毎年3月頃はアマゴ釣りが、6月頃にアユ釣りが解禁され、大勢の釣り人で賑わう。また、ヤマメ、オイカワ、ムギツク、スナヤツメ、アカザ、オヤニラミなどの生息も確認されているほか、河口付近では4月頃からはアサリやハマグリなどの潮干狩りも行える。
初夏にはゲンジボタル[4]の姿を見ることもでき、毎年6月前後に防府市内の河川敷にあるホタル広場で「佐波川ホタルの夕べ」というイベントが催される[5](このイベントでは合唱組曲佐波川を歌う会[6]によって組曲「佐波川」が合唱される)。
「佐波川蛍の川」で、昭和61年度手づくり郷土賞(ふれあいの水辺)受賞[7]。「佐波川の新しい空間 そして未来へ! ?小野水辺の楽校?」で令和元年度手づくり郷土賞受賞[7]。
洪水山口市徳地船路に現存する関水跡[8]
古来より佐波川は何度も洪水を起こしており、重源が木材運搬のために118箇所築いたとされる関水(堰)も、殆どが洪水被害により失われている。近代で特に大きな被害を出した洪水としては、国土交通省の佐波川水系河川整備基本方針が、1918年(大正7年)7月の台風により各地で堤防が決壊して3,451戸が浸水した洪水と、1951年(昭和26年)7月に梅雨前線豪雨
により堤防17ヶ所が決壊して浸水家屋3,397戸に及んだ洪水を挙げている[9][10]。ただし、1972年(昭和47年)昭和47年7月豪雨災害以降は、河川氾濫による浸水被害は出ていない[11]。かつて防石鉄道が防府駅 - 堀駅で並行していたが、1964年(昭和39年)に廃止された。
道路
国道489号(山口市徳地堀以北)
山口県道24号防府徳地線(山口市徳地堀以南の右岸)
山口県道184号三田尻港徳地線(山口市徳地堀以南の左岸・元防石鉄道跡)
山口県道503号佐波川自転車道線(山口市徳地堀以南の左岸・自転車道)
国道2号防府バイパス(防府市右田以南の右岸)
その他、佐波川と交差している山陽自動車道には、佐波川サービスエリアが建設されている。 佐波川はテレビコマーシャルのロケ地として使われることがある。 いずれも過去に放送されたもので現在は放送されていない。
CM
とくぢ味噌
藤光蒲鉾工業
徳山競艇
脚注^ ⇒滑山風景林(山口市徳地) - 近畿中国森林管理局
^ “日本の川 - 中国 - 佐波川 - 国土交通省水管理・国土保全局
^ 防長風土注進案(江戸時代に長州藩の命により周防国・長門国2ヶ国の記録や伝承をとりまとめたもの)からの出典
^ 地元中学校(防府市立右田中学校
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