人工衛星
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また宇宙船から燃料補給や修理を行うことで寿命を延長させる計画もある[26]
軌道投入に成功した国・機関詳細は「各国初の軌道投入の年表」を参照

このリストは、自国の打ち上げ機(ローンチ・ヴィークル)で人工衛星を軌道上に到達させることに成功した国のリストである。多くの国は人工衛星を設計・製造する能力を有するが、独自開発の打上げ機で人工衛星を打ち上げることができる少数の国々の機関やその民間企業のみであり、大多数の国々はこれらに打ち上げ業務を依存することになる。
民間団体による打ち上げ能力「民間宇宙飛行」を参照

オービタル・サイエンシズトーラスロケットを用いた打ち上げを行っている。

2008年9月28日、民間航空会社スペースXファルコン1ロケットの軌道への打ち上げに成功した。これは民間が建造した液体燃料ブースターが軌道に到達した初めてのことである[27]。ロケットは長さ1.5mの模型を軌道へ打ち上げた。このRatsatと呼ばれるダミー衛星は5年から10年で大気圏で燃え尽きる[27]。そのほかにも、数は少ないがいくつかの民間会社が弾道飛行可能なロケットを開発している。

アリアンスペース三菱重工業などは宇宙機関から業務移管されて人工衛星の打ち上げを行っている。

2018年、スペースXは自社のファルコン9ロケットによるスターリンクと呼ばれる衛星コンステレーションの打ち上げを開始した。スターリンクの衛星数は2023年6月現在4600機を超えており、他の衛星全てに匹敵する数となっている。

国別の最初の人工衛星「各国初の人工衛星の年表」も参照

他国のロケットによるものを含めた その国初の人工衛星[28]国・機関初の
打ち上げ年最初の人工衛星軌道上にある衛星数[29]
2013年(2011年)時点
 ソビエト連邦
( ロシア)1957年
(1992年)スプートニク1号
コスモス2175号)1,457 (1,446)
 アメリカ1958年エクスプローラー1号1,110 (1,112)
 イギリス1962年アリエル1号0030 (28)
 カナダ1962年アルエット1号0034 (32)
 イタリア1964年サン・マルコ1号0022 (18)
 フランス1965年アステリックス0057 (49)
 オーストラリア1967年WRESAT0013 (12)
 ドイツ1969年アズール0042 (41)
 日本1970年おおすみ0134 (126)
 中国1970年東方紅1号0140 (117)
 オランダ1974年ANS0013 (12)
 スペイン1974年INTASAT0009 (9)
 インド1975年アリヤバータ0054 (49)
 インドネシア1976年パラパA10012 (11)
 チェコスロバキア1978年マギオン10005
欧州宇宙機関1979年CAT-1(英語版)0000不明 (49)
 ブルガリア1981年ブルガリア13000001 (1)
 サウジアラビア1985年アラブサット1A(英語版)0012
 ブラジル1985年ブラジルサットA10013 (12)
 メキシコ1985年モレロス1(英語版)0007 (8)
 スウェーデン1986年バイキング0011 (13)
 イスラエル1988年オフェク10011 (10)
 ルクセンブルク1988年アストラ1A(英語版)0005 (19)
 アルゼンチン1990年ルーサット0009 (9)
 香港1990年AsiaSat 1(英語版)0009
 パキスタン1990年バダ-1(英語版)0003 (3)
 韓国1992年ウリビョル1号0011 (10)
 ポルトガル1993年ポーサット-1(英語版)0001 (1)
 タイ1993年タイコム1号0007 (7)
 トルコ1994年トルクサット1B(英語版)0008 (7)
 ウクライナ1995年シーチ-10006
 マレーシア1996年ミーサット1号(英語版)0006
 ノルウェー1997年トール2号0003


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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