代々木村
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1878年(明治11年)、郡区町村編制法による代々木村は南豊島郡に包括されていた[2]。1889年(明治22年)市制町村制の施行により代々木村は幡ヶ谷村と合併、代々幡村となった。(この時、現在の渋谷区に相当する地域としては他に渋谷村千駄ヶ谷村があった)

1896年(明治29年)、これら「渋谷3村」は南豊島郡が東多摩郡と合併して誕生した豊多摩郡に引き継がれた。1915年(大正4年)、代々幡村は前述の渋谷3村のなかで最後に町制を施行して代々幡町となった。

1932年(昭和7年)、代々幡町渋谷町千駄ヶ谷町と合併、東京市渋谷区(大東京35区のひとつ)となった。渋谷区は1943年(昭和18年)の東京都政への移行、1947年(昭和22年)の東京23区への再編においても区域は変わらず現在に至っている。
村名の由来

諸説あるが、明治神宮の御苑東門の近くにモミの大木が代々あったことからとされている[3]。大木は高さ54メートル、幹の周囲は11メートルと推定され、江戸時代から旅人の目印として有名な大木だったが、明治中期に枯れ、1945年5月の空襲米軍機が樹上に墜落し焼失した[3][4]
脚注[脚注の使い方]^ “地名の由来”. 渋谷区. 2021年1月10日閲覧。
^ “渋谷区の歴史”. 渋谷区. 2021年1月10日閲覧。
^ a b「代々木」起源トナリシ樹木 明治神宮創建直後の鮮明写真が見つかる東京新聞 2017年7月12日 夕刊
^ 明治神宮の巨大モミ 名木「幻の写真」七飯に 現存は数枚「貴重な資料」北海道新聞、2017年8月7日

関連項目

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