仮面の忍者_赤影
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盲目であるが、二里四方の音を感知できる。烈風斎から黄金の仮面を託され、紅影や黒影と共に影一族の館を抜け、赤影と合流する。黄金の仮面の秘密を知っている。
薄影(うすかげ) - 佐藤京一

黒影(くろかげ) - 出水憲次

紅影(べにかげ) - 千代田進一

影 烈風斎(かげ れっぷうさい) - 徳大寺伸
第4部魔風編に登場。赤影の父で影一族の頭領。陽炎に黄金の仮面を守るように伝え、紅影や黒影と共に逃がした後、魔風雷丸と戦い優勢するも、雷丸の騙し討ちに遭い、戦死する。
赤影たちの関係者
木下藤吉郎 - 大辻伺郎

竹中半兵衛 - 里見浩太郎

織田信長 - 倉丘伸太郎(卍党編)、嶋田景一郎(根来編)

ベロベロ・ペドロ - 大泉滉
第2部卍党編に登場。優秀なポルトガルの科学者で当初は死んだものと思われていたが、赤影たちがサタン、デウス、マリアの鐘を集めた時、竜牙島に生きていることが判明する。自分の存在を世間に隠すために、わざと自分の墓を作り、墓穴から海底の真下まで隠し道を掘り、そこに人工太陽によるユートピアを築き、人知れず静かに暮らしていた。弟に宣教師のジュリアン[注釈 1]がいる。
ましらの甚内(ましらのじんない) - 波多野博
第3部根来編に登場。伊賀忍者で白影の戦友。第11話では白影と会い、京都の隠し道を突き止めたが、全ては十六夜月心が彼に化けて仕組んだことだった。第13話では根来に与するふりをして、暗闇寺への道に道標を残すが、暗闇鬼堂に殺された。
金目教

甲賀流忍者である祈祷師・甲賀幻妖斎が率いる謎の宗教。霞谷(かすみだに)七人衆と呼ばれる甲賀忍者の一団を使って、金目像を中心とした本陣を建設し、京に攻め上らんと企む。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}霞谷七人衆は、歌舞伎をベースにしたキャラクター作りが行われている。[要出典]
甲賀 幻妖斎(こうが げんようさい) - 天津敏
当初は霞谷を本拠地として、霞谷七人衆に様々な指示を与えていた。配下を4人失った時、霞谷を離れ、京都で布教活動を行い、京都を占拠しようと企んだ。金目教の力を誇示するために、室町幕府の将軍・足利義昭を忍術で病気にし、快癒を祈る際、住人に金目教に帰依するよう説くが、赤影一行と闇姫の妨害により頓挫する。最後の賭けで金目像を動かして比叡山に迫るが、赤影に金目像を破壊された。
霞谷七人衆(かすみだにしちにんしゅう)

鬼念坊(きねんぼう) - 芦田鉄雄
「鉄より硬い」と豪語し、刀や手裏剣、銃も通じず、刀身も圧し折るほどの鍛えぬいた身体を持つ怪力忍者。ただ一つ鍛えようのない目が弱点で、赤影に左目を攻撃された後は、特製のヘルメットとゴーグルをつけて現れる。杖で丸鋸を操る他、杖を火炎放射器のように使うこともできる。金目像が赤影たちを抹殺しようとする際、彼らのいるお堂を破壊した時に巻き込まれ瓦礫に埋もれて死亡する。
蟇法師(がまほうし) - 近江雄二郎
敝衣蓬髪の法師スタイル。洞窟で蛙を育てており、成長したものを「千年蝦蟇」として操る。七人衆で唯一生き残り、仲間の墓前で仇討ちを誓う(10話)が、その後戦闘に参加することは無かった[注釈 2]
傀儡 甚内(くぐつ じんない) - 波多野博
傀儡師の姿をした怪忍者。黒いストッキングのような薄布を被っていて、「忍法顔盗み」で他人に化けることができる。小さな傀儡人形を等身化して操る「忍法傀儡変化」という術を持つ。甲賀のからくり屋敷では相打ち覚悟で赤影を迎え撃つも敗れる。その素顔は、口以外は眼も鼻もない白いのっぺらぼうだった。

演じる波多野博は第四部「魔風編」でも顔のない忍者・闇の黒蔵を演じている。

悪童子(あくどうじ) - 大城泰
水玉模様の西洋風道化服を着け、奇声を発する小柄な忍者。黒い忍び凧に乗り、空中から火遁攻撃を行う。白影と凧合戦を繰り広げた末敗れた。
闇姫(やみひめ) - 岡田千代
甲賀のくの一。長い髪を歌舞伎の連獅子風に振り回し、暴風を呼ぶ「忍法髪あらし」の術で赤影を翻弄する。ただし髪を切られるとこの術は使えない。幻妖斎が自分を捨て駒に使ったため幻妖斎を裏切り、幻妖斎に追い詰められた末に屋敷の屋根から転落死した。いまわの際に金目像の秘密を教えた。
朧 一貫(おぼろ いっかん) - 阿波地大輔
身体を紙や紙吹雪に変えたり、平面化することができる巨漢忍者。光でバリアを作れる他、特大の刀も使う。登場時には歌舞伎の拍子木・(き)の効果音とともに現れる。劇場版『飛びだす冒険映画 赤影』では高空に飛び上がり、急降下して巨大な高下駄に仕込んだ刃物で岩をも真っ二つにする「忍法禿鷹」で白影を襲った。幻妖斎が京都に布教目的で入った際、赤影[注釈 3]に化け、京の都で狼藉の限りを尽くす。わざと役人に捕まって投獄された赤影の命を狙うが、この赤影は替え玉で、逆にアジトへ行くところをつけられた。紙に化けて逃げようとしたところを赤影たちに取り押さえられ、幻妖斎の居場所を問い詰められるが、口封じに槍で刺し殺された。
夢堂 一ツ目(むどう ひとつめ) - 汐路章
自らの隻眼(左目)を空中に放り、巨眼「一ツ目」として操る。この目で人をさらう他、移動することもできる。さらに鎌を武器として使い、左目同様自由自在に操ることもできる。第8話では南蛮大筒職人の娘をさらい、金目教のために大筒を作らせようとするが、赤影との戦いに敗れる。
甲賀下忍衆
黒い覆面に黒装束の忍者集団。
金目像
内部に操縦室を具えた巨大な自動人形。目から光を放って金目教を信じぬ者たちに「仏罰」を加える。この光線は洗脳能力も持っている。当初は普通の目だったが、8話以降は瞳のないライトのような目になる。8話では南蛮大筒で左腕を破壊されたが、9話で修理された。11話では赤影の入っている小屋を破壊するが、赤影は無事で、誤って一緒にいる鬼念坊を殺してしまう。13話では、京の民衆と比叡山の僧兵を洗脳して、比叡山を制圧しようとするが、赤影に阻まれて破壊された。
巨大独楽[注釈 4]
幻妖斎が搭乗する、大きな独楽型兵器。視界が悪く、潜望鏡で周囲を見なければならない。
大蜘蛛
甲賀のからくり屋敷で赤影と青影を襲った巨大な毒蜘蛛。最期は、赤影の仮面の秘石に感電し殺虫された。
黒蝙蝠(くろこうもり) - 舟橋元
甲賀の抜け忍。七人衆に匹敵する実力を持つため妻子を人質に取られ、幻妖斎に手を貸す。口笛で無数の吸血蝙蝠、また火を吐く巨大蝙蝠[注釈 5]を操り、赤影に勝負を挑む。青影が彼の妻子を助けたため、戦いを中断する。
まんじ党

「南蛮からやって来た妖術者」と称する一団。南蛮人ペドロが発明した巨大エネルギーの秘密が隠された「デウスの鐘」「サタンの鐘」「マリアの鐘」の三つの鐘を手中に収めんと暗躍する。その正体は第一部で死んだと思われた幻妖斎が、甲賀忍者の一派うつぼ忍群を中心に結成した忍者集団。「大まんじ」という、飛行・潜行自在な機械仕掛けの巨大な球状の要塞兵器を操る。
甲賀 幻妖斎
金目教が壊滅した後、「大まんじ」と甲賀のうつぼ忍群を指揮してまんじ党の統領となりペドロの発明を狙う。白色のユニフォーム、白いマントを羽織っている。まんじ党七人衆を使い、デウスの鐘、マリアの鐘、サタンの鐘を巡って争奪戦を繰り広げる。13話では、漁民に化けてペドロの墓の秘密を、わざと赤影たちに教え、墓の蓋を開けたところで白影を人質に取って赤影に竜牙島への道案内をさせる。
まんじ党七人衆
甲賀忍者のうち、「うつぼ忍群」に属する七人の精鋭から成り、各人の個性に合わせた七色のパーソナルカラーでコーディネートされたフェイスペイント+ユニフォームに黒マント(裏地は個々のパーソナルカラー)という非常に視覚的に派手な出で立ちで、額には「卍」のマークを貼り付けている。当初は、白いガスマスク風の覆面+スイムキャップ風の頭巾で素顔を隠していた。
不知火 典馬(しらぬい てんま) -
小田部通麿
赤色のユニフォームとメイクで登場する火遁忍者。背中に油筒を仕込み、「ファイヤー」と叫んで火焔攻撃を行う。人語を解する鳥のアミーをスパイとして赤影一行に送り、一行を偵察させる。
アミー
典馬が飼っているセキセイインコ。まんじ党七人衆に含めないが人語を解する。赤影一行を漁船におびき寄せるが、典馬が船を破壊し赤影一行ともども巻き添えにしたため、最後に典馬を裏切り、赤影一行についた。
魚鱗 流泊(ぎょりん りゅうはく) - 有川正治
青色のユニフォームとメイクで登場する水遁忍者。二挺の大鎌を振り回す「忍法水かまきり」や、水圧で石塀も穴だらけにする「忍法水鉄砲」などの技を使う。
白蝋鬼(はくろうき) - 石丸勝也
白地に黒斑点のユニフォーム、白いメイクで登場する老忍者。「忍法小人変化」で掌サイズに身体を縮小できる。逆に右腕を巨大化させることもできる。また蝋を吐き、相手の全身を蝋引き状態にして動きを封じる(窒息させて殺すこともできる)。ギヤマンの鐘のありかを聞き出すためにジュリアンを襲う。
猩猩 左近(しょうじょう さこん) - 鈴木金哉
茶色のユニフォームとメイクで登場する。「忍法針紋鬼」として、全身を銀色の針で覆った姿に変え、球状になって体当たりする。毛針を息で吹いて飛ばす他、ボール状の針爆弾も使う。

後に『仮面ノリダーV2』に登場する悪の軍団・ゲロジョッカーの最高司令官 猩々右近(しょうじょう うこん)のネーミングの元ネタとなった。[要出典]

魔老女(まろうじょ) - 新屋英子
数百年も生きながらえている甲賀の老くの一。幻妖斎も「オババ」と呼んで一目置いている。黄色のユニフォームに青いメイクで登場。若い美女に化ける変装術を持つ。毒薬に精通し、何度でも蘇る不死身の身体を持っており、傀儡人形を等身化して操る「忍法生き昇天」、骸骨を操る「忍法死人操り」、雪で相手の動きを止める「忍法雪固め」の術を使う他、水晶玉の中に隠れることもできる。
むささび道軒(むささび どうけん) - 山口幸生
緑色のユニフォーム、メイクで登場する。むささびの集団を操り、自らも巨大なむささびの怪獣に変身する。飛行能力を持つが、マントがなければ飛べない。
黒道士(くろどうし) - 滝恵一
白黒縞(ゼブラボーダー柄)のユニフォーム、黒い口覆いで登場する。巨大なビーチパラソルに掴まって空を自在に飛ぶ「忍法つむじ傘」[注釈 6]という術を持つ。「火吹き竹」という火薬筒を使い、白影の忍凧と度々空中戦を繰り広げた。予備の傘を盾にして使うこともあり、傘を破壊されれば逃走用にパラシュートやジェットパックも使う。オーソドックスな忍術も使い、苦無を相手の影に刺す「忍法影縫いの術」で相手の動きを縛る。
まんじ党下忍
七人衆の下で手足となって働く下級忍者。黒い全身タイツにベルト、黒マント、目抜きの白い頭巾と南蛮風のいでたちをしており、胸に「卍」のマークを付けている。忍刀や弓矢を使わず、ナイフやマスケット銃といった水兵を連想させる武器を使う。
大まんじ
まんじ党の本拠ともなっている円盤型の巨大要塞で飛行能力と潜水能力を持ち、通信機器なども内蔵している。特に舷側から突き出す6連装の大筒による砲撃は絶大。第2部13話では潜水能力で竜牙島の海底に潜り、ペドロのユートピアの真上に大穴を開けた。幻妖斎はペドロをこれに乗せてユートピアを立ち去るが、白影が黒道士に化けてしかけた爆弾が爆発したため大破する。幻妖斎、ペドロ、白蝋鬼、黒道士はこの爆発で死亡した。
根来忍軍

紀州根来山中の「暗闇寺」に巣食う、根来忍者の一派。


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