2015年7月に東京都現代美術館で開催された子ども向けの企画展「おとなもこどもも考える ここは誰の場所?」にて、会田家名義で発表された作品「檄」について、同館から撤去、または改変が要請されたとして物議を醸した[13]。市民からの一件の抗議を受けての都、美術館側の判断であった。同館はおよそ一週間後、要請を撤回。作品は会期中そのまま展示された[14]。 2018年4月から6月に京都造形芸術大学・東京藝術学舎で開かれた全五回別々の講師が来る社会人向け「ヌードを通して、芸術作品の見方を身につける」という公開講座を受講していた39歳の美術モデルの女性が、5月15日の第3回ゲスト講師会田の講義も受講した。女性は、これが大学の授業なのかと激しい衝撃を受け、急性ストレス障害を発症、「作家の作品の是非ではなく、環境を作り出したことが問題だ」「大学は、セクハラ禁止のガイドラインをもうけており、公開講座を運営するにあたっても、セクハラ対策をすべき」「作家の作品の是非や、セクハラ言動そのものでなく、そうした環境を作り出したことに問題があった」として、大学側を提訴した。これに対し、会田は「僕は芸術が『落ち着いた文化教養講座』の枠に押し込められることへの抵抗を、デビュー以来大きなモチベーションとしてきた作り手だ」
京都造形大学での問題
(出典:[20])
個展・二人展
「絵は四角くなくなくてもよい」(谷中フルフル