人造人間_(ドラゴンボール)
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当初、17号と18号の体内には爆破装置も取り付けられていたが後にクリリンの神龍への願いで取り除かれた[11]。17号や18号のような人間改造型の場合、基本は人間なので修業をすればさらに強くなれる[12]。また、細胞の劣化が遅く年のとりかたも遅くなり、食事の必要はないが水分補給は必要である[12]。17号と18号もメカタイプと同じくを持たない(自身の力はエネルギーと呼んでいる)ため、悟空たちは感知することはできない[注 2]。さらに、体内に搭載された永久エネルギー炉によりエネルギーには限界がなく、どれだけ動いても体力が落ちることがない。戦闘力が同じぐらいの者と戦う時は有利に働くため、17号や18号はベジータピッコロと戦った時はスタミナ面で優勢に立つ場面が作中で描かれている[13][14]。アニメ『ドラゴンボール超』第83話「第7宇宙代表チームを結成せよ! 最強の10人は誰だ!?」での悟飯の発言によると「人造人間17号と人造人間18号の2人は元は人間で、細胞レベルで超人に改造してあるだけ」とのこと[注 3]
バイオ人造人間[16]
遺伝子と細胞操作でコンピューターが20年以上かけて作り出した人工生命体のセルがこれに相当する。なお、原作における8号や原作に登場しない1号?7号、9号?12号は、19号と同様に全人工製である[17]。劇場版作品に登場した13号?15号は原作には登場せず、どのタイプに含まれるか不明である。この他にも原作には登場していない、アニメの『ドラゴンボールGT』に登場した究極の人造人間である超17号も存在する。
8号
- 飯塚昭三(元祖、Z、劇場版第17作、改)、宝亀克寿(ゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』)唯一、作品初期のレッドリボン軍編に登場。フランケンシュタインの怪物のような外見をした人造人間。戦いを嫌う優しい性格であり、軍にとっては失敗作である。登場後すぐに悟空と意気投合し、名前が呼びにくいために「ハッチャン」と名付けられた。この名前は本人も気に入っている[注 4]。体内には爆弾が内蔵されており、ムラサキ曹長は命令に従わないことへの報復としてリモコンで爆破しようとしたが、悟空により阻まれリモコンを破壊された。高い戦闘能力を持っているが戦いを嫌う性格ゆえ、自分を自爆しようとしたムラサキ曹長にすら手を出さなかった。しかし、ホワイト将軍が騙し撃ちで悟空を気絶させた際には激しい怒りを見せ、ホワイトを遥か遠くまで殴り飛ばした[注 5]。ジングル村に落ちていたドラゴンボールを以前外出した際に見つけていたが、ホワイトに渡すと村人が皆殺しにされることから隠し持っており、マッスルタワー壊滅後に悟空に渡す。その人柄を村長に認められ、レッドリボン軍壊滅後はジングル村で村長夫妻と共に暮らしている。魔人ブウ編では、ブウと戦っている者の正体が悟空であることに、ジングル村の人々の中でいち早く気付き、村人たちと共に悟空の元気玉に協力している。アニメでは、元々は人間でフラッペ博士により改造された人造人間[注 6]で、アニメ『ドラゴンボール』39話では、「一度死んだお前を人造人間として再びこの世に送り出してやったのは誰だ」というホワイト将軍の問いかけに対し「あなたです。ホワイト将軍」と答えているほか、42話では、ホワイト将軍やムラサキ曹長立ち会いの下、フラッペ博士が手術室で8号を改造している回想シーンが描かれた。『ドラゴンボール大全集』『ドラゴンボール超全集』などでも元々は人間だったと解説されており[18]、加えてフラッペ博士とドクター・ゲロが人造人間開発チームの同僚だった可能性も示唆している[18]。またアニメでは、村の者を皆殺しにすると言われて命令に従っていたことが明かされており、初登場シーンでは首と両手両足に繋がれていた鎖を自力で破壊したり、マッスルタワーの階下を破壊して倒壊させているほか、マッスルタワー崩壊後はフラッペ博士により体内の爆弾を除去されている。アニメのピッコロ大魔王編では、スノが出かけていたキングキャッスルがピッコロに占拠されたので彼女を心配して現場に向かい、合流して共に負傷者の救護に当たった。「魔族の戦士」を気取る不良少年たちに妨害されたが、彼らの武器を叩き落して威圧し、病院に案内させる。後年、原作者の鳥山明は、19号のようなドクター・ゲロにより造られた全人工製と答えており[17]、劇場版『ドラゴンボール 最強への道』とスピンオフ作品『ドラゴンボールSD』も、この設定に準じている。劇場版『最強への道』ではマッスルタワーの最終兵器として登場。飛行機能を有しており、深緑の服を着用していた。悟空を追い詰めるが本来の戦いを嫌う性格ゆえ殺すことができずホワイトに爆破されそうになるが、悟空により救われる。ホワイト将軍たちを警察に引き渡した後、ブラック参謀に苦戦する悟空を助け半壊状態に陥るが、ドラゴンボールの力により体内の爆弾を取り除いた上で復活した。『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』の心優しき人造人間編では、悟空抹殺のため未来から襲来した16号と戦うこととなる。『ドラゴンボール超』では第66話にて、未来トランクスがいるもう一つの歴史では人造人間17号・18号やゴクウブラックによる災厄を生き抜いていたことが判明し、どこか山腹の避難壕前でトランクスに気が集まっていく様子に驚いていた。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では2021年のハロウィンキャンペーンにて17号と共に活躍するオリジナルストーリーイベント「一触即発!?ふたりの人造人間」が開催された。
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