光学ドライブ
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ただしDVD+R DL, DVD-R DLに対応していることが当たり前になると、7種類のDVD書き込み規格に対応したドライブでも、単に「DVDドライブ」と表現されることが多い[10]

書き込み速度がDVD規格の上限の16倍速に達すると、7種類のDVD書き込み規格に対応しつつ、DVD-R, DVD+Rメディアへの18–24倍速書き込みができるドライブが登場した。
HD DVDドライブHD DVD/BD両規格対応ドライブ

2006年

5月 - 東芝のQosmioG30/697HSを皮切りに、HD DVD-ROMドライブ搭載PCが数社から発売された。HD DVD-ROMドライブはDVDスーパーマルチドライブも兼ねている。

10月10日 - NECエレクトロニクス株式会社がBD、HD DVD両規格の記録と再生に対応し読み込みや書き込みが技術的には可能になるドライブ向けシステムLSIセットのサンプル出荷を開始。

12月下旬 - 世界初のPC用内蔵ファイルベイ用HD DVD-ROMドライブ「HDV-ROM2.4FB」がバッファローより37,000円で発売された。HD DVD-ROM 2層/HD DVD-R 1層/CD・DVDの各種メディアの再生に対応した。


2007年

12月17日 - 東芝は12月21日に世界初のHD DVD-RW対応ドライブ(HD Recにも対応)を搭載したノート型パソコンを発売すると発表[11]


東芝


SD-H802A

TS-L802A(初のノートPC搭載用薄型HD DVD再生ドライブ[12]

SD-L902A(初のノートPC搭載用薄型HD DVD記録ドライブ[13]

SD-H903A(初のデスクトップPC搭載用HD DVD記録ドライブ[14]

SD-L912A(初のノートPC搭載用薄型HD DVD-RW記録ドライブ[15]

LG


GGC-H20N(HD DVD/BD両対応再生ドライブ[16]

GGW-H20N[17](GGC-H20NにBD-R/REへの記録を可能にしたもの)

BUFFALO


HDV-ROM2.4FB(SD-H802AのOEM製品[18]

BHC-6316FBS-BK(GGC-H20NのOEM製品[19]

BHC-6316U2[20](BHC-6316FBS-BKの外付けモデル)

BRHC-6316FBS-BK(GGW-H20NのOEM製品[21]

BRHC-6316U2[22](BRHC-6316FBS-BKの外付けモデル)

アイ・オー・データ


BRD-SH6B[23](GGW-H20NのOEM製品)

BRD-UXH6[23](BRD-SH6Bの外付けモデル)

PC用ドライブは日本で約2万台、海外を含め約30万台が販売。
BDドライブ

2006年

松下電器産業は4月21日にBD-ROMのSL/DL(1層/2層)の再生、BD-R、REのSL/DLの記録再生、および各種CD、DVDメディアの記録再生に対応したBDドライブをメーカー各社へ4月より順次出荷開始したと発表した
[24]。内蔵ハーフハイトタイプBDドライブ「SW-5582」は各種BDメディアへの2倍速記録再生に対応。おもにノートPC向けの内蔵スリムトレイタイプの「UJ-210」と内蔵スリムスロットタイプの「UJ-215」は各種BDメディアへの等速記録、およびROMの1.6倍速再生に対応。

松下電器産業は6月10日にBD-ROMのSL/DL(1層/2層)の再生、BD-R、REのSL/DLの記録再生、および各種CD/DVDメディアの記録再生に対応する内蔵ハーフハイトタイプのBDドライブ「LF-MB121JD」[25]を発売した。アイ・オー・データなどから発売された単体ドライブや富士通・ソニー等のパソコンは松下電器(パナソニック・コミュニケーションズ)製ドライブ[24]を採用している。

松下電器産業は6月上旬にBD-R、REのSL/DLディスクを発売した。ソニー・富士フイルム三菱化学メディア日立マクセル(現・マクセル)・TDKなども相次いで発売した。

ソニーは6月下旬に業界初のBDドライブ搭載のノートパソコン「VAIO type Aシリーズ」とデスクトップパソコン「VAIO type Rシリーズ」を発売した。BDドライブはBD-ROMの再生とBD-R、REのSL/DLの記録再生が可能。デジタル放送のBD-REへのムーブとBD-AV形式のディスクを製作可能。BDドライブの詳細はパナソニック製ドライブを参照[24]。富士通・エプソンダイレクトも松下電器製BDドライブ搭載のパソコンを発売した[24]

NECはHD DVD陣営でありながら秋にBDドライブ搭載パソコン「VALUESTAR Wシリーズ」を発売した。この時点でHD DVDのPC向け記録型ドライブや書き換え可能型メディアが製品化されていないことを理由としている。


2007年

5月30日に内蔵スリムトレイタイプのBDドライブ「UJ-210」が店頭で単品販売開始。再生専用および記録再生を含め、BDやHD DVDのスリムタイプドライブの単品店頭販売は初めて。このBDドライブは松下電器産業が2006年4月[24]にメーカー各社へ出荷開始したBDドライブである。

パイオニアは8月上旬よりDVD/CDの記録再生が可能な内蔵ハーフハイトタイプBD-ROMドライブ「BDC-S02J」[26]をオープンプライスで発売、店頭予想価格は4万円前後。インターフェイスはSATA。Blu-ray DiscではBD-ROMとBD-R,REのSL/DLの再生に対応(BDレコーダーで記録したBDメディアも含む)。DVD/CDではDVD±Rが12倍速、DVD±R DLが4倍速、DVD±RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速、CD-R、RWが24倍速で記録可能。

松下電器産業は12月27日にノート型パソコン向け9.5mm厚のBlu-ray Discドライブの開発を発表[27]。発表時には、メーカーへのサンプル出荷はすでに行われていた。


1:100原理

光学ドライブの価格はレーザー光源単体の価格の約100倍になるという法則。


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