人魚
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^ スウェーデンでは他にも、sjo-kona ('海の女'。エストニアルフヌ島方言:sjo-kuna)[180]なども'海の女'を意味する人魚名。
^ 「人魚の伝言」型(": The Mermaid's Message"; ノルウェー語: Havfruas spadom)。移動伝説の英名("Migratory Legend")よりML番号と略称される。
^ グリーム・インギャルズソン Grimr Ingjaldsson。『植民の書』に記述。
^ スカールム Skalm という牝馬が、積荷の下になったまま地べたに伏した場所。
^ "Hafsfmannen"
^ "Rosmer Havmand"
^ 蛇足だがイプセンの戯曲「ロスマースホルム(英語版)」の主人公名称は人魚ロスマーに着想を得ている。
^ "Hafsfrun"/"Havsfruns tarna"
^ "margygr, hafgygr ('mer-troll')".
^ 中野他訳にもあるようトリトンはもとは一柱の「半身半魚の海神」だったが、後にトリトンという不特定多数の海の怪異のこととされた。
^ リスボンの使節団がティベリウス帝に報告した内容が一般のトリトンの図像と合致する、ということ。
^ リオ・デ・オロ(現今のヤケ・デル・ノルテ川(英語版))。
^ 森田は「ハドソンの人魚は、全身乳白色で美しい声を出すところから「海のカナリア」と呼ばれるベルーガ(シロイルカ)か」イッカクと推察する。
^ 同書に詳述されるが、ブラジルで(オランダ)西インド会社の商人が「海人(ホモ・マリヌス)」を捕えている(ラテン語原文: prope Brasiliam.. captus suit homo marinus[241][248]。ただしウェブスターの古英訳では「ブラジル」が欠落する:"a Sea-Man taken by the Merchants of the West-India Company"。
^ ラテン名ペトルス・パヴィウス
^ 中丸 2015, p. 14が"ヨハネス・デ・ラエトの解剖結果"とまとめるには語弊があると思われる。
^ バルトリンは首がなく(頭がそのまま胴体につながる)、乳を分泌する乳房をもつ個体について説明しているが[249]、これはじつはブラジルではなく南アフリカの喜望峰ちかくの「クアマ川」で捕獲された個体についてベルナルディーノ・ジンナーロ(ベルナルディヌス・ギンナルス、1577?1644)より引用した内容である[49][248]
^ 「海馬」は、水象牙を得られる生物。南方は『正字通』(1627)にある「落斯馬(ロスマ)」について、これはノルウェー語ロス・マー(セイウチ[251])のことであると説明しており、オランダの中国学者シュレッゲル(グスタフ・シュレーゲル)による「ウニコール(ユニコーン)」を駁しているが[252]、一部の西洋の識者の間ではかつて、海棲のユニコーンのごとき一角の馬がいると伝わっていたことは、エラスムス・フランシスキ(英語版)の挿絵でも明らかである:Francisci 1668, p. 1406 向かい Plate XLVII。
^ この勇斯東(ヨンストン)よりの模写とする絵が、『六物新志』(「人魚図」牡・牝)に転載されている[259]
^ アントロポモルポス Anthropomorphos と、原書(キルヒャー[260]やヨンストンのラテン語版では綴っている(上図、銅版画の見出し参照)[258]。これをヨンストンのオランダ語訳の本文では Anthropomorphus に綴りを変えているものの、銅版画は同一を使いまわしているので Anthropomorphos のままになっている[271]
^ 細かい点だが、原典(キルヒャーやヨンストンのラテン語著作物)のなかでは「ピスキス・アントロポモルポス」(: piscis anthropomorphos; : ανθρωπ?μορφο?)と称してラテン語とギリシア語の合成語になっている(なお原文ではpisceと綴るがこれは奪格、すなわち「○○魚について De?」の句形の用法で、主格に直すと piscisである。)[260][258]
^ このほかインド人(原住民)が人魚と夜毎に性交を行い、その胸から下は人間の女性のようだったという証言(懺悔内容)が記録されている[268]
^ スペイン語名は、当時の書籍によって綴りがだいぶ異なる。すなわち近世スペイン語(スペイン語版)(あるいはガリシア語)名は、ぺチェ・ムヘル(peche muger,[260])、ペス・ムリェール/ぺシェ・ムリェール(pez muller, pexe muller[266])などである。カナ表記は暫定。
^ なお、ヨンストン『図譜』1660年蘭訳本[271]からの重訳になると、「ペッヒ・ムーヘル」,すなわち婦魚と呼ぶ。と九頭見は音写するが[265]、それだとオランダ式発音なので本文では置く。
^ ナバレテは、そのやや後年の著述で、そのラテン訳名ピスキス・ムリエル(piscis mulier[45])を記載する。
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