の全国高校野球選手権大会中継のリレー中継を行っているほか、同局の放送を近畿以外の加盟局がネットする事もある。また、ほとんどの加盟局で地方大会の中継も行っており、朝日放送テレビが制作している『速報!甲子園への道』や同テレビと朝日新聞社運動通信社(スポーツブル)が共同運営している「バーチャル高校野球」のサイトに試合映像などを提供している放送局もある[47]

2011年(平成23年)までは、朝日放送のCSチャンネル「スカイ・A」で、KBS京都やテレビ和歌山制作の番組が放送されていた。

自動車情報番組『カーグラフィックTV』は2001年(平成13年)10月に放送を再開したが、関東広域圏では制作局であるテレビ朝日では編成上の都合により放送されず、当初は千葉テレビ・テレビ埼玉・とちぎテレビで放送され、BS朝日に制作が移った後はTOKYO MXでも放送を開始した。

テレビ朝日とサイバーエージェント傘下のインターネット放送局ABEMA」が制作した番組を加盟局が放送するケースもあり、2019年から約1年3か月間、TOKYO MXにてMリーグのダイジェスト番組が放送された[48][49]。2022年6月19日に開催され、ABEMAが配信した『THE MATCH 2022[注釈 22] を一部内容を再構成した上で録画放送が行われることになり、同年7月24日にTOKYO MX(開催された東京ドームの地元局)で放送されたのを皮切りに、8月にかけて独立局全13局で放送が行われた[50][51]。同年9月25日に開催され、ABEMAが配信した『超RIZIN』も同年10月に独立局全13局で録画放送が行われる予定となっている[17]

近年ではサンテレビKBS京都の関西の主要加盟局2局やテレビ埼玉など関東地方の一部の加盟局でスーパー戦隊シリーズ仮面ライダーシリーズの作品が、TOKYO MXではプリキュアシリーズの作品がそれぞれ再放送されている。局によって異なるが放送されるものは概ね(テレビ朝日での放送から)1?3年前の作品である。
TBS系列

現在はJNN協定とTBSネットワーク基本協定の解釈により、TBS系列局が制作した番組はJNN加盟局がネット受けしなければ、当該エリアでの放送は基本的にされない。詳細は「ジャパン・ニュース・ネットワーク#TBSネットワークとJNN」を参照

このため、JNN準キー局制作でTBSの編成から外れた番組が、関東地方他の独立局で放送されることは1990年代から2000年代までほとんどなく、1970年代の腸捻転解消前後に、毎日放送(MBS)制作の『モーレツ!!しごき教室』や腸捻転解消前の朝日放送制作の『プロポーズ大作戦』等、若干の番組がテレビ神奈川等の関東圏独立局にネットされたくらいだったが、2010年代になると、毎日放送制作の『よしもと新喜劇』の遅れネットが2013年4月からTOKYO MXで、2019年4月からテレビ神奈川で開始され[注釈 23]、さらに2019年4月に新設された毎日放送制作の『ドラマ特区』の各ドラマは「首都圏トライアングル」の3局(2020年4月から5いっしょ3ちゃんねるの5局に拡大)で遅れネット(テレビ神奈川は先行ネット)されている。なお、前述の『ドラマ特区』の各ドラマは中京広域圏の系列局のCBCテレビの放送実績がなく、また関東圏のように中京広域圏独立局の岐阜県の岐阜放送及び三重県の三重テレビに放送権が移譲されたことはない。

中部日本放送(CBCテレビ)制作分は、1980年代の『アーノルド坊やは人気者』や2008年(平成20年)10月改編以前の『パチンコNOWTV』など、首都圏・近畿圏の独立局で放送されたものもあったが、現在はCBCテレビから独立局に番販される番組はない。「ノブナガ#各地の放送時間」も参照

2015年(平成27年)以降は、TBS制作番組の再放送も少しずつ見られるようになっている。例として、千葉テレビでドラマ作品(『泣いてたまるか』、木下恵介アワー作品、愛の劇場作品)や、ナショナル劇場(後の、パナソニック ドラマシアター)枠の時代劇(『大岡越前』、『江戸を斬る』)が頻繁に放送されている[注釈 24]。また、かつてTBSで制作されたアニメについて、新作アニメやアニメ映画に関連して再放送することもあり、2017年(平成29年)にTOKYO MX・千葉テレビで『笑ゥせぇるすまん』を、同年に放送開始の『笑ゥせぇるすまんNEW』の宣伝を兼ね放送した[注釈 25]2019年(令和元年)7月にはTOKYO MXで、同年6月にTBSで終了したばかりの『新幹線変形ロボ シンカリオン』を、同年12月公開の映画版(『未来からきた神速のALFA-X』)の宣伝を兼ね放送開始しており、その映画版についても地上波初放送はTOKYO MXであった[注釈 26]


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