人造人間_(ドラゴンボール)
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オリジナルストーリーではムラサキ曹長の五つ子の弟たち[注 7]に拉致され、改造されてしまい暴走してジングル村の人々を襲うようになってしまうが、ジングル村の人々にケガをさせてはいなかった。その後セルとの激闘後にドラゴンボールで生き返り、自然保護官として勤めていた17号により正気に戻り、その後17号と協力して五つ子たちを倒した。ジングル村に帰る際、17号からあくまで一時的なショックを与えただけなのでちゃんとカラダを調べてもらった方がいいと言われ、それに承諾した。『ドラゴンボールZ カカロット』ではランダムで出現するNPCやサブストーリーのキャラクターとして登場。サイヤ人編ではレッドリボン軍のロボットが暴れていたために退治に来ていた際に悟空と再会。戦いが嫌いな8号に代わってロボットを退治した悟空に、村で取れた野菜を礼として手渡した。人造人間編では体に不調を起こし、悟空の紹介でブリーフ博士の修理を受けるも、人間ベースの17号たちの設計図は応用できず、同じ機械の16号とも年式が違うために修理は難航する。しかし悟空がドクター・ゲロの研究所から古い開発資料を見つけたことで修理に成功する。この際にはブリーフは改めてドクター・ゲロを天才と呼ぶほど8号の構造に感嘆していた。また、恐竜を乱獲する密猟者を説得していた際に未来のトランクスとも出会っており、悟空の知り合いと知るとトランクスも自分の友達だと言った。トランクスも「とても不思議な感覚を持つ人」と評しており、また「ハッチャン」としか名乗らなかったこともあって彼が人造人間だとは気付かなかった。
16号
声 -
緑川光大柄なロボットタイプの人造人間。たくましいボディを持つ巨漢で、モヒカン頭とプロテクターが特徴。セルを除く人造人間の中では最強の力を持ち、本編中、16?18号の3体の中では最後に目覚めた。17号、18号と同様の永久エネルギー炉を搭載しているほか、17号、18号にはないパワーレーダーが内蔵され、相手の強さと位置が判る[19]。寡黙で口数が少ないことから、当初17号と18号からも得体のしれない人物として見られていた。その本質は自然と動物を愛する心優しい性格をしており、無用な戦いを嫌う温厚な一面から、強大なパワーを持ちながらもゲロからは失敗作扱いされていた[注 8]。しかし唯一プログラムされている「孫悟空の殺害」という指令に対しては忠実であり、ブルマやクリリンたちと和解しても悟空にだけは気を許すことは無かった[注 9]。作中では明かされていないが、16号はドクター・ゲロが若くして死亡した自分の息子をモデルとして作成している[20]。息子はレッドリボン軍の上級兵士だったが敵の銃弾に倒れており、我が子への特別な思いからゲロは強力なパワーと爆破装置を与えたが、同時に戦闘で破壊したくないという思いも働き、穏やかな性格にしてしまい人造人間としては失敗作となってしまったとされる[20]。またドクター・ゲロは17号たちが16号を起動させる際には「お前たちの首を絞める」「この世界そのものを滅ぼしたいのか」と警告し、必死で起動を止めようとしていた。また、失敗作としていながら廃棄しなかった理由については、17号と18号の問い掛けに対して「作り直すつもりだったんだ!」と答えている。ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』のサブストーリー「永遠の友」では、16号のモデルになった人物の名前が「ゲボ」であると判明する。また、同ゲーム内の辞典「Z大全集」でキャラクターの章の人造人間16号のページ[注 10]に16号の性格とは全く異なる悪人だったことや、コードネームは「ゴールド」だったことが記載されている。映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』では16号のモデルが「ゲボ」であることと、その容姿が16号そのものであったことが描写されており、また、弟(Dr.ヘドの父)がいたことが判明している。着脱式の両腕内部には強力なビーム砲「ヘルズフラッシュ」が搭載されているほか、腕自体をロケットパンチ[注 11]としても発射可能。他にも最終手段として、自爆するための超高性能爆弾が体内に内蔵されていたが、ブリーフ博士が修理した際に「物騒だから」と取り除かれた[注 12]。アニメ版では第1形態のセルとの戦闘時に、1度だけ目から熱線を発射したことがあった。セルが現れた際に初めて戦うことを決意し、いくつもの都市の人間の生体エキスを吸収したことでピッコロや17号よりはるかに強くなった第1形態のセルと互角に渡り合うが、17号を吸収し第2形態になったセルには力及ばず、右側頭部を破壊され敗れる。その後、クリリンにカプセルコーポレーションへ自分を連れて行くよう頼み込み、ブルマとブリーフ博士の手で修理され再びセルと戦うためにセルゲームに参加。気を持たない体質を生かしセルの隙を突いて共に自爆しようとしたが、ブリーフ博士たちに修理された際に爆弾を取り除かれていたため失敗し、全身を破壊される[注 13]。最期は、頭部だけになりながらも悟飯に助言を行い、地球の未来を悟飯に託した直後、セルによって完全に破壊された。これにより悟飯は超サイヤ人2への覚醒を果たした。セルゲームでは胸のレッドリボン軍のマークに代わりカプセルコーポレーションのロゴマークが張られていた。セルに破壊された後もドラゴンボールで蘇った描写は存在しない。話しかけられても必要以上の言葉は発さず、悟空とセル以外の人物は敵視せず積極的に戦闘に参加することもない。しかし17号、18号と旅を共にするうちに彼らを仲間として見るようになり、セル襲来時には2人を守るためにその戦闘能力を発揮した。18号と共にセルから逃亡している最中も彼女だけは助かるよう促したり、我が身よりも18号が逃げ延びることを第一に考えたりと的確な判断や発言も多く、悟飯に助言した際にセルからも「いいアドバイス」と評されている。ゲーム『Sparking! METEOR』の心優しき人造人間編では、少年時代の悟空を抹殺しにタイムマシンで悟空がマッスルタワーを攻略した直後の過去世界へ向かう。悟空を守るため立ちはだかる8号と戦うが、本来のパワーを出せずに苦戦する。また、ルートによっては悟空たちと和解する。この作品ではドクター・ゲロは研究の末に、高度な科学力と悟空が持つ人の心が1つになったとき究極の人造人間が生まれる可能性を見出しており、無から作られた人造人間でありながら不安定な人の心を持つ16号がその失敗作の1体だったことが説明されている。ドクター・ゲロと戦わせると、「お前に従うようにはプログラムされていない」と発言し、創造主を倒すことに全くためらいを見せない。彼と同じく悟空抹殺を目的とする13号と戦わせると、「孫悟空を殺すのはオレの任務だ」とライバル視する。なお『Sparking!シリーズ』や『レイジングブラストシリーズ』では原作にて不発に終わった自爆も使用でき、自分の体力を1残して相手にダメージを与えることができる。自然を愛する性格はゲームにも現れており、『ドラゴンボールZ 真武闘伝』やアーケードゲームドラゴンボールZ2 Super Battle』のエンディングでは自然や動物たちと共に生活している。
17号
声 - 中原茂人間の少年である「ラピス」を改造した人造人間で、18号の双子の弟。永久エネルギー式。詳細は「人造人間17号」を参照
18号
声 - 伊藤美紀人間の少女である「ラズリ」を改造した人造人間で、17号の双子の姉。
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