養成所を卒業後にドラマ『安ベエの海』でデビュー[3]。そのドラマを見ていた藤本真澄からの誘いがあり、東宝の専属俳優制末期に入社。1971年『誰のために愛するか』で映画デビュー[4]。当初は「小林桂樹の後を継ぐのはお前だ」とのことで三枚目で売り出されたが、1971年に専属制が廃止されると二枚目役が増えた[10]。
1994年から声優業に進出。洋画や海外ドラマの吹き替えでは、リーアム・ニーソン、ロバート・デ・ニーロ、アレック・ボールドウィン、マーティン・シーン、ウィリアム・ハート、チョン・ドンファンなどを担当[11][3]。
共演した京田尚子からは『三国志 Three Kingdoms』の日本語吹き替え版において司馬懿役を担当した際に「本当にお上手でした」と評された[12]。 祖父は佐々木孝丸[4][3]、父は千秋実[出典 2](孝丸の娘婿)。宮本信子は再従妹(宮本の父が千秋と従兄弟)。 ゴジラシリーズには、アメリカ版の吹き替えも含め6作品に出演している[3]。『ゴジラ対メガロ』(1973年)公開前に東宝でゴジラの着ぐるみを着たことがあったという[10]。父も『ゴジラの逆襲』(1955年)、祖父も『怪獣大戦争』(1965年)に出演しており、親子3代にわたりゴジラシリーズに出演を果たしている[7][3]。 特技は歌[1][2]、ギター[1][2]、野球[2]。趣味は生け花[2]、ゴルフ[2]、水泳[1][2]。 『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)でジョン・ウェインの吹き替えとしても知られる小林昭二と共演した際に、佐々木は自身も吹き替えをやりたいと話したところ、「そんなに簡単なものではない」と小林から心構えを教えられ、後に声優の仕事を務めた際に勉強になったと述べている[3]。
人物
出演作品(俳優)
テレビドラマ
ポーラテレビ小説 / 安ベエの海(1969年 - 1970年、TBS) - 長山哲太郎
土曜グランド劇場(NTV)
おふくろの味(1970年)
検事・若浦葉子 第7話「供述・一枚の写真に秘める女二人の半生」(1991年)
それゆけ結婚(1971-1972年、KTV)