復員後の1945年に大映京都に入社し、翌1946年、片岡千恵蔵と古川ロッパが共演した稲垣浩監督の『おかぐら兄弟』でデビューを果たす。以降は大映の名物悪役として活躍。時代劇からヤクザ映画まで、その特徴ある面長な風貌で、大映映画の全盛期を支えた。
大映倒産後はテレビドラマに本格的に進出し、刑事ドラマや時代劇では悪役を数多く演じた。1991年9月12日死去。67歳没。
特技は乗馬[1]。
出演作品
映画
座頭市シリーズ
忍びの者シリーズ
眠狂四郎シリーズ
悪名シリーズ
闇を走る馬車(1947年)
素浪人罷通る(1947年)
十三の眼(1947年) - 溝部刑事
壮士劇場(1947年) - 森健吉
婦人警察官(1947年)
生活の樹(1947年)
三十三の足跡(1948年)
手をつなぐ子等(1948年)
地下街の弾痕(1949年)
待っていた象(1949年)
月よりの使者(1949年)
天狗飛脚(1947年) - 佐藤久馬
木曽の天狗(1948年) - 三宅多八郎
最後に笑う男(1949年、安田公義監督作品)- 飛鳥三郎
幽霊列車(1949年) - 大川
透明人間現わる(1949年) - 笹谷敬三
海峡の鮫(1950年)
火山脈(1950年)
遙かなり母の国(1950年)
逢魔が辻の決闘(1951年)
愛妻物語(1951年)
万花地獄(1951年)
緑の果てに手を振る天使(1951)
銭形平次(1951年)
振袖狂女(1952年)
雪崩(1952年)
あの手この手(1952年)
巣鴨の母(1952年)
魔剣(1953年)
木曽路の子守唄(1953年)
祇園囃子(1953年)
妖精は花の匂いがする(1953年)
銭形平次捕物控 金色の狼(1953年)
暴力市街(1953年)
雨月物語(1953年)
噂の女(1954年)
知らずの弥太郎(1954年)
花の三度笠(1954年)
花の白虎隊(1954年)
丹下左膳 こけ猿の壺(1954年)
花の長脇差(1954年)
山椒大夫(1954年)
舞妓物語