人生オワタの大冒険
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本作は、「孔明の罠[注釈 2]」と呼ばれるような即死トラップが多数存在し、その死の理不尽さから「鬼畜ゲー」「死にゲー」などと呼ばれるようになり[13]、2000年代中盤に人気を博した[2]

また、本作はサントリーのコーヒー飲料クラフトボスのWEB動画『Flash Back Memories』の中でも取り上げられた[2][14]
他作品への影響

本作のゲームデザインは『IWBTG』に影響を与え、そこからさらに『Super Meat Boy』や『Celeste』にも影響が及び、最終的には「死にゲー」というジャンルの基本システムとなった[4][6]。その後、本作の完成版に『IWBTG』のグラフィックを取り入れたステージが追加された際、『IWBTG』の作者であるMichael Kayin O'Reillyはキングあてに感謝のメールを送った[5]

これとは別に、ゲーム制作者のちくも本作に影響を受けて『しょぼんのアクション』を制作したと公言している[注釈 3][15]ほか、ゲーム『UNDERTALE』の作者であるトビー・フォックスも高校生の頃から本作のファンだとキングとのTwitter上でのやり取りにて明言している[16]
評価

ガジェット通信のshnskは、『人生オワタの大冒険2』について、ステージの区切りが簡略化されて遊びやすくなっていると評価している[6]GIGAZINEは、『人生オワタの大冒険2』について初代同様理不尽なトラップが多いがために、クリアした時の達成感が大きいと評価している[13]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 人生オワタの前腕に被せるように装着された銃で、前方に弾を射出して攻撃できる。『ロックマン』に登場する武器「ロックバスター」のオマージュである。
^諸葛孔明の策略のように相手を見事に引っ掛ける罠」という意味のインターネットスラング。転じて、コンピュータゲームにおいては「初回のプレイでは否応なくミスを強いられてしまうような、予測困難なトラップや敵の攻撃」を指すスラングとして用いられる。横山光輝の漫画『三国志』において、司馬懿が孔明の策に嵌ることを恐れて過剰に警戒し、些細なことにも「待て あわてるな これは孔明の罠だ」と疑いを向けていたことに由来する。
^ ちくは『しょぼんのアクション』制作後に『I Wanna Be the Guy』を知ったと振り返っている[15]

出典^ “【座談会】Flashは滅びぬ! 何度でもよみがえるさ―― あのころ、僕らが夢中になった「Flashの時代」を振り返る(後編)”. ねとらぼ (2020年12月28日). 2021年7月31日閲覧。
^ a b c touge (2020年12月10日). “Flash動画全盛期を振り返る,クラフトボスのWebCMが本日公開。“ペリー”こと宮崎吐夢さんが,未来のクリエイターにエールを贈る”. www.4gamer.net. Aetas. 2021年7月31日閲覧。
^ a b c “ ⇒王の巣窟”. king-soukutu.com. 2021年7月31日閲覧。
^ a b c d e f g h 古嶋誉幸. “「死にゲー」2Dアクションに今なお影響を与え続ける伝説的死にゲーの続編『人生オワタの大冒険2』がFlashの終焉を前に公開”. 電ファミニコゲーマー ? ゲームの面白い記事読んでみない?. マレ. 2021年7月31日閲覧。
^ a b c d e “『人生オワタ\(^o^)/の大冒険』作者に『IWBTG』作者から感謝のメール「あなたのゲームにインスパイアされた」 | ガジェット通信 GetNews”. ガジェット通信 GetNews (2010年5月13日). 2021年7月31日閲覧。
^ a b c d shnsk (2020年8月17日). “「令和最初で最後のFlashゲームとして作りました」 Flash Playerがサポート終了する2020年の夏に「人生オワタの大冒険2」が投下される”. ガジェット通信. 2021年7月31日閲覧。
^ Yokoyama, Keiichi「Flashゲーム『人生オワタの大冒険』など3作品が再公開。トラップ満載の死にゲーが、再びブラウザ上からプレイ可能に」『AUTOMATON』、2023年11月19日。2023年11月20日閲覧。
^ “2020年だぞ! 伝説の死にゲー「人生オワタの大冒険」まさかの「2」が公開 FLASH終了までティウンティウンしようぜ”. ねとらぼ (2020年8月17日). 2021年7月31日閲覧。
^ “令和最初で最後のFlashゲーム? 「人生オワタ\(^o^)/の大冒険」にまさかの新作登場【やじうまWatch】”. INTERNET Watch. 株式会社インプレス (2020年8月17日). 2021年7月31日閲覧。
^ Keiichi Yokoyama (2020年8月16日). “死にゲー2Dアクション『人生オワタの大冒険2』無料公開。Flashサポート終了が差し迫る中、まさかの新作が登場”. AUTOMATON. アクティブゲーミングメディア. 2021年7月31日閲覧。
^ a b c d e f “『人生オワタ\(^o^)/の大冒険』『ロッコちゃん』開発者のキング氏インタビュー(前編)”. おたくま経済新聞 (2013年1月25日). 2021年7月31日閲覧。
^ .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}キング [@king_75] (2020年8月15日). "Flashもあと少しで終わるという事で、令和最初で最後のFlashゲームとして「人生オワタの大冒険2」を作りました。


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