人口論
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脚注[脚注の使い方]^ マルサスは人口と生活資源の増加が不均衡であることについて、次のような具体的な状況を想定している。ある島国の人口は約700万名で、生活資源となる生産物がこの人口を充足させる分量だけ存在すると仮定する。25年ごとに人口は幾何級数的に1400万、2800万、5600万と増加するが、食物は算術級数的に1400万、2100万、2800万としか増加しない。1世紀の終わりには人口が1億1200万名で生活資源は3500万名分の不均衡が発生することになる。この議論は地球全体にも適用できる議論であり、仮に全世界の人口が10億名であり、生活資源は充足しているという状況を想定すると225年後の人口と生活資源の比率は512対10となり、3世紀後には4096対13まで拡大する
^ a b独立行政法人農業環境技術研究所「情報:農業と環境 No.104 (2008年12月1日) 化学肥料の功績と土壌肥料学」
^ 介在的原因とはある産業の開始や失敗、農業の衰退や農業の豊凶、戦争、労働力の節約、労賃と物価の相違などである。

参考文献

若田部昌澄「 ⇒経済学史の窓から 第7回 マルサスは陰鬱な科学者か?」書斎の窓

関連項目

人口可容論

成長の限界

賃金の鉄則

マルサスの罠

外部リンク

『人口論 00 訳序/凡例/解説/序言/前書』:新字新仮名 - 青空文庫(吉田秀夫訳)

『人口論 01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて』:新字新仮名 - 青空文庫(吉田秀夫訳)

『人口論 02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて』:新字新仮名 - 青空文庫(吉田秀夫訳)

『人口論 03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について』:新字新仮名 - 青空文庫(吉田秀夫訳)

典拠管理データベース: 国立図書館

ドイツ

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