俺の妹がこんなに可愛いわけがないの登場人物
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声 - 中村悠一[3]、藤田麻美(幼少期)本作の主人公にして[4]、この物語の語り手。高校2年生。一人称は「俺」。取り立てて長所も短所もないが、本人は平凡であることを美徳であるとして肯定的に捉えている。能動的な性格ではないが、一度決めたことは恥をさらしてでも貫き通す責任感の強い一面や、自棄になると暴走したりするような感情の起伏が激しい一面もある。周りからの印象は「お節介焼きのお人好しだが少し鈍い」というものでほぼ一貫している。しかし、責任感が強く、父と桐乃のことで喧嘩になった際桐乃のことを庇う一面を見せている。内面的には年相応の欠点もあり、しばしば心の中で読者に対して悪態をつく一面もあるが、あまりそれを表には出さない[5]。妹・桐乃からは何が原因かは覚えていないものの一方的に蔑まれるような関係となっており、また京介自身も非凡な才能を持つ妹への嫉妬心を抱いていたが[6]、玄関で『星くず☆うぃっちメルル』のDVDケースを発見したことから妹の誰にも知られたくない秘密を知ってしまう。当初はサブカルチャー系に対して相応の偏見を抱いていたが[7][注 1]、沙織達との交流を経て、それが理解はできなくとも否定されるようなものではないと考えるようになり[11]、桐乃の趣味を擁護する立場となる。幼馴染の麻奈実とは気心の知れた間柄で[12]、友達以上恋愛未満の関係を続けることを望んでいるが、後には黒猫との恋愛関係も物語上の争点となっていく[13]。好きな女性のタイプはあやせのような黒髪ロングの女性で[12][14]、あやせの前では下心を露わにしてしまう一面もある。また、眼鏡っ娘には並々ならぬこだわりがある[15][16][17][18]。基本的に自分に関してあまり高い評価を下していないが、実際のところその飾り気の無い優しさやなりふり構わない捨て身の行動が周りに好印象を与えており、求心力は本人が思っている以上に高い。『このライトノベルがすごい!』男性キャラクター部門では2012年版で7位[19]、2013年版で5位[20]、2014年版で6位を獲得[21]。
高坂 桐乃(こうさか きりの)
詳細は「高坂桐乃」を参照声 - 竹達彩奈[3]本作のヒロイン。京介の実妹で、物語を引っ張る人物[22]。中学2年生。ライトブラウンのロングヘアで、ピンク色のヘアピンをつけている。ハンドルネームは「きりりん」。兄と違って人目を惹き付ける美貌に恵まれ[注 2]、ファッション誌の専属モデルとしてかなり高額の報酬を手にしている。また学力は県内でも指折りの成績を持つ生徒にして[25]、スポーツでも陸上部のエースと非の打ち所がない[26]。本人も何が契機かはよく覚えていないながらも萌えアニメや男性向けの美少女ゲーム、特に「妹もの」と呼ばれるゲームを、成人向けか否かを問わず[注 3]こよなく愛し、ニュースサイトを巡回して気に入った物を見つけてはモデルの報酬を使って衝動買いをしている[注 4]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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