佐渡汽船
4月 - 新潟 - 赤泊 - 寺泊航路が就航。
1977年5月 - 日本初のウォータージェット推進式水中翼船(ボーイング社製ジェットフォイル)による定期航路が新潟 - 両津間に就航(1号艇「おけさ」)。
1979年4月 - ジェットフォイル2船目の「みかど」(ボーイング社製)が新潟 - 両津間に就航。
1981年7月21日 - 新潟西港・万代島埠頭に旅客ターミナルビルが完成、下大川前の旧ターミナルより機能を移転[N 8]。
1983年7月 - 8,000t級(注:国際トン)の大型カーフェリー「こさど丸」が新潟 - 両津間に就航。国内初の車両甲板2段積み可能となり、この「こさど丸」から佐渡汽船カーフェリーの大型化が始まる。カーフェリー「こがね丸」が小木 - 直江津間に就航。
1985年2月 - 小木港に旅客ターミナルビルが完成。
1986年7月 - ジェットフォイル3船目の「ぎんが」(ボーイング社製)が新潟 - 両津間に就航。
1988年
4月 - 日本国内の離島航路初となる10,000t級(国際トン)のカーフェリー「おおさど丸」が新潟 - 両津間に就航。カーフェリー「おとめ丸」が小木 - 直江津間に就航。
6月 - 直江津港に旅客ターミナルビルが完成。
1989年
1月 - 新潟 - 赤泊間の航路を休止、寺泊 - 赤泊間を通年運航に。
4月 - ジェットフォイルの国産1号艇「つばさ」(川崎重工製)が両津航路に就航、ジェット4船体制に。これに伴い、ジェットフォイル「みかど」が小木 - 直江津間に就航(春 - 秋の季節運航)。
1991年4月27日 - ジェットフォイル「すいせい」(川崎重工製)が両津航路に就航[N 9]。これに伴い最古参の「おけさ」が香港(TurboJET)へ売却。
1992年
3月 - 寺泊港に旅客ターミナルビルが完成。
4月 - 1,000t級のカーフェリー「えっさ丸」が寺泊 - 赤泊航路に就航。同航路に就航していた佐渡汽船初のカーフェリー「さど丸」売却。
1993年4月 - 国内の離島航路最大となる12,000t級(国際トン)のカーフェリー「おけさ丸」が新潟 - 両津間に就航。これに伴い、カーフェリー「こさど丸」が小木 - 直江津間に就航。カーフェリー「こがね丸」フィリピンへ売却。
1995年3月 - 9,000t級(国際トン)の大型カーフェリー「こがね丸」が小木 - 直江津間に就航。カーフェリー「おとめ丸」フィリピンへ売却。
1996年8月 - ジェットフォイル「ファルコン」(ボーイング社製・元関西汽船「ジェット8」)が就航、ジェットフォイル5隻体制へ(「ファルコン」は予備船扱い)。
1999年11月 - 九州郵船から予備船を保有する佐渡汽船にジェットフォイル売却の要請があり、「ファルコン」が九州郵船へ売却。ジェットフォイル4隻体制へ戻る。
2000年4月 - 赤泊港に旅客ターミナルビルが完成。
2003年
5月11日 - JR東日本との連絡運輸取扱廃止。
10月31日 - 小木航路のジェットフォイルを廃止、余剰となる一隻のジェットフォイル「みかど」をいわさきコーポレーションに売却。新潟 - 両津間のジェット3船体制に(「すいせい」「つばさ」「ぎんが」)。
2005年
航送費が値上げされる。また前年の新潟県中越地震による観光への打撃対策として社会実験を複数に分けて実施。
6月10日 - 赤泊航路に高速船「あいびす」就航。これに伴い、カーフェリーを廃止。余剰となるカーフェリー「えっさ丸」をいわさきコーポレーションに売却。
11月 - カーフェリー内で予約用の用紙を裏紙として、船内のスタンプ用紙などに転用していたことが発覚。
2006年6月 - 「燃料油価格変動調整金」を導入。旅客130円/片道(ジェットフォイル・カーフェリー・高速船とも)、四輪車850円/片道、二輪車200円/片道の運賃アップとなった。
2007年2月 - カサ増しされたカーフェリーのt数が経営不振のため減t(経費面で不利にもかかわらず、わざわざ大きく見せるだけのカサ増しt数から、国内他社と同一の基準に戻った)され、おけさ丸は12,419t(国際トン)→5,862tへとなった。
2008年
4月 - 小木航路のカーフェリー1隻体制となる(昭和58年就航と船歴の高かった「こさど丸」を廃止し、「こがね丸」1隻体制)。
5月 - 小木航路1隻体制で余剰となった「こさど丸」のいわさきコーポレーション系・新屋敷商事への売却が決定。帳簿価額は226,853千円、譲渡価額は600,000千円(消費税別)。引き渡し日は6月10日。
2009年
4月 - 事業会社を分割。船舶運航に関する業務を連結子会社の「佐渡汽船シップマネジメント」に移管し業務委託を開始。
10月 - 事業会社を分割。陸上業務を「佐渡汽船営業サービス」「佐渡汽船シップメンテナンス」に移管。
2012年
3月31日 - 新潟港・両津港両ターミナルにて自動改札機(QRコード・Felica併用型)の運用を開始。また6港とも乗船時の旅客名簿の提出が不要となる。
4月 - 佐渡汽船営業サービス株式会社を吸収合併。
2013年
3月23日 - 両津航路にてSuicaのサービスを開始(Suica電子マネーのシステムによる)[9]。PiTaPaを除く全国9種類の交通系ICカードが利用可能となる。
4月 - 日本海内航汽船株式会社を吸収合併。貨物事業部を設置。
2014年4月8日 - カーフェリー「ときわ丸」が新潟 - 両津間に就航[N 10][N 11]。これに伴い、「おおさど丸」が運航終了[10]。
2015年
3月4日 - 固定資産(カーフェリー)の譲渡に伴い約8億7500万円の特別利益が発生する見通しだと発表。譲渡先はリベリアの海運企業。決算は2015年12月末。
4月21日 - 高速カーフェリー「あかね」が直江津 - 小木間に就航[11]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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