代々木上原駅(よよぎうえはらえき)は、東京都渋谷区西原三丁目にある、小田急電鉄・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。 小田急電鉄小田原線と、東京メトロ千代田線が乗り入れている。千代田線は当駅が終点であるが、一部列車が当駅を介して小田原線と相互直通運転を行っている。当駅は両社の共同使用駅であり、小田急電鉄の管轄駅である。 小田急電鉄の駅には「OH 05」、東京メトロの駅には「C 01」の駅番号が設定されている。 小田急電鉄の駅長所在駅であり、「新宿管区代々木上原管内」として、参宮橋駅 - 当駅間を管理している[2]。なお、東京メトロの駅としては、表参道駅務管区明治神宮前地域の被管理駅である[3]。 駅開設当時の「代々幡上原」は、当時の地名(東京府豊多摩郡代々幡村大字上原)に由来するものである。 現在の「代々木上原」は、1932年(昭和7年)10月10日、東京市15区に隣接する5郡82町村の東京市への編入によって、渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町が合併して東京市渋谷区が成立した際に変更された住所である「東京府東京市渋谷区代々木上原町」から後日変更したものである。 4321
概要
歴史代々木上原駅周辺の空中写真(1975年1月20日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1927年(昭和2年)4月1日:代々幡上原駅(よよはたうえはらえき)として開業。
1941年(昭和16年)10月15日:代々木上原駅(よよぎうえはらえき)に改称。
1945年(昭和20年)
6月1日:営業休止。
12月1日:営業再開。
1976年(昭和51年)
5月:下り線高架化[4]。
7月11日:上り線高架化[4]。
1977年(昭和52年)10月18日:新駅舎完成(翌年の帝都高速度交通営団千代田線との相互直通に備えたもの)[5]。旧駅は現存する商店の「紅谷」の位置が改札口であった(現駅舎の東口付近)。
1978年(昭和53年)
3月31日:営団地下鉄千代田線・代々木公園 - 代々木上原間が開通し、小田急小田原線との相互直通運転開始。同時に日本国有鉄道(現・東日本旅客鉄道)常磐線(各駅停車)と直通運転開始。また、乗換駅として小田急線急行・準急の停車駅となる。
8月1日:営団が地震警報装置新設[6]。
1993年(平成5年)3月17日:商業施設「アコルデ代々木上原」オープン[7]。
2002年(平成14年)3月23日:小田原線に湘南急行・多摩急行新設、停車駅となる[8]。
2004年(平成16年)
4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、千代田線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)へ移管[9]。
12月11日:小田原線に快速急行・区間準急新設、停車駅となる。湘南急行は快速急行設定に伴い、廃止。
2007年(平成19年)
2月1日:小田急定期券うりば営業終了。
3月18日:ICカード「PASMO」が利用可能となる[10]。
2008年(平成20年)3月15日:小田急特急ロマンスカーが千代田線へ乗入開始[11]。当駅では運転停車扱いである。
2011年(平成23年)6月23日:商業施設「アコルデ代々木上原」がリニューアルオープン[12]。
2018年(平成30年)3月3日:当駅 - 梅ヶ丘駅間複々線化[13]。
2019年(令和元年)10月12日:千代田線ホームでホームドア使用開始。
2020年(令和2年)3月22日:小田急線ホームでホームドア使用開始。
駅名の由来
駅構造
代々木上原駅
配線図
凡例