伊藤政則
[Wikipedia|▼Menu]
特にイギリスやイタリア、ドイツ等を中心としたプログレッシブ・ロックに精通しており、イギリスのピンク・フロイドルネッサンス、フランスのバンドのタイ・フォンやイタリアのニュー・トロルスなどを愛聴しており、ライナーノーツも書いている作品も非常に多い。
人物

DJを務めるラジオ番組『POWER ROCK TODAY
』、『ROCKADOM』、『ROCK ON』、『ROCK THE NATION』のオープニング曲として使われている「Masa Ito」という曲は、ポール・ギルバート『Burning Organ』国内盤(2002年発売)に隠しトラックとして収録されているが、伊藤のテーマソングとして作ったもので、ライブでも演奏されることがある。

毎年1月、bayfmで放送される成人の日特番『MAXIMUM POWER ROCK TODAY』のオープニングでは、同じくポール・ギルバートによる別バージョンのテーマ曲「Masa Ito Theme ♯2」が使用される。(2010年9月、WHD Entertainmentから再発された『Burning Organ』に収録)

2010年代以降、一部のメディアで“日本のメタルゴッド”と称される機会が増えたが、伊藤自身はこの二つ名に懐疑的であり、日本のメタルゴッドとはLOUDNESS高崎晃のことであるべきだと発言している[11]

活動

ライナーノーツも多数執筆している。惚れ込んだバンド、アーティストには非常に情熱的な解説文になることが多く、キャッチコピーも個性的かつ印象的なフレーズを多数生み出している。

DJを務めるラジオ番組では独占ロングインタビューや新曲の世界初オンエアがしばしばあり、また来日バンドのライブチケット番組先行予約には関係者席を除けば最も良い席が用意される。

1980年代から90年代初頭に掛けては日本のバンドのマネージメントを手掛け、アンセムアウトレイジらが伊藤政則の事務所に所属していた。

TBSテレビの番組『PURE ROCK』に、山本隆士和田誠、ガスの兄貴らと共にレギュラー出演した。

プロレスにも造詣が深く、週刊ゴングに連載も持っていた。その時のペンネームは、ゴング伊藤。

取材規制が最も厳しいとされるガンズ・アンド・ローゼズW.アクセル・ローズへのインタビューに成功した日本人ジャーナリスト5人のうちの一人である。(1987年11月21日テネシー州チャタヌーガUTCアリーナにて)

渋谷陽一大貫憲章とは同年代で交流が深く、渋谷がDJを務めるNHK-FMのラジオ番組『ワールドロックナウ』の年末特番で鼎談が行われるのが恒例となっている。

みうらじゅんと互いに一般人から人違いされることがある。これにちなみ、みうら本人から賞(みうらじゅん賞、2020年)を贈られた。

賞歴

2020年 - みうらじゅん賞

出演番組
現在の出演番組

テレビ

伊藤政則のROCK CITYテレビ神奈川

伊藤政則のロックTV!(BSフジ


ラジオ

POWER ROCK TODAY(bayfm

ROCKADOMFM-FUJI

ROCK ON(FM802

ROCK THE NATIONDate fmなど)

洋楽シーカーズ(NHK-FM

今日は一日ハードロック・ヘビーメタル三昧NHK-FM)※不定期放送


有線放送

HEAVY METAL SOUNDHOUSE(USEN ※CH:B-21)トータルプロデュース


過去の出演番組

テレビ

夕やけニャンニャン(フジテレビ)毎週水曜「誰も知らなかったヘビメタ」コーナー担当 → クイズコーナー「私 リカちゃん」司会進行役

PURE ROCK(TBSテレビ

輝け!ロック爆笑族(フジテレビ)

ミュージックトマト(テレビ神奈川)

BANG UP ROCK(テレビ神奈川)


ラジオ

オールナイトニッポン(ニッポン放送)『カッコマンのオールナイトニッポン』(木曜2部 1975年7月 - 9月、水曜2部 1975年10月 - 12月)[3]

TOKYOベストヒット(ニッポン放送)[3]

ペパーミントストリート 青春大通り文化放送

ROCK TODAY(ラジオ日本)[3]

電リクブラザーズ(ラジオ日本)[3]

THE ROCK(FM-FUJI)

ROCK KIDS 802(FM802)

MUSIC GUMBO TUESDAY(FM802)

A.G.U.ROCK STEADY(FM AICHI

A.G.U.ROCK STEADY HYPER(FM AICHI)

METAL SHOP(FM横浜)


代表曲

吸血鬼伝説(DO IT OURSELVES / LPレコード『評論家ロック』A-1)

海にとけこんで(DO IT OURSELVES / LPレコード『評論家ロック』A-2)

Secret Love(KENSYO ONUKI MASA ITOH / EPレコード『BIG TWO』政則サイド-1)

Demon Heart(KENSYO ONUKI MASA ITOH / EPレコード『BIG TWO』政則サイド-2)
タワーレコード渋谷店にて2018年9月22日から25日まで開催された「MASA ITO メモラビリア・フェスト -THE FINAL- “メタル聖地巡礼”」にて、上記4曲のアナログ・マスターテープに、リミックスとデジタル・リマスタリングを施した、ゲートホールド仕様ピクチャーアナログ盤を限定500枚のみ販売した。リミックスとリマスタリングは、アーチ・エネミーアット・ザ・ゲイツなどのプロデュースで有名なスウェーデンの音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニアのフレドリック・ノルドストロームが担当[12]
著書

YES 神々の饗宴(1979年、
新興楽譜出版社

マイケル・シェンカー フライングV伝説(1982年、新興楽譜出版社)ISBN 978-4401610907

コージー・パウエル 限りなき挑戦(1983年、シンコー・ミュージック)

ヘヴィ・メタルの逆襲(1985年、新潮文庫

セーソクの法則 場外乱闘エッセイ(1986年、シンコー・ミュージック)

罪と罰 オフィシャル・オジー・オズボーン・ストーリー(1986年、CBS・ソニー出版) ミック・ウォール著、翻訳:伊藤政則

断言(1993年、シンコー・ミュージック)

断言 其ノ2(1999年、シンコー・ミュージック)ISBN 978-4401701513

目撃証言 ヘヴィ・メタルの肖像(2013年、学研プラスISBN 978-4054057456

目撃証言2 ヘヴィ・メタル:魂の旅路(2014年、学研プラス)ISBN 978-4054060579

断言 1998?2008(2016年、シンコーミュージック・エンタテイメント)ISBN 978-4401643844

伊藤政則の“遺言”(2017年8月9日、シンコーミュージック)ISBN 978-4401644797

伊藤政則の“遺言”2(2018年9月27日、シンコーミュージック)ISBN 978-4401646623

ヘドバンpresents 月刊 伊藤政則(仮)(2018年9月27日、シンコーミュージック)ISBN 978-4401646616

BURRN! PRESENTS THE 伊藤政則(2019年9月14日、シンコーミュージック)ISBN 978-4401648221

伊藤政則の“遺言”3(2021年7月13日、シンコーミュージック)ISBN 978-4401650729

トークイベント

伊藤政則の『遺言』?今のうちに語っておきたいロックの歴史がある?(2016年6月6日 - )

関連項目

BURRN!

酒井康

アースシェイカー

アンセム

アウトレイジ

麻田奈美 - 交際が噂された

脚注^ a b c d “BURRN! ONLINEによる伊藤政則プロフィール”. BURRN! ONLINE. 2022年6月8日閲覧。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:34 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef