入野自由
[Wikipedia|▼Menu]
同年『パラッパラッパー』のパラッパ(初代)役でテレビアニメ初主演を果たし、2002年の『キングダム ハーツ』で主役のソラを演じ知名度を広げた。2012年時点で芸歴20年を重ねており、2011年頃のインタビューでは「昔は年上ばっかりだったが、最近は自分と同年代の人と共演することが増えた」と語っている[4]

2009年6月24日、Kiramuneレーベルから歌手デビュー。

2010年、明治学院大学経済学部経営学科卒業[8]。同年5月11日、Kiramuneレーベル内新ユニットとして、神谷浩史と「KAmiYU」を結成し、11月6日にデビュー。

2016年11月30日、翌年1月のソロライブを最後に海外留学のため、活動を一時休業することをブログで発表[9]

2021年9月3日、所属事務所ジャンクションの公式サイトにて結婚を報告した[10]
人物・特色

音域はC - F[2]

役柄としては純粋な少年や高校生役を演じることが多い[11]

吹き替えでは『君の名前で僕を呼んで』以降、ティモシー・シャラメを担当している[12]。入野は同作で担当した際に、「男性女性に関わらず魅了されるルックスをしていますし、当時ティモシーは20歳ぐらいでしたが、大人でも子供でもない曖昧な年頃の心の機微を巧みに表現していて引き込まれました。」と、ティモシーのファンになったことを公言している。また、ティモシーの魅力については「生来の色気を持っている人だと思うのですが、それがどんどん洗練されていっている感じがします。どの作品もティモシーでありながら、ティモシーではない。それぞれの役で色気の出し引きをコントロールしているような感じがあるんですよね。ほんとに魅力的で、謎めいた俳優だと思います。」と評価しており、吹替を通して共に歩んできたことから現在では「彼と一緒に歩んでいる気持ちもあります。」と一心同体になっていることも明かしている[13][14]

子役時代から宮野真守とは共演作が多く、付き合いも長い(『キングダム ハーツ シリーズ』・『機動戦士ガンダム00』・『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』・『STAR DRIVER 輝きのタクト』など)。

千と千尋の神隠し』のハク役はオーディションで決まったが、決まった途端に子供ながらに緊張感を抱いたと語る。学校の友達からもハクの映ったカタログを持ってきて「これ君でしょ!」と言われたことはあったが、すぐにそういった訪問はなくなったという[4]。また、ハクは声変わり途中の時に演じた為、声が変わってしまった今は演じる事が難しいと話している。

Yes!プリキュア5』のナッツ(夏)役では、最初は自分でもその配役に驚いていたという。青年と妖精と切り替えて演技していくうえ、どちらもやったことのない役柄だったため、「当初は試行錯誤していた」と語る[4]

キングダム ハーツ シリーズ』では一貫してソラを演じている。『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』ではソラと同じ顔をした悪役・ヴァニタス役に抜擢された[注 2]。ディレクターの野村哲也によれば、入野はヴァニタスを「ノリノリで演じていた」と語っている[15]

DEENの大ファンであり、そのことを本人たちに伝えたことがきっかけでDEENのボーカル池森秀一作詞、キーボード山根公路作曲の 「VOICE?ここから始まる愛?」とカップリングの池森秀一作詞、ギター田川伸治作曲の「Paint the Sky」を提供された。

大の特撮好きでもあり、『仮面ライダーオーズ/OOO』では、アンク(ロスト)の声を担当することになる。途中参加という形であったが、入野は視聴者として第1話からリアルタイムで番組を見ていたため、スタッフが作品の設定や世界観を説明する必要は一切なかったという[16]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:227 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef