人造人間_(ドラゴンボール)
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『ドラゴンボール大全集』『ドラゴンボール超全集』などでも元々は人間だったと解説されており[18]、加えてフラッペ博士とドクター・ゲロが人造人間開発チームの同僚だった可能性も示唆している[18]。またアニメでは、村の者を皆殺しにすると言われて命令に従っていたことが明かされており、初登場シーンでは首と両手両足に繋がれていた鎖を自力で破壊したり、マッスルタワーの階下を破壊して倒壊させているほか、マッスルタワー崩壊後はフラッペ博士により体内の爆弾を除去されている。アニメのピッコロ大魔王編では、スノが出かけていたキングキャッスルがピッコロに占拠されたので彼女を心配して現場に向かい、合流して共に負傷者の救護に当たった。「魔族の戦士」を気取る不良少年たちに妨害されたが、彼らの武器を叩き落して威圧し、病院に案内させる。後年、原作者の鳥山明は、19号のようなドクター・ゲロにより造られた全人工製と答えており[17]、劇場版『ドラゴンボール 最強への道』とスピンオフ作品『ドラゴンボールSD』も、この設定に準じている。劇場版『最強への道』ではマッスルタワーの最終兵器として登場。飛行機能を有しており、深緑の服を着用していた。悟空を追い詰めるが本来の戦いを嫌う性格ゆえ殺すことができずホワイトに爆破されそうになるが、悟空により救われる。ホワイト将軍たちを警察に引き渡した後、ブラック参謀に苦戦する悟空を助け半壊状態に陥るが、ドラゴンボールの力により体内の爆弾を取り除いた上で復活した。『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』の心優しき人造人間編では、悟空抹殺のため未来から襲来した16号と戦うこととなる。『ドラゴンボール超』では第66話にて、未来トランクスがいるもう一つの歴史では人造人間17号・18号やゴクウブラックによる災厄を生き抜いていたことが判明し、どこか山腹の避難壕前でトランクスに気が集まっていく様子に驚いていた。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では2021年のハロウィンキャンペーンにて17号と共に活躍するオリジナルストーリーイベント「一触即発!?ふたりの人造人間」が開催された。オリジナルストーリーではムラサキ曹長の五つ子の弟たち[注 7]に拉致され、改造されてしまい暴走してジングル村の人々を襲うようになってしまうが、ジングル村の人々にケガをさせてはいなかった。その後セルとの激闘後にドラゴンボールで生き返り、自然保護官として勤めていた17号により正気に戻り、その後17号と協力して五つ子たちを倒した。ジングル村に帰る際、17号からあくまで一時的なショックを与えただけなのでちゃんとカラダを調べてもらった方がいいと言われ、それに承諾した。『ドラゴンボールZ カカロット』ではランダムで出現するNPCやサブストーリーのキャラクターとして登場。サイヤ人編ではレッドリボン軍のロボットが暴れていたために退治に来ていた際に悟空と再会。戦いが嫌いな8号に代わってロボットを退治した悟空に、村で取れた野菜を礼として手渡した。人造人間編では体に不調を起こし、悟空の紹介でブリーフ博士の修理を受けるも、人間ベースの17号たちの設計図は応用できず、同じ機械の16号とも年式が違うために修理は難航する。しかし悟空がドクター・ゲロの研究所から古い開発資料を見つけたことで修理に成功する。この際にはブリーフは改めてドクター・ゲロを天才と呼ぶほど8号の構造に感嘆していた。また、恐竜を乱獲する密猟者を説得していた際に未来のトランクスとも出会っており、悟空の知り合いと知るとトランクスも自分の友達だと言った。トランクスも「とても不思議な感覚を持つ人」と評しており、また「ハッチャン」としか名乗らなかったこともあって彼が人造人間だとは気付かなかった。
16号
声 -
緑川光大柄なロボットタイプの人造人間。たくましいボディを持つ巨漢で、モヒカン頭とプロテクターが特徴。セルを除く人造人間の中では最強の力を持ち、本編中、16?18号の3体の中では最後に目覚めた。17号、18号と同様の永久エネルギー炉を搭載しているほか、17号、18号にはないパワーレーダーが内蔵され、相手の強さと位置が判る[19]。寡黙で口数が少ないことから、当初17号と18号からも得体のしれない人物として見られていた。その本質は自然と動物を愛する心優しい性格をしており、無用な戦いを嫌う温厚な一面から、強大なパワーを持ちながらもゲロからは失敗作扱いされていた[注 8]。しかし唯一プログラムされている「孫悟空の殺害」という指令に対しては忠実であり、ブルマやクリリンたちと和解しても悟空にだけは気を許すことは無かった[注 9]。作中では明かされていないが、16号はドクター・ゲロが若くして死亡した自分の息子をモデルとして作成している[20]。息子はレッドリボン軍の上級兵士だったが敵の銃弾に倒れており、我が子への特別な思いからゲロは強力なパワーと爆破装置を与えたが、同時に戦闘で破壊したくないという思いも働き、穏やかな性格にしてしまい人造人間としては失敗作となってしまったとされる[20]。またドクター・ゲロは17号たちが16号を起動させる際には「お前たちの首を絞める」「この世界そのものを滅ぼしたいのか」と警告し、必死で起動を止めようとしていた。また、失敗作としていながら廃棄しなかった理由については、17号と18号の問い掛けに対して「作り直すつもりだったんだ!」と答えている。ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』のサブストーリー「永遠の友」では、16号のモデルになった人物の名前が「ゲボ」であると判明する。また、同ゲーム内の辞典「Z大全集」でキャラクターの章の人造人間16号のページ[注 10]に16号の性格とは全く異なる悪人だったことや、コードネームは「ゴールド」だったことが記載されている。映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』では16号のモデルが「ゲボ」であることと、その容姿が16号そのものであったことが描写されており、また、弟(Dr.ヘドの父)がいたことが判明している。着脱式の両腕内部には強力なビーム砲「ヘルズフラッシュ」が搭載されているほか、腕自体をロケットパンチ[注 11]としても発射可能。他にも最終手段として、自爆するための超高性能爆弾が体内に内蔵されていたが、ブリーフ博士が修理した際に「物騒だから」と取り除かれた[注 12]。アニメ版では第1形態のセルとの戦闘時に、1度だけ目から熱線を発射したことがあった。セルが現れた際に初めて戦うことを決意し、いくつもの都市の人間の生体エキスを吸収したことでピッコロや17号よりはるかに強くなった第1形態のセルと互角に渡り合うが、17号を吸収し第2形態になったセルには力及ばず、右側頭部を破壊され敗れる。その後、クリリンにカプセルコーポレーションへ自分を連れて行くよう頼み込み、ブルマとブリーフ博士の手で修理され再びセルと戦うためにセルゲームに参加。
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