原作やアニメ本編に登場しなかった人造人間のうち、13号から15号は劇場版『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』でドクター・ゲロの遺志を継ぐ人造人間として登場。原作ではドクター・ゲロの手により15号まで処分済みであり[25]、「問題はあったようだが、13?15号は特に完成度が高かったらしい」という解説で触れられている[26]。キャラクターデザインは鳥山だが、このうち14号と15号はアニメスタッフの手により、当初のナンバリングを逆に変更された。詳細は劇場版の項を参照。 劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』、およびその前日談を含めた漫画版「スーパーヒーロー編」にてドクター・ゲロの孫であるDr.ヘドが新たに造り出した人造人間として登場。ガンマたち以前にヘドによって造られた人造人間もおり、霊安所から盗み出した死体に簡単な人造人間加工をして働かせ、資金を得ていた。また、本作ではゲロがレッドの息子マゼンタの資金援助を受けて人造人間を開発していたことが明かされた。漫画版では以下の他、ダンスパーティに潜り込むために女学生の人造人間を作ったことが示唆されている。ガンマ1号、ガンマ2号、セルマックスの詳細は劇場版の項を参照。 ガンマが人造人間のどのタイプに属するかは不明だが、悟飯は1号と交戦中に「ロボットじゃないな、人造人間か」と看破しており、1号もそれを認めていた。
13号
声 - 曽我部和恭(劇場版第10作『極限バトル!!三大超サイヤ人』)、遠藤守哉(『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』以降のゲーム)劇場版の3体の中では最後に目覚めた人造人間で、リーダー格。14号、15号と異なり外見は一般の人間に近い。14号と15号が破壊された後は、2体の残骸の中から部品を取り込んでパワーアップを果たし、合体13号となって悟空たちを襲う。
14号
声 - 江川央生かなりの巨体で肌は白く、辮髪を結っている。13号とは違い人語はほとんど話さず、機械的に「ソン・ゴクウ」と繰り返し音声を発するのみである。また、他の2体に比べ表面的な表情の変化などにも乏しく、ほぼ常に無表情で戦闘を行う。
15号
声 - 小林俊夫外見はかなり小柄で肌の色は紫、派手な色の服装を着用。また、頭頂部と眼球部はほぼ機械のままであり、大きな帽子とサングラスを身に着けて隠している。14号と同じくほとんど人語を喋らないが、声や表情で笑いを見せることがあった。
ドラゴンボール超
ガンマ1号
声 - 神谷浩史ヘドが造り出した人造人間の1号機。忠誠心が強く冷静沈着な性格。
ガンマ2号
声 - 宮野真守ヘドが造り出した人造人間の2号機。ノリが軽く挑戦的な性格。
セルマックス
声 - 若本規夫ゲロのデータを基にヘドが完成させた新生レッドリボン軍の最終兵器。かつてのセルをはるかにしのぐ強さと巨体を持つ。
コンビニで働いていた人造人間
ヘドが霊安所から盗み出した死体に簡単な人造人間加工を施したもの。作中では3体の存在が確認できる。
アルファ12号
前日談に登場。Dr.ヘドが死体を改造して造った人造人間の1体。アメフト選手の恰好をしており、ある程度の衝撃には耐えられる耐久性を持つ。ノーマル状態のトランクスのパンチではびくともしなかったが、超サイヤ人化したトランクスの一撃には耐えられなかった。
ベータ1号
前日談に登場。Dr.ヘドが死体を改造して造った人造人間の1体。一見すると人間の美男子だが、首の部分から継ぎ接ぎが見える。アルファ12号よりは高い戦闘力を持つ。ディスクを持ち去った犯人を捜すべく「ベーター」を名乗ってブルーハルハイスクールに転入した。常人離れした身体能力を持つトランクスを犯人と睨み、様々な攻撃を仕掛けるも全てかわされ、最終的につい軽トラックを持ち上げてしまった悟天にターゲットを切り替えて正体を現す。