人造人間_(ドラゴンボール)
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気を持たない体質を生かしセルの隙を突いて共に自爆しようとしたが、ブリーフ博士たちに修理された際に爆弾を取り除かれていたため失敗し、全身を破壊される[注 13]。最期は、頭部だけになりながらも悟飯に助言を行い、地球の未来を悟飯に託した直後、セルによって完全に破壊された。これにより悟飯は超サイヤ人2への覚醒を果たした。セルゲームでは胸のレッドリボン軍のマークに代わりカプセルコーポレーションのロゴマークが張られていた。セルに破壊された後もドラゴンボールで蘇った描写は存在しない。話しかけられても必要以上の言葉は発さず、悟空とセル以外の人物は敵視せず積極的に戦闘に参加することもない。しかし17号、18号と旅を共にするうちに彼らを仲間として見るようになり、セル襲来時には2人を守るためにその戦闘能力を発揮した。18号と共にセルから逃亡している最中も彼女だけは助かるよう促したり、我が身よりも18号が逃げ延びることを第一に考えたりと的確な判断や発言も多く、悟飯に助言した際にセルからも「いいアドバイス」と評されている。ゲーム『Sparking! METEOR』の心優しき人造人間編では、少年時代の悟空を抹殺しにタイムマシンで悟空がマッスルタワーを攻略した直後の過去世界へ向かう。悟空を守るため立ちはだかる8号と戦うが、本来のパワーを出せずに苦戦する。また、ルートによっては悟空たちと和解する。この作品ではドクター・ゲロは研究の末に、高度な科学力と悟空が持つ人の心が1つになったとき究極の人造人間が生まれる可能性を見出しており、無から作られた人造人間でありながら不安定な人の心を持つ16号がその失敗作の1体だったことが説明されている。ドクター・ゲロと戦わせると、「お前に従うようにはプログラムされていない」と発言し、創造主を倒すことに全くためらいを見せない。彼と同じく悟空抹殺を目的とする13号と戦わせると、「孫悟空を殺すのはオレの任務だ」とライバル視する。なお『Sparking!シリーズ』や『レイジングブラストシリーズ』では原作にて不発に終わった自爆も使用でき、自分の体力を1残して相手にダメージを与えることができる。自然を愛する性格はゲームにも現れており、『ドラゴンボールZ 真武闘伝』やアーケードゲームドラゴンボールZ2 Super Battle』のエンディングでは自然や動物たちと共に生活している。
17号
声 - 中原茂人間の少年である「ラピス」を改造した人造人間で、18号の双子の弟。永久エネルギー式。詳細は「人造人間17号」を参照
18号
声 - 伊藤美紀人間の少女である「ラズリ」を改造した人造人間で、17号の双子の姉。永久エネルギー式。詳細は「人造人間18号」を参照
19号
声 -
堀之紀(Z、)、稲田徹GT)白い肌で鋭い目つきに、太った体型をしている。作中にてゲロの命令に唯一忠実な人造人間。技術者としての能力もあり、ドクター・ゲロを人造人間20号に改造した。メカタイプの全人工製で、安定性を重視し旧型のエネルギー吸収式を採用している。20号に対しては敬語で話す。性格は冷静だが、エネルギーを吸収する際は「ひゃあっ」と奇声を上げたり、不意打ちしたベジータに対し20号に自分と戦わせるように懇願するなど気性の強い一面も見せる。帽子の下は20号と同じく透明なドーム状になっており、内部には電子頭脳が見える。その昔、ドクター・ゲロが戦利品として持ち帰った、敵の基地の司令室に飾ってあった人形がモデルになっている[20]。当初は超サイヤ人に変身した悟空に一方的に押されるも、心臓病の影響で消耗した悟空を追い詰め、悟空の首を掴みエネルギーを吸収するが、ベジータの妨害により吸い尽くすことには失敗する。悟空のエネルギーを大量に吸収したことで自身のエネルギーを大幅に上げ、超サイヤ人に変身したベジータと交戦するが全く歯が立たず、ベジータの手首を掴んで彼のエネルギーを吸収するも逆に両腕を引きちぎられ、恐れをなして逃走したがベジータの「ビッグ・バン・アタック」で頭部だけを残し破壊された。なお、未来世界からやってきたトランクスはその存在を知らず、19号の残骸を見て驚愕していた。『GT』では孫悟天とトランクスに存在を察知され、建物の間に気功波を撃ち込まれあっさり破壊された。
20号
声 - 矢田耕司(Z、GT、改、劇場版第10作)、沢木郁也(ゲーム『フュージョンズ』以降のゲーム作品)ドクター・ゲロが19号に命じて自らを改造した姿。能力は19号同様にエネルギー吸収式である。詳細は「ドクター・ゲロ」を参照
セル
声 - 若本規夫ドクター・ゲロが開発したコンピュータにより、戦闘の達人たちの様々な細胞を組み合わせてできたバイオテクノロジーによる人造人間。17号と18号を吸収することにより完全体となる。詳細は「セル (ドラゴンボール)」を参照


セルジュニア
声 -
沼田祐介[21][22]島田敏SFCゲーム『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』)、中原茂(PSゲーム『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』)、鈴置洋孝PS2ゲーム『ドラゴンボールZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ、データカードダスドラゴンボールヒーローズ』)、藤本たかひろ(改、PSPゲーム『ドラゴンボール タッグバーサス』)完全体となったセルが生み出した、セルの子供[23]にして分身[23]。体色は水色と黒の斑点で、完全体のセルを子供にしたような容姿をしている。性格は残忍であり、戦闘力もセルゲームに向けて再び精神と時の部屋で修業したベジータやトランクスでやっと互角に戦えるほどに高い。ピッコロは若干押され、地球人の戦士3人(クリリン、ヤムチャ、天津飯)とセルとの試合で消耗していた悟空は圧倒された。まともな言葉を発声することは非常に少なく奇声を発することが多いが、クリリンの攻撃をかわした際や天津飯を蹴った時など喋っている。作中ではセルが悟飯を怒らせるため、彼を除く戦士たちを痛めつける目的から7体を産み出すが、超サイヤ人2に覚醒した悟飯によってそれぞれが一撃で倒された。アニメ『Z』では、産むときには7体だったが最終的に8体が倒されている。原作での、悟飯がセルジュニアを撃破する際の臓器が飛び出る場面は、アニメでは爆発して死亡する演出に置き換わっている。アニメではピッコロも何とか互角に近い闘いを繰り広げており、ヤムチャと天津飯も戦闘序盤は協力して闘えば何とか抵抗してみせるなど、戦闘描写が追加されていた。


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